2025/08/14投稿者:リニューケア

介護職でマイホーム購入は可能?住宅ローン審査のポイントと転職活用法

「そろそろ家族も増えてきたし、マンションを買おうかな」
「戸建てを建てて、子どもに庭で遊ばせたいな」

 

介護職として働いている方の中にも、こうした夢を持つ方は多いはずです。

 

しかし同時に、こんな不安もよぎりませんか?

 

  • 介護職の年収で住宅ローンは通るのか?

  • 勤務年数や雇用形態は影響する?

  • 転職を考えているけど、ローン審査に響く?

 

結論から言うと──介護職でも住宅ローンは通ります。


ただし、審査に通りやすくするためにはいくつかの条件や戦略があります。

 

この記事では、介護職の住宅ローン審査の仕組みから、借入可能額の目安、さらに収入アップのための転職活用法まで、わかりやすく解説します。

 

1. 介護職でも住宅ローンは通る!その理由

「介護職は収入が低いから審査が通りにくい」というイメージを持つ方もいますが、これは半分正解で半分誤解です。

 

住宅ローンの審査は、職業そのものよりも以下のポイントを重視します。

 

  • 勤続年数

  • 年収

  • 雇用形態(正社員・契約社員など)

  • 他の借入状況

  • 返済負担率(年収に占める返済額の割合)

 

介護職は景気に左右されにくく、雇用が安定している点で銀行からの評価は悪くありません。


実際に、大手銀行でも「介護職=審査不可」ということはなく、条件を満たせば十分通ります。

 

2. 勤続年数は最低1年以上が目安

住宅ローン審査で特に重要なのが勤続年数です。


ほとんどの金融機関は1年以上の勤務を目安としています。

 

  • 1年未満 → 審査が厳しい。原則、1年経過後に申請。

  • 1年以上3年未満 → 通る可能性は高いが、提出書類や信用情報を厳しく見られる。

  • 3年以上 → 銀行からの信用度が高く、通りやすい。

 

介護職の場合、途中で施設を変える方も多いですが、ローン審査前に転職すると「勤続年数リセット」と見なされるため要注意です。

 

3. 住宅ローン審査後の転職はOK?

よくある質問が「住宅ローンが通ったあとに転職しても大丈夫か?」というもの。


結論としては、ローン契約完了後であれば転職は可能です。

 

ただし、返済が毎月発生するため、極端に収入が下がる転職は避けるべきです。


住宅ローンは35年など長期にわたりますので、年収減少が家計を直撃します。

 

4. 介護職の住宅ローンが通りやすい理由

介護職は他業種に比べて、ローン審査で評価されやすい特徴があります。

 

転勤が少ない

大手企業のように全国転勤があるケースは稀で、ほとんどは同一地域での勤務です。


そのため、「マイホームを買ったのに引っ越しが必要」というリスクが低く、銀行も安心します。

 

景気に左右されにくい

介護施設は介護報酬という公的制度に支えられています。


少子高齢化が進む日本では、介護需要が減る見込みはほぼなく、安定したビジネスモデルと言えます。


極端な経営ミスがない限り、雇用が大きく揺らぐことはありません。

 

5. 借入可能額の目安

住宅ローンで借りられる金額は、年収の5〜7倍が目安です。

 

例:

  • 年収400万円 → 2,000万〜2,800万円

  • 年収500万円 → 2,500万〜3,500万円

  • 年収600万円 → 3,000万〜4,200万円

 

4,000万円の物件を目指す場合、年収500〜600万円が必要です。


もし現在の年収が届かない場合は、転職による年収アップが現実的な選択肢になります。

 

6. 年収アップのための転職戦略

介護職は施設や法人によって年収差が大きい業界です。


同じ介護福祉士でも、年収100万円以上の差が出ることは珍しくありません。

 

高年収が期待できる職場例

  • 特別養護老人ホーム(特養)

  • 公立・自治体運営の介護施設

  • 大手法人が運営する有料老人ホーム

  • 夜勤・資格手当が充実している施設

 

転職エージェント活用のメリット

  • 非公開求人で高待遇案件を探せる

  • 面接日程や条件交渉を代行してくれる

  • 年収アップ交渉に強い

  • 自分に合った職場の見極めができる

 

特に「住宅ローンのためにあと50万円年収を上げたい」というピンポイントな希望も、リニューケアなら対応可能です。

 

7. 住宅ローンと転職のベストタイミング

理想は以下のいずれかです。

 

  • 住宅ローン契約前 → 先に転職して年収を上げてから審査

  • 住宅ローン契約後 → 契約後に転職し、返済負担を軽減できる職場へ

 

注意点として、審査途中での転職は絶対NGです。


勤続年数リセットで審査が止まり、最悪の場合は不承認になります。

 

8. 実際の成功事例

事例① 年収アップ後にローン通過

40歳男性・介護福祉士
年収350万円 → 転職で年収450万円
3,000万円のローン審査をスムーズに通過し、念願の戸建てを購入。

 

事例② 契約後に転職

35歳女性・介護職員初任者研修
年収320万円でローン契約→契約後に夜勤ありの施設へ転職し、年収370万円に増加。返済負担が軽くなり、家計も安定。

 

9. まとめ:介護職のマイホームは十分可能

  • 介護職でも住宅ローンは通る

  • 勤続1年以上が目安

  • 契約後の転職は可能だが、収入減に注意

  • 借入額は年収の5〜7倍が目安

  • 年収不足は転職でカバー可能

 

10. 次の一歩:住宅ローン成功のために転職準備を

住宅ローンを通すためには、収入・雇用の安定性が重要です。


もし「今の年収では希望の家が買えない」と感じるなら、早めに転職活動を始めましょう。

 

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