2025/10/04
転職エージェント経由でも再就職手当はもらえる?知らないと損する注意点と申請の流れを徹底解説!
「せっかく転職が決まったのに、再就職手当がもらえなかった…」
そんな声、実は少なくありません。
特に介護職の方は、転職エージェントを使ってスムーズに転職するケースも多いですが、ハローワークの手続きや申請の流れを理解していなかったために受給できなかったという事例が多く見られます。
でも安心してください。
転職エージェントを利用しても、条件を満たしていれば再就職手当はちゃんと受け取れます!
この記事では、介護職の方が「再就職手当を確実にもらうための流れ」を、初心者にもわかりやすく解説します。
失敗例や注意点も交えて、実際の手続きステップを丁寧に紹介していきます。
そもそも「再就職手当」とは?
再就職手当とは、雇用保険の基本手当(いわゆる失業手当)を受給している人が、早期に再就職した場合に支給される給付金のことです。
国としては、「できるだけ早く職場復帰してもらう」ことを応援するために設けられた制度で、
再就職が早ければ早いほど、支給される金額(給付率)も高くなります。
もらえる金額の目安
再就職手当の金額は、以下のように決まります。
再就職までの期間 | 給付率 | 支給額の目安 |
---|---|---|
失業手当の支給残日数が2/3以上ある | 70% | 最大約30~40万円程度 |
支給残日数が1/3以上ある | 60% | 最大約20万円程度 |
※あくまで目安。実際は基本手当日額や残日数によって変動します。
再就職手当と失業手当の違い
多くの人が混同しやすいのが「失業手当」との違い。
以下の表で整理してみましょう。
比較項目 | 再就職手当 | 失業手当 |
---|---|---|
支給タイミング | 再就職後に申請 | 失業中に毎月支給 |
目的 | 早期の再就職支援 | 生活の安定 |
受給条件 | 一定の支給残日数がある | 離職後に失業状態である |
雇用形態 | 安定した職業(正社員・派遣など) | なし |
つまり、再就職手当は「働き始めてから」もらうものであり、失業手当は「働いていない期間」にもらうものなのです。
転職エージェント経由でも再就職手当はもらえるの?
結論から言うと、 転職エージェント経由でも再就職手当は受け取れます!
「ハローワーク経由じゃないとダメなのでは?」と思う人も多いですが、実際には、エージェントを通じて就職した場合でも、ハローワークに求職申し込みをしていれば問題ありません。
ただし、いくつかの条件を満たす必要があります。
再就職手当の主な受給条件(転職エージェント利用でも共通)
-
ハローワークに求職申し込みをしていること
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失業保険の受給資格があること
-
7日間の待機期間が終了していること
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失業手当の支給残日数が所定日数の3分の1以上あること
-
再就職先が「安定した職業」であること(1年以上勤務が見込まれる)
-
再就職先が前職と密接な関係にないこと
-
自己都合退職で給付制限がある場合、待機期間後1ヶ月以内はハローワーク紹介が必要
これらをすべて満たしていれば、転職エージェント経由でも問題なく再就職手当を申請・受給できます。
注意!再就職手当が「もらえなかった」主な理由
実際、申請をしても再就職手当が支給されないケースもあります。
その主な原因を紹介します。
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ハローワークに求職登録をしていなかった
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失業手当の支給残日数が足りなかった
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雇用期間が1年未満とされていた
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再就職先が前職と関連のある会社だった
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転職エージェントの紹介日より前に内定していた
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書類提出が期限を過ぎていた
→ 特に「ハローワークに求職登録をしていなかった」というケースは非常に多く、「転職エージェントに登録したから大丈夫」と思っていた人が、もらえなかった…という失敗が起きています。
再就職手当をもらうまでの流れ(6ステップ)
① ハローワークで失業手当の申請をする
退職後、会社から届く「離職票1・2」を持参して、ハローワークで手続きを行います。
ここで「基本手当(失業手当)」の受給資格を得ることが大前提です。
申請後、7日間の待機期間がスタートします。
② 転職エージェントに登録・相談する
待機期間中からエージェントに登録しておくと、効率的に転職活動を進められます。
「リニューケア」など介護専門のエージェントなら、非公開求人や施設のリアルな評判まで教えてくれるため、失敗しにくい転職が可能です。
また、「再就職手当を受け取ることを前提にした転職スケジュール」を相談するのもおすすめ。
担当者がハローワークの手続きタイミングも考慮してくれることがあります。
③ 転職活動をして再就職を決める
待機期間が終わったら、本格的な就職活動開始。
転職エージェント経由で就職が決まれば、再就職手当の対象となります。
介護職では「特養」「デイサービス」「グループホーム」など多様な選択肢があり、自分の資格やライフスタイルに合った働き方を選ぶことが大切です。
④ 再就職先から「就労証明書」をもらう
再就職が決まったら、勤務先に「就労証明書」または「採用証明書」の発行を依頼します。
ハローワークに提出するため、雇用期間や雇用形態などの記載ミスがないか要チェック。
⑤ ハローワークで「再就職手当支給申請書」を受け取る
再就職したことを報告すると、「再就職手当支給申請書」が発行されます。
再就職先に記入・押印してもらう欄があるため、会社担当者に依頼しましょう。
⑥ 必要書類を提出して申請
「再就職手当支給申請書」と「就労証明書」をハローワークに提出。
申請期限は再就職日の翌日から1ヶ月以内です。
期限が過ぎた場合でも、原則2年以内なら時効内で申請可能です。
提出後、審査が行われ、問題がなければ数週間~1ヶ月ほどで指定口座に振り込まれます。
早期再就職のメリット
早く再就職するほど給付率が高くなるため、失業期間が短い=経済的にも安定しやすくなります。
さらに、介護業界では人手不足による採用強化が進んでおり、
条件の良い求人が多く出ている今はまさにチャンス。
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「ハローワークに登録してるけど、求人が合わない…」
「ブランクがあるけど大丈夫?」
という方も安心して相談できます。
まとめ|再就職手当は“知っている人だけ”が得をする制度!
再就職手当は、転職活動を頑張る人を支援するための制度です。
転職エージェントを利用しても、ハローワークの手続きを正しく行えば問題なく受け取れます。
もう一度おさらい!
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再就職手当は「早期就職者へのボーナス」
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転職エージェント利用でも受給可能
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ハローワーク登録&申請が必須
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書類提出期限(1ヶ月)を守る
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介護職の転職は今がチャンス!
早めの行動が、手当の金額にも直結します。
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