2026/02/25
介護職の平均基本給はいくら?月収33万円でも安心できない理由と「損しない職場」の見極め方
「介護職は給料が安い」
転職を考えたことがある人なら、一度は耳にしたことがある言葉ではないでしょうか。
実際、求人票を見ると
・月収30万円以上
・賞与あり
・各種手当充実
一見すると「そこまで悪くないのでは?」と感じるケースも少なくありません。
しかし、その内訳をよく見てみると、多くの人がある重要なポイントを見落としています。
それが、基本給です。
介護職(常勤)の平均基本給はいくら?
令和6年度の調査によると、介護職(常勤)の平均基本給は以下の水準です。
-
平均基本給:約192,660円
-
これまでの推移:18〜19万円前後
-
処遇改善の影響で近年は上昇傾向
つまり、全国平均で見ると基本給は20万円に届かない水準が、今もなお現実です。
「え、そんなに低いの?」と感じた方も多いのではないでしょうか。
平均月収33〜34万円の“カラクリ”
一方で、よく見かけるデータがこちらです。
-
平均月収(総支給):約338,200円
-
平均年収:約406万円(賞与込み)
数字だけを見ると
「思ったよりも悪くない」
「これなら生活できそう」
と感じるかもしれません。
しかし、ここに大きな落とし穴があります。
この月収33万円の中身は、
-
基本給
-
夜勤手当
-
資格手当
-
処遇改善手当
-
残業代
など、多くの“変動要素”を含んだ金額なのです。
給与を左右する4つの大きな要因
① 資格の有無(介護福祉士かどうか)
介護福祉士の資格を持っている場合、
-
資格手当
-
役職への昇格
-
昇給スピード
これらが影響し、平均年収は約420万円前後になる傾向があります。
逆に言えば、無資格・実務者研修のみの場合、同じ業務内容でも年収に大きな差が出ることも珍しくありません。
② 夜勤回数
夜勤手当は1回あたり
-
数千円〜1万円強
と幅がありますが、月4〜6回入るだけで、月収は簡単に2〜5万円変わります。
ただし注意点があります。
-
年齢を重ねても続けられるか
-
体調を崩したときに夜勤ができなくなったら?
夜勤ありきの給与設計は、将来リスクが高いのです。
③ 施設形態の違い
施設形態によっても、給与水準は大きく異なります。
-
有料老人ホーム:比較的高水準
-
特別養護老人ホーム:安定だが昇給は緩やか
-
訪問介護・デイサービス:事業所ごとの差が大きい
「同じ介護職なのに、ここまで違うのか」と驚く方も多いポイントです。
④ 処遇改善加算の影響
国の政策により、介護職の処遇改善は年々進められています。
ただし、
-
基本給に反映されるのか
-
手当として一時的に支給されるのか
ここは事業所ごとに全く違うのが現実です。
額面と手取りはまったく別物
ここで忘れてはいけないのが、上記の金額はすべて額面(総支給)だという点です。
実際には、
-
所得税
-
住民税
-
社会保険料
が差し引かれます。
「月収33万円あるはずなのに、手取りは25万円前後」というケースも珍しくありません。
なぜ「基本給」が何より重要なのか
ここからが、この記事で一番伝えたいポイントです。
結論から言います。
基本給が高い職場は、長期的に見て圧倒的に有利です。
基本給が高いと得する理由① 残業代が増える
残業代は、1時間あたりの基礎賃金(=基本給)をもとに計算されます。
つまり、
-
基本給18万円
-
基本給25万円
同じ1時間残業しても、もらえる金額は確実に違うのです。
基本給が高いと得する理由② ボーナスが増える
多くの介護施設では、賞与は次のように計算されます。
基本給 × 〇ヶ月分
つまり、
-
手当が多くて月収が高い
-
でも基本給が低い
この場合、ボーナスは驚くほど少なくなることがあります。
「月収はそこそこなのに、ボーナスが10万円台だった」
そんな声は、決して珍しくありません。
基本給が高いと得する理由③ 退職金に直結する
退職金も、
-
勤続年数
-
基本給
をベースに算出されるケースが多くあります。
基本給が低い職場で長年働いた結果、
-
20年以上勤務
-
退職金が数十万円
というケースも、現実に存在します。
基本給が高いと得する理由④ 将来の安心感が違う
基本給は、
-
簡単に下げられない
-
安定収入として扱われる
という特徴があります。
住宅ローンや賃貸契約などでも、基本給が高い=信用が高いと判断されやすいのです。
基本給が低い職場で働き続ける最大のリスク
基本給が低い最大のデメリットは、長期的な総収入が大きく減ることです。
残業代が安い
同じ時間働いても、収入に差が出る。
賞与が少ない
月収が高く見えても、ボーナスは期待できない。
退職金がほぼ出ない
老後資金に大きな差が生まれる。
手当カットのリスク
会社の判断で、突然減らされる可能性がある。
社会保険料の負担感
手当中心の給与は、実質的な負担が重く感じやすい。
「手当が多い=良い職場」とは限らない
求人票でよく見る、
-
住宅手当
-
職務手当
-
処遇改善手当
これ自体が悪いわけではありません。
ただし、
-
基本給が異常に低い
-
手当で無理やり月収を高く見せている
こうした求人は、将来的に損をする可能性が高いため注意が必要です。
今の職場、将来まで安心できますか?
ここまで読んで、
-
自分の基本給はいくらか
-
その基本給は業界平均と比べてどうか
改めて考えた方も多いのではないでしょうか。
もし、
-
基本給が15〜17万円台
-
手当がないと生活が成り立たない
-
将来が不安
そう感じたなら、一度、外の世界を知ることを強くおすすめします。
転職=今すぐ辞める、ではない
誤解されがちですが、転職活動 = 退職ではありません。
-
今より基本給が高い職場はあるのか
-
夜勤なしでも生活できるのか
-
年齢的にどんな選択肢があるのか
これを無料で知るだけでも、大きな価値があります。
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-
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-
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