2026/09/28投稿者:リニューケア

初任者研修・実務者研修で給料は上がる?介護職がすぐ年収を上げるならどっち?

「介護職として働いているけれど、給料が低い」

「初任者研修を取れば給料は上がる?」

「どうせ資格を取るなら実務者研修まで取った方がいい?」

「資格取得と転職なら、どっちが早く年収を上げられる?」

 

介護職として働いていて、できるだけ早く給料を上げたいと考えたとき、選択肢の一つになるのが資格取得です。

 

特に無資格や資格が少ない介護職の方が検討しやすいのが、介護職員初任者研修と介護福祉士実務者研修です。

 

ただし、ここで最初に知っておいてほしいことがあります。

 

初任者研修や実務者研修を取得すれば、必ず給料が上がるわけではありません。

 

資格手当を設けている職場なら給与アップにつながる可能性がありますが、資格手当がない職場や、初任者研修と実務者研修で給与にほとんど差をつけていない職場もあります。

 

そのため、「給料を上げたいから、とりあえず資格を取ろう」と考えるだけでは不十分です。

 

大切なのは、資格を取ることとその資格を評価してくれる職場で働くことをセットで考えることです。

 

特に「将来的に介護福祉士を目指したい」のか、「とにかく今の年収を早く上げたい」のかによって、選ぶ方法は変わります。

 

この記事では、

・初任者研修と実務者研修の違い
・資格を取ると給料はどれくらい変わるのか
・無資格ならどちらから取るべきか
・初任者研修から実務者研修へ進むべきか
・実務者研修を取るメリット
・介護福祉士へのキャリアアップ
・資格取得以外で年収を上げる方法
・すぐ年収を上げたい場合の職場選び

まで詳しく解説します。

 

初任者研修・実務者研修を取れば介護職の給料は上がる?

結論から言えば、資格取得によって給料が上がる可能性はあります。

 

ただし、資格を取得しただけで、自動的に全員の給料が上がる制度ではありません。

 

ここは非常に重要です。

 

介護職の給与は、

・基本給
・資格手当
・処遇改善に関する手当
・夜勤手当
・役職手当
・経験年数
・賞与
・施設形態
・勤務する地域
・法人独自の給与制度

など、さまざまな条件によって決まります。

 

例えば資格手当についても、

無資格:なし
初任者研修:月3,000円
実務者研修:月5,000円
介護福祉士:月10,000円

と設定している法人がある一方で、

 

初任者研修:手当なし
実務者研修:手当なし
介護福祉士:月10,000円

という法人もあります。

 

さらに、「初任者研修以上なら一律で同じ資格手当」という職場も考えられます。

 

つまり、どの資格を持っているかだけでは、実際の給与アップ額は分かりません。

 

まずは現在の職場の給与規程や資格手当を確認しましょう。

 

介護職の給与が基本給・資格手当・処遇改善・夜勤手当などによってどう決まっているのか詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

 

関連記事:介護職の給料はどうやって決まる?給与の仕組みを徹底解説|基本給・手当・処遇改善・夜勤で年収を上げる方法

 

初任者研修と実務者研修の違い

「どちらを取ったらいいの?」と迷う前に、それぞれの資格の位置づけを確認しておきましょう。

 

介護職員初任者研修とは?

介護職員初任者研修は、介護の基礎的な知識や技術を身につけるための研修です。

 

介護業界で初めて資格取得を考える人にとって、入り口となる資格の一つです。

 

研修時間は130時間です。

 

介護について基礎から学べるため、

「無資格で働き始めたけれど、介助方法に自信がない」

「これから介護業界へ転職したい」

「まず介護の基本を身につけたい」

という方に向いています。

 

介護福祉士実務者研修とは?

実務者研修は、初任者研修よりさらに専門的な知識や技術を学ぶ研修です。

 

無資格から受講する場合、原則450時間のカリキュラムがあります。

 

初任者研修を修了している場合は、履修した科目の一部が免除され、実務者研修では320時間となります。

 

そして実務者研修の大きな特徴が、実務経験ルートで介護福祉士国家試験を受験するために必要な研修であることです。

 

介護福祉士を実務経験ルートで目指す場合、3年以上の実務経験+実務者研修修了などの条件を満たして国家試験を受験する流れになります。

 

そのため、「今だけではなく、今後も介護職としてキャリアアップしたい」という方にとって、実務者研修は重要なステップです。

 

初任者研修と実務者研修を比較すると?

大まかに整理すると、次のようになります。

 

比較 初任者研修 実務者研修
位置づけ 介護の基礎 より専門的な知識・技術
研修時間 130時間 無資格から原則450時間
初任者研修修了後 ― 一部免除で320時間
介護福祉士国家試験 これだけでは実務経験ルートの研修要件を満たさない 実務経験ルートで必要
学習負担 比較的小さい 大きい
将来性 介護の入口として有効 介護福祉士につながる
給与 資格手当等があれば上がる可能性 資格手当等があれば上がる可能性

 

「実務者研修の方が上位だから、絶対に給料が高くなる」と考えるのは注意が必要です。

 

実際の給与は勤務先の給与制度によります。

 

無資格なら初任者研修と実務者研修のどっちを取る?

ここは目的によって変わります。

 

まず介護を基礎から学びたいなら初任者研修

介護経験が浅く、

「まだ介護職を長く続けるか分からない」

「まず基礎を身につけたい」

「450時間の研修は負担が大きい」

という方なら、初任者研修から始める方法があります。

 

無資格のまま現場で経験だけを積むより、体系的に介護を学ぶ機会になります。

 

また、求人によっては、「初任者研修以上」を応募条件としている場合があります。

 

資格を取得することで応募できる求人の選択肢が増える可能性もあります。

 

無資格で働き続けることに不安がある方は、こちらの記事も参考にしてください。

 

関連記事:介護職は資格なしだと本当に大変?現場のリアルと「今すぐ後悔しない働き方」を徹底解説

 

介護福祉士を目指すなら実務者研修を検討

一方、

「今後も介護職を続ける」

「最終的には介護福祉士を取りたい」

という意思が固まっているのであれば、実務者研修を検討する価値があります。

 

実務者研修は、無資格から直接受講することもできます。

 

「初任者研修を取らなければ実務者研修へ進めない」というわけではありません。

 

そのため、

無資格
↓
初任者研修
↓
実務者研修

と進む方法だけでなく、

無資格
↓
実務者研修

という選択肢もあります。

 

ただし、実務者研修は無資格からなら原則450時間と学習量が多くなります。

 

仕事や家庭との両立も考えて決めましょう。

 

「すぐ年収を上げたい」ならどっち?

今回の記事で一番重要なところです。

 

もし目的が、「できるだけ早く年収を上げたい」なのであれば、「初任者研修か実務者研修か」

だけで考えない方がいいでしょう。

 

なぜなら、資格取得に時間と費用をかけても、現在の勤務先で資格手当がほとんど増えなければ、すぐ大幅な年収アップにはつながらないからです。

 

例えば、仮に資格取得後の手当が月3,000円増えたとします。

 

単純計算なら、3,000円×12ヶ月=36,000円です。

 

もちろん年間3万6,000円増えることには意味があります。

 

しかし、

「年収を30万円上げたい」

「月給を3万円上げたい」

という目標なら、資格手当だけでは届かない可能性があります。

 

その場合は、資格取得+職場選びまで考える必要があります。

 

初任者研修を取るメリット

1.無資格から一歩進める

無資格で働いている人にとって、初任者研修は介護の基礎を身につけるきっかけになります。

 

現場で何となく覚えていた介助について、「なぜこの方法で介助するのか」を理解できるようになることもあります。

 

2.資格手当がつく可能性がある

勤務先によっては、初任者研修修了者に資格手当を設定しています。

 

ただし金額は法人によって違うため、取得前に確認しましょう。

 

3.求人の選択肢を増やせる可能性がある

介護求人の中には、資格条件が設定されているものがあります。

 

無資格では応募できなかった求人でも、初任者研修を取得することで応募対象になる可能性があります。

 

特に転職も考えている人にとっては、資格取得によって選択肢を広げられることがメリットです。

 

実務者研修を取るメリット

1.介護福祉士へつながる

最大のメリットはここです。

 

実務経験ルートで介護福祉士を目指す場合、実務者研修の修了が必要になります。

 

実務者研修はゴールではなく、介護福祉士へ進むためのステップとして考えることができます。

 

2.初任者研修より専門的に学べる

実務者研修では介護過程や医療的ケアなど、より専門的な内容を学びます。

 

資格手当だけでなく、介護職としての知識・技術を深める意味があります。

 

3.職場によっては資格手当が増える

実務者研修を初任者研修より高く評価し、資格手当に差をつけている法人もあります。

 

ただし、すべての職場で差があるわけではありません。

 

4.将来的なキャリアの選択肢を増やしやすい

実務者研修を修了し、実務経験を積んで介護福祉士へ進めば、その後のキャリアも考えやすくなります。

 

介護福祉士取得後には、

・リーダー
・主任
・サービス提供責任者
・管理職

など、資格や経験を活かしたキャリアを目指せる可能性があります。

 

初任者研修を持っているなら実務者研修まで取った方がいい?

すでに初任者研修を持っている人なら、今後も介護職を続ける予定なら、実務者研修を検討する価値はあります。

 

特に実務経験が3年に近づいている人は、介護福祉士国家試験まで逆算して考えましょう。

 

初任者研修を修了していれば、実務者研修の一部科目が免除されます。

 

そのため、

初任者研修
↓
実務者研修
↓
介護福祉士

というキャリアを考えやすくなります。

 

ただし、「実務者研修を取れば来月から月給が何万円も上がる」とは限りません。

 

今の勤務先で、実務者研修を取った場合に資格手当はいくら増えるのかを先に確認してください。

 

実務者研修を取っても給料が上がらないケースもある

資格取得を考えている人ほど、この点は知っておきましょう。

 

資格手当がない

そもそも実務者研修に資格手当を設定していない法人なら、取得直後の月給は変わらない可能性があります。

 

初任者研修と実務者研修の手当が同じ

例えば、「初任者研修・実務者研修:資格手当5,000円」という給与制度なら、初任者研修から実務者研修へ進んでも資格手当だけを見れば変わりません。

 

介護福祉士になって初めて手当が大きくなる

職場によっては、

初任者研修:手当なし
実務者研修:手当なし
介護福祉士:資格手当15,000円

など、介護福祉士を取得した段階で給与差を大きくしている場合があります。

 

その場合、実務者研修は、今すぐ給料を上げる資格というより、将来介護福祉士を取得して年収を上げるための準備と考えた方が分かりやすいでしょう。

 

介護福祉士まで取ると年収アップしやすくなる?

介護職として長期的な年収アップを考えるなら、介護福祉士は重要な資格です。

 

介護福祉士は国家資格であり、資格手当を設けている法人もあります。

 

また、

・介護福祉士限定求人
・リーダー候補
・サービス提供責任者
・管理職候補

など、経験と組み合わせることで応募できる求人の幅が広がる可能性があります。

 

ただし、介護福祉士についても、取得=自動的に高年収ではありません。

 

資格をどの程度給与へ反映するかは勤務先によって違います。

 

すでに介護福祉士を持っていて給料が上がらない方については、別記事で年収アップ方法を詳しく解説しています。

 

関連記事:介護福祉士の年収を上げたい!今の給料を変える5つの方法と「転職で損しない」求人の見極め方

 

資格を取る前に「今の職場の資格手当」を確認しよう

資格取得を申し込む前に、まず勤務先へ確認してほしいことがあります。

 

それが、「資格を取ったら給料はいくら変わるのか?」です。

 

例えば、

初任者研修取得後:月3,000円アップ
実務者研修取得後:月5,000円アップ
介護福祉士取得後:月15,000円アップ

という制度なら、今後のキャリアを考えやすくなります。

 

反対に、

初任者研修:0円
実務者研修:0円
介護福祉士:月3,000円

なら、「資格取得だけで年収を大きく上げるのは難しい」と分かります。

 

確認したいのは、

・初任者研修の資格手当
・実務者研修の資格手当
・介護福祉士の資格手当
・資格取得による基本給変更
・資格取得支援制度
・受講費用の補助
・研修日の勤務扱い
・介護福祉士取得後の昇格制度

などです。

 

資格取得支援制度がある職場なら負担を減らせる

資格を取りたいけれど、

「受講費用が高い」

「仕事をしながら通えるか心配」

という方もいるでしょう。

 

介護事業所の中には、

・研修費用を法人が負担
・一部補助
・指定スクールの割引
・研修日を勤務扱い
・合格祝い金

などの資格取得支援を用意している場合があります。

 

これから転職する人なら、現在の給与だけでなく、資格取得支援制度まで比較するのも一つの方法です。

 

今は無資格でも、

「実務者研修まで会社負担」

「介護福祉士取得を法人が支援」

という職場なら、数年後のキャリアまで考えやすくなります。

 

すぐ年収を上げたいなら「資格を取ってから転職」だけが正解ではない

「資格がないから給料が低い」と思っている人もいるかもしれません。

 

もちろん資格取得は年収アップにつながる選択肢の一つです。

 

しかし、今の職場そのものの給与水準が低いのであれば、資格を取るだけでは解決しない可能性があります。

 

例えば同じ初任者研修でも、

A施設では資格手当3,000円。

B施設では資格手当10,000円。

さらにB施設の方が基本給も高い。

ということは十分考えられます。

 

その場合、「資格を取るか」だけではなく、「その資格をどの職場で使うか」が年収を左右します。

 

リニューケアでは、介護職・介護福祉士などの転職をサポートしています。

 

「初任者研修しかないけど年収を上げられる?」

「実務者研修を取ったらどんな求人へ応募できる?」

「今の職場は資格手当が少ない」

「介護福祉士を目指しながら働ける職場を探したい」

といった段階から相談できます。

 

今すぐ転職すると決める必要はありません。

 

まず現在の給料と、他の求人で提示される条件を比較してみる。

 

それだけでも、自分の資格や経験がどのくらい評価されるのか判断しやすくなります。

 

→ リニューケアで自分の資格・経験に合う求人を探してみる

「すぐ年収を上げる」なら資格以外も考える

資格取得は大切ですが、年収アップの方法は一つではありません。

 

介護職の場合、

1.資格を取る

2.夜勤回数を増やす

3.資格手当・夜勤手当が高い職場を選ぶ

4.給与水準の高い施設形態へ移る

5.役職を目指す

6.転職する

など、複数の方法があります。

 

そのため、「実務者研修を取るまで給料は上がらない」と思う必要はありません。

 

今の経験や資格のままでも、職場を変えることで給与条件が変わる可能性があります。

 

介護職が月3万円・5万円の給与アップを目指す方法については、こちらで詳しく解説しています。

 

関連記事:【介護職の給料を上げたい】今より月3万円・5万円アップを目指す方法7選!資格・夜勤・転職で収入を増やすコツ

 

年収を上げたいなら「月給」だけで求人を比較しない

転職で給料を上げようとすると、

「月給25万円」

「月給28万円」

といった求人票の数字に目が行きます。

 

しかし、本当に年収を上げたいなら内訳を確認しましょう。

 

例えば月給28万円でも、

基本給18万円
資格手当1万円
処遇改善手当4万円
夜勤手当5万円

かもしれません。

 

夜勤手当が5回分含まれているなら、夜勤回数が減った月は給与も変わる可能性があります。

 

一方、

基本給22万円
資格手当2万円
処遇改善手当2万円
夜勤手当2万円

で28万円という求人も考えられます。

 

月給だけなら同じ28万円ですが、

・賞与の計算
・夜勤回数
・昇給
・手当

などを含めると、年間収入は変わる可能性があります。

 

求人を見るときは、基本給+資格手当+処遇改善+夜勤手当+賞与まで確認しましょう。

 

関連記事:【介護職必見】求人票の見方を徹底解説!給料・休日・夜勤・仕事内容で失敗しないチェックポイント

 

初任者研修を取ってから転職する?先に転職する?

これもよくある悩みです。

 

結論は、現在の状況によります。

 

今の職場に資格取得支援がある

会社負担で初任者研修を受講できるなら、制度を利用して資格を取ってからキャリアを考える方法があります。

 

今の職場に資格手当がない

資格を取っても給与が変わらず、資格取得支援もないのであれば、転職先の資格手当や取得支援を先に調べてみてもいいでしょう。

 

無資格で転職できる職場を探している

無資格可・資格取得支援ありの求人を探し、働きながら資格を取得するという方法もあります。

 

必ずしも、「資格取得→転職」の順番でなければならないわけではありません。

 

実務者研修を取ってから転職する?先に転職する?

実務者研修の場合も考え方は同じです。

 

特に、「実務者研修を取った後、今の職場では給料がほとんど変わらない」と分かっているなら、他の求人条件を確認してみる価値があります。

 

反対に、

・受講費用を法人が負担
・取得後に資格手当アップ
・介護福祉士取得後にさらに手当アップ
・リーダー候補として昇格可能

という職場なら、そのまま働きながらキャリアアップする方法もあります。

 

大切なのは、資格だけを見るのではなく、その先の給与とキャリアまで見ることです。

 

初任者研修・実務者研修から介護福祉士を目指す流れ

長期的な年収アップを考えるなら、キャリア全体を見てみましょう。

 

代表的な流れの一つは、

無資格

↓

初任者研修

↓

実務者研修

↓

介護福祉士

です。

 

ただし、初任者研修は実務者研修の必須条件ではないため、無資格→実務者研修→介護福祉士というルートも可能です。

 

実務経験ルートで介護福祉士国家試験を受験するには、実務経験3年以上に加えて実務者研修の修了などが必要です。

 

「初任者研修と実務者研修、どちらを取るか」だけではなく、最終的にどこまで資格を取得したいのかから逆算して考えましょう。

 

介護福祉士を取っても「意味がない」と感じる人がいる理由

せっかく介護福祉士まで取得したのに、「給料があまり変わらなかった」という人もいます。

 

これも資格そのものに意味がないのではなく、勤務先の評価制度による部分があります。

 

例えば資格手当が月3,000円しか増えなければ、「苦労して国家資格を取ったのにこれだけ?」と感じるでしょう。

 

一方、介護福祉士取得によって、

・資格手当が増える
・基本給区分が変わる
・役職候補になる
・応募できる求人が増える

という職場もあります。

 

資格の価値を給与へ反映する仕組みがあるかどうかが重要です。

 

介護福祉士を取る意味について詳しく知りたい方はこちらも参考にしてください。

 

関連記事:介護福祉士は「意味ない」って本当?給料・転職・キャリアから見た資格を取る本当の価値

 

パート介護職でも資格を取る意味はある?

正社員だけでなく、パートでも資格が時給に反映される職場があります。

 

例えば、

無資格
初任者研修
実務者研修
介護福祉士

で時給を分けている求人です。

 

この場合、同じ勤務時間でも資格によって月収・年収に差が出ます。

 

ただし、パートについてもすべての職場で資格別時給が設定されているわけではありません。

 

資格を取る前に、「取得後に時給はいくら変わりますか?」と確認してみましょう。

 

パート介護職の時給や資格による違いについては、こちらの記事でも解説しています。

 

関連記事:【2026年最新】介護職パートの給料は上がる?処遇改善で時給アップする人・しない人の違いを解説

 

初任者研修・実務者研修で年収を上げるときの注意点

1.資格取得費用だけで判断しない

「安い講座を選べばいい」とは限りません。

 

通学日数や場所、仕事との両立なども確認しましょう。

 

2.資格手当を先に確認する

資格取得後に、「手当がないことを知らなかった」とならないようにしましょう。

 

3.実務者研修は介護福祉士まで考える

実務者研修は、介護福祉士へのステップとして考えることで価値が分かりやすくなります。

 

4.今の職場だけを基準にしない

現在の職場で、「初任者研修は月3,000円」と言われても、すべての介護施設が同じではありません。

 

他の求人も比較しましょう。

 

5.年収全体で比較する

資格手当が高くても基本給が低ければ、総年収が高いとは限りません。

 

基本給・手当・賞与・夜勤回数まで含めて比較しましょう。

 

初任者研修・実務者研修についてよくある質問

Q.無資格ですが、初任者研修を飛ばして実務者研修を取れますか?

可能です。

初任者研修を修了していなくても実務者研修を受講できます。

ただし、無資格からの場合は原則450時間となるため、学習負担は大きくなります。

 

Q.初任者研修を持っていたら実務者研修は短くなりますか?

初任者研修で履修済みの科目について一部免除があります。

厚生労働省資料では、初任者研修修了者が実務者研修へ進む場合は320時間とされています。

 

Q.実務者研修を取れば介護福祉士になれますか?

実務者研修を修了しただけで介護福祉士になるわけではありません。

実務経験ルートの場合、3年以上の実務経験、実務者研修修了などの受験資格を満たし、介護福祉士国家試験に合格する必要があります。

 

Q.初任者研修を取ったら給料はいくら上がりますか?

一律ではありません。

資格手当の有無や金額は勤務先によって異なります。

現在の勤務先の給与規程を確認しましょう。

 

Q.実務者研修なら初任者研修より給料は高くなりますか?

必ず高くなるとは限りません。

実務者研修の資格手当を高く設定している職場もありますが、初任者研修と同額だったり、どちらにも資格手当を設けていなかったりする職場もあります。

 

Q.とにかく早く給料を上げたいなら何をすればいい?

まず、今の資格・経験で他の求人ならどのくらいの給与になるのかを確認することをおすすめします。

資格取得には時間が必要です。

現在の資格でも今より条件の良い求人があるなら、転職の方が早く年収アップにつながるケースもあります。

反対に、今の職場の給与水準が高く、資格取得後の手当も充実しているなら、そのまま資格を取得する方がいい場合もあります。

 

まとめ|初任者研修・実務者研修だけでなく「資格を評価する職場」を選ぼう

初任者研修と実務者研修は、どちらも介護職のキャリアアップにつながる資格です。

 

無資格から介護の基礎を身につけたいなら、初任者研修。

将来的に介護福祉士を目指すなら、実務者研修。

という考え方ができます。

 

ただし、「すぐ年収を上げたい」という目的なら、資格だけを見ないことが大切です。

 

資格を取っても、現在の職場に資格手当がなければ、すぐには給料が変わらない可能性があります。

 

反対に、現在の資格・経験でも、それを高く評価する職場へ移ることで給与が変わる可能性があります。

 

だからこそ、

①今の職場で資格を取ったらいくら上がるのか確認する

②資格取得に必要な時間・費用を確認する

③現在の資格・経験で応募できる求人の給与を確認する

④資格取得後の求人も比較する

この順番で考えてみてください。

 

資格を取るか、転職するか。

 

どちらか一つに決める必要もありません。

 

資格取得を進めながら、資格を評価してくれる職場を探すという方法もあります。

 

リニューケアでは、介護・看護・福祉職の転職をサポートしています。

 

「初任者研修しか持っていない」

「実務者研修を取るか迷っている」

「資格を取ったのに給料が上がらない」

「介護福祉士を目指しながら年収も上げたい」

という方も、まず現在の経験・資格でどのような求人があるのか確認してみてください。

 

今すぐ退職すると決める必要はありません。

 

今の職場に残った場合と、職場を変えた場合。

 

両方の条件を比較したうえで、自分に合う方法を選びましょう。

 

→ リニューケアで資格・経験を活かせる求人を探してみる

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