2025/09/19
【退職後の国民健康保険が高い!】介護職が知っておきたい節約術と転職で損しない方法
「退職したら国民健康保険が高すぎてびっくりした!」
「失業保険をもらっても、国保の支払いで手元にほとんど残らない…」
介護職を辞めたあと、次の仕事まで少し間を空けると、必ず直面するのが 国民健康保険(国保)の負担の重さ です。
特に介護職は、心身の疲れから「しばらく休んでから転職したい」と考える方が多く、その間の保険料にショックを受けるケースが少なくありません。
今回は、そんな介護職のみなさんに向けて、
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なぜ国民健康保険がこんなに高いのか
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退職月の社会保険料の仕組み
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国保を安くする減免制度
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失業保険と国保をどう両立するか
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賢く国保を避ける「スムーズ転職」のコツ
を分かりやすく解説します。
この記事を読めば、退職後のお金の不安がぐっと小さくなり、安心して次の転職活動を進められます。
1. なぜ退職後の国民健康保険は高いのか?
国保が「高すぎる!」と感じるのには、しっかり理由があります。
① 保険料を全額自己負担
会社員時代は、健康保険料の 半分を会社が負担 してくれていました。
退職して国保に入ると、この会社負担分もすべて自分で支払う必要があるため、一気に負担が倍増します。
② 扶養家族分も加算される
社会保険では「扶養」という仕組みがあり、配偶者や子どもが無収入なら保険料がかかりません。
一方で国保は 扶養の概念がなく、家族一人ひとりに保険料が課される ため、世帯持ちにはかなり重い負担になります。
③ 前年の所得で計算される
国保は 前年の収入に基づいて算出 されます。
つまり、退職して無収入になっても、前年に働いて稼いだ収入が高ければ、そのまま高額な保険料が課されるのです。
④ 40歳以上は介護保険料もプラス
40歳~64歳の方は、国保に加えて 介護保険料 も上乗せされます。
介護職の方はちょうど40代~50代で転職を考える方も多いため、国保の金額に驚くケースが特に多いのです。
2. 退職月の社会保険料はどうなる?
退職時期によって、社会保険料の扱いが大きく変わることをご存じでしょうか?
月の途中で退職した場合(例:4月15日退職)
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資格喪失日は翌日(4月16日)。
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この月(4月)の社会保険料は発生しません。
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給与から引かれるのは 3月分まで の保険料です。
月末に退職した場合(例:4月30日退職)
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資格喪失日は翌日(5月1日)。
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退職した月(4月)の保険料が発生します。
-
前月分(3月分)と合わせて、給与から 2か月分まとめて控除 されることも。
「同月得喪」のケース
入社と退職が同じ月にある場合、その月の保険料はまるまる1か月分請求されます。
健康保険組合からの還付手続きが必要なこともあるため、見落とし注意です。
ポイント:退職日を「月末」にするか「月中」にするかで、手取り額が大きく変わる!
3. 国民健康保険を安くする方法
「国保が高くて払えない!」というときに活用したいのが 減免制度 です。
減免の対象
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失業した人
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大幅な収入減少があった人
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退職理由が会社都合や契約満了の場合
減額の仕組み
離職日の翌日から翌年度末まで、国保の計算基準となる前年の給与所得を 30%に圧縮して再計算 してくれます。
手続きの流れ
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役所の国保担当課に相談
→「失業で減免を申請したい」と伝える。 -
必要書類を準備
雇用保険受給資格者証や離職票、前年の所得証明など。 -
申請書を提出
役所指定の申請書に記入して提出。
これをしないと、前年の収入そのままで計算されてしまい、想像以上に高額になります。
4. 失業保険と国民健康保険の関係
介護職を退職した方の多くは、次の仕事を探すまでに 失業保険(基本手当) を受け取ります。
しかし「失業保険をもらっても、国保が高くて手元に残らない…」と感じるのは自然なこと。
ただし、先ほどの 減免制度 を使えば負担を大きく減らせます。
具体例
前年の年収が300万円 → 通常の国保は年40万円近くかかるケースも。
減免を申請 → 所得が30%換算になるため、保険料はおよそ 12万円前後に軽減。
失業保険と合わせれば、生活費に余裕が生まれます。
5. 国保が怖いなら「間を空けずに転職」も選択肢
「どうしても国保が怖い…」という方におすすめなのが、間を空けずに転職すること です。
社会保険に再加入できるメリット
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会社が保険料の半分を負担してくれる
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扶養に入れられる家族は保険料ゼロ
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国保に切り替える手間が不要
つまり、再就職先が決まっていれば「国保の請求書すら来ない」ことも可能です。
6. 介護職の転職をスムーズにするには?
国保を避けたいなら、退職前から転職活動をスタート させるのがベストです。
特に介護業界は有資格者の需要が高く、求人も豊富。
リニューケアを使うメリット
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介護資格を持つ方向けの専門求人が豊富
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非公開求人や高待遇案件も多数
-
転職エージェントが書類作成や面接をサポート
-
「今すぐ働きたい」ケースにも強い
退職後に無収入で国保を払うより、 退職前に内定をもらい、間を空けずに就職する方がずっと安心です。
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まとめ
介護職を辞めたあとに直面する「国民健康保険が高い!」という悩み。
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国保が高い理由は「全額自己負担」「扶養制度なし」「前年収入で計算」など。
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退職月の社会保険料は、退職日によって変わる。
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減免制度を使えば、大幅に安くできる。
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国保が怖いなら、間を空けずに転職するのがベスト。
転職活動は「お金の不安を減らすための一歩」にもなります。
ぜひ リニューケアに登録して、あなたに合った転職先を見つけてください。
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