2026/08/26投稿者:リニューケア

【2026年最新版】介護職の処遇改善手当はなくなる?「手当が消えた」「給料が減った」と感じる理由を分かりやすく解説

「今月の給与明細を見たら、処遇改善手当がなくなっている」

「介護職の処遇改善がなくなるって本当?」

「処遇改善手当が減った気がする」

「会社から説明がないけれど、給料をごまかされていない?」

 

介護職として働いている方のなかには、このような不安を感じている方もいるのではないでしょうか。

 

結論からお伝えすると、介護職全体の処遇改善制度そのものが突然なくなったわけではありません。

 

ただし、2024年6月から介護職員等処遇改善加算が一本化されたことなどにより、勤務先によっては給与の支給方法や給与明細の表記が変わっています。

 

その結果、

  • 今まであった「処遇改善手当」という項目が給与明細から消えた
  • 手当が基本給に組み込まれた
  • 別の手当として支給されるようになった
  • 事業所が取得する加算区分が変わった
  • 一時金や賞与として支給される割合が変わった
  • 社会保険料や税金が増え、手取り額が減った

といったケースがあります。

 

つまり、「処遇改善手当がなくなった」と感じていても、実際には支給方法や見え方が変わっただけというケースも少なくありません。

 

一方で、勤務先が取得する加算区分の変更などによって、実際に処遇改善加算による原資が減少し、給与への反映額が変わる可能性もあります。

 

大切なのは、「給与明細から処遇改善手当の文字が消えた=給料を減らされた」とすぐに判断することではありません。

 

まずは、何がどのように変わったのかを確認することが重要です。

 

この記事では、

  • 介護職の処遇改善手当は本当になくなるのか
  • なぜ「処遇改善手当が消えた」と感じるのか
  • 2024年6月から何が変わったのか
  • 給料が減ったように見える原因
  • 給与明細で確認するべきポイント
  • 職場に質問するときの伝え方
  • 説明に納得できない場合の相談先
  • 転職するときに処遇改善について確認するポイント

について、介護職の方にも分かりやすく解説します。

 

今の職場の給料に違和感を持っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

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介護職の処遇改善手当はなくなる?結論から解説

まず、一番気になる疑問からお伝えします。

 

「介護職の処遇改善手当はなくなるの?」

 

この疑問に対しては、少し整理して考える必要があります。

 

なぜなら、そもそも「処遇改善手当」という名前の手当を、すべての介護事業所が同じ方法で支給しているわけではないからです。

 

介護職の賃金改善に関係する加算制度はありますが、それを従業員の給与にどのような形で配分するかによって、給与明細の表示は異なります。

 

例えば、以前は給与明細に、

  • 基本給
  • 資格手当
  • 夜勤手当
  • 処遇改善手当

と記載されていたとします。

 

しかし制度変更後、会社が処遇改善による賃金改善分を基本給などに反映した場合、

  • 基本給
  • 資格手当
  • 夜勤手当

という表示になり、「処遇改善手当」という項目そのものがなくなることがあります。

 

この場合、給与明細だけを見ると、「処遇改善手当がなくなった」と感じるかもしれません。

 

しかし、実際には基本給が上がっている可能性があります。

 

そのため、まず確認するべきなのは、手当の名前ではなく、総支給額がどう変わったのかです。

 

もちろん、すべてのケースで「名前が変わっただけ」とは限りません。

 

勤務先の事業所が取得している加算区分が変わった場合などは、賃金改善の原資自体が変化する可能性があります。

 

だからこそ、「なんとなく給料が減った気がする」で終わらせるのではなく、以前の給与明細と現在の給与明細を比較することが大切です。

 

そもそも介護職の処遇改善とは何?

介護職の給与について考えるとき、「処遇改善」という言葉をよく聞くと思います。

 

介護の仕事は、人の生活や命を支える非常に重要な仕事です。

 

しかし、以前から、

「仕事の大変さに対して給料が低い」

「責任が重いのに給与が上がりにくい」

「夜勤をしないと十分な収入にならない」

といった課題が指摘されてきました。

 

こうした介護職の賃金や職場環境の改善を目的として設けられている仕組みの一つが、処遇改善に関する加算制度です。

 

ただし、ここで注意したいのは、事業所に加算が入ったからといって、その金額がそのまま一人ひとりに同じ金額で支給されるわけではないということです。

 

事業所の規模や職員数、職種、勤務形態などによって、実際の配分方法は異なります。

 

そのため、「友達の施設では処遇改善手当が月4万円あるのに、自分の職場では1万円しかない」という単純な比較だけでは判断できません。

 

また、処遇改善による賃金改善分を、

  • 毎月の手当として支給する
  • 基本給に組み込む
  • 賞与に反映する
  • 一時金として支給する

など、勤務先によって給与への反映方法が異なる場合があります。

 

だからこそ、「処遇改善手当」という項目名だけを見るのではなく、自分の勤務先がどのような方法で賃金改善を行っているのかを確認することが重要です。

 

2024年6月から何が変わった?処遇改善加算の一本化

「最近になって処遇改善手当が変わった」

「2024年6月頃から給与明細が変わった」

という方もいるでしょう。

 

大きな理由の一つとして、2024年6月から介護職員等処遇改善加算が一本化されたことがあります。

 

それまで、介護職の処遇改善に関する加算には複数の仕組みがありました。

 

それが2024年度の介護報酬改定に伴い、制度が整理・一本化されました。

 

この変更によって、事業所側では新しい加算区分への移行や要件への対応が必要になりました。

 

その結果、職員側から見ると、

「前まであった手当の名前が変わった」

「処遇改善手当が基本給に入った」

「毎月の支給額が変わった」

「賞与への反映方法が変わった」

といった変化が起きる可能性があります。

 

ここで重要なのは、制度が一本化されたことと、すべての介護職の給料が一律に増える、または減るということは同じではないという点です。

 

実際の給与への反映方法は、勤務先の法人や事業所によって異なります。

 

同じ介護職であっても、

  • 特別養護老人ホーム
  • 有料老人ホーム
  • グループホーム
  • デイサービス
  • 訪問介護
  • サービス付き高齢者向け住宅

など、勤務先によって状況は異なります。

 

また、同じ法人内でも、事業所によって取得している加算が異なる可能性もあります。

 

「制度が変わったから仕方ない」と説明されることもあるかもしれません。

 

しかし、働く側としては、自分の給与にどのような影響があったのかを確認することは当然のことです。

 

遠慮する必要はありません。

 

「処遇改善手当が消えた」と感じる主な原因

ここからは、実際に処遇改善手当が「なくなった」「減った」と感じる主な原因について解説します。

 

原因1.処遇改善分が基本給に組み込まれた

もっとも多いと考えられるのが、処遇改善による賃金改善分が基本給などに反映され、「処遇改善手当」という項目名が給与明細から消えたケースです。

 

例えば、以前の給与が次のような場合です。

 

  • 基本給:180,000円
  • 資格手当:10,000円
  • 処遇改善手当:30,000円

総支給額:220,000円

 

制度変更や給与体系の見直し後、

  • 基本給:210,000円
  • 資格手当:10,000円

となっている可能性があります。

 

この場合、処遇改善手当という名前はなくなっています。

 

しかし、総支給額は変わっていません。

 

むしろ、基本給が上がることで、長期的に見るとメリットが生まれるケースもあります。

 

なぜなら、会社によっては賞与や退職金などの計算に基本給が関係することがあるためです。

 

ただし、すべての職場で同じメリットがあるわけではありません。

 

就業規則や賃金規程、賞与の算定方法などによって異なります。

 

そのため、「処遇改善手当が基本給に入ったので問題ありません」という説明だけで納得するのではなく、実際に給与総額がどうなったのかを確認しましょう。

 

原因2.別の手当に名称が変更された

給与明細を見ると、「処遇改善手当」という名前はなくなっているものの、代わりに、

  • 職務手当
  • 処遇改善加算手当
  • ベースアップ手当
  • 調整手当
  • 特別手当
  • 改善手当

など、別の名称になっているケースもあります。

 

給与明細の項目名は法人ごとに異なります。

 

そのため、「処遇改善」という文字がなくなっただけで、支給そのものがなくなったとは限りません。

 

以前の給与明細と現在の給与明細を横に並べて、

「どの項目が増えたのか」

「どの項目が減ったのか」

「新しく増えた項目はあるのか」

を確認してみてください。

 

特に、給与明細を毎月なんとなく確認しているだけの方は、一度じっくり比較してみることをおすすめします。

 

意外と、

「処遇改善手当は消えているけれど、基本給が上がっていた」

「別の手当に振り替えられていた」

ということがあります。

 

原因3.事業所が取得する加算区分が変わった

「名前が変わっただけではなく、実際に給料が減っている」という場合もあります。

 

その原因の一つとして考えられるのが、勤務先の事業所が取得する加算区分の変更です。

 

処遇改善に関する加算は、事業所が一定の要件を満たして取得する仕組みです。

 

そのため、以前より高い区分の加算を取得できなくなった場合などには、賃金改善に充てられる原資が変化する可能性があります。

 

例えば、「以前は上位区分を取得していたが、新しい要件への対応ができず区分が変わった」というケースです。

 

この場合、事業所の収入に影響が出る可能性があります。

 

そして、その結果として処遇改善による賃金改善の配分方法が変わることもあります。

 

ただし、職員側からすると、「急に給料が減ったけれど、なぜ?」と不安になるのは当然です。

 

もし給与が明らかに変わっているのであれば、

「以前と比べて給与体系がどのように変わったのか」

「処遇改善加算の取得状況に変更があったのか」

を確認してみましょう。

 

原因4.一時金や賞与への配分が変わった

毎月の給与だけを見ると、「以前より処遇改善手当が減った」と感じることがあります。

 

しかし、実際には毎月の給与から一部を減らし、その分を賞与や一時金として支給する方法に変更されている可能性もあります。

 

例えば、以前は毎月30,000円を支給していたものを、

  • 毎月20,000円
  • 年2回の一時金で残りを支給

という形に変更しているケースです。

 

この場合、月々の手取りだけを見ると減ったように感じます。

 

しかし、年間を通して計算すると、大きく変わっていない可能性もあります。

 

ただし、ここでも大切なのは「なんとなくそうだろう」と考えないことです。

 

給与に関することは、必ず勤務先の説明や給与規程などを確認しましょう。

 

原因5.税金や社会保険料が増えて手取りが減った

「総支給額はあまり変わっていないのに、手取りが減った」というケースもあります。

 

この場合、処遇改善手当が減ったのではなく、税金や社会保険料などの控除額が増えている可能性があります。

 

給与明細を見ると、

  • 総支給額
  • 所得税
  • 住民税
  • 健康保険料
  • 厚生年金保険料
  • 雇用保険料
  • その他控除

などが記載されています。

 

特に、

「去年より給料が上がった」

「昇給した」

「残業や夜勤が増えた」

などの場合、社会保険料などが変わることがあります。

 

また、住民税は前年の所得などをもとに計算されるため、前年より収入が増えていると、住民税の負担が増える場合があります。

 

そのため、「給料が減った」と思ったら、まずは手取り額だけを見るのではなく、総支給額と控除額を分けて確認することが重要です。

 

「処遇改善手当がなくなった」ときにまず確認したい給与明細のポイント

もし給与明細を見て違和感を持った場合、次の順番で確認してみてください。

 

1.前年同月の給与明細と比較する

一番簡単なのは、前年の同じ月の給与明細と比較することです。

 

例えば、2026年8月の給与に疑問がある場合、2025年8月の給与明細も確認します。

 

見るポイントは、

  • 基本給
  • 資格手当
  • 夜勤手当
  • 処遇改善に関係する手当
  • その他の手当
  • 総支給額
  • 控除額
  • 手取り額

です。

 

ここで大切なのは、手取り額だけで判断しないことです。

 

例えば、

前年:総支給250,000円、手取り205,000円
今年:総支給255,000円、手取り202,000円

という場合、給与そのものが減ったのではなく、控除額が増えている可能性があります。

 

逆に、

前年:総支給250,000円
今年:総支給230,000円

という場合は、どの項目が減ったのかを詳しく確認する必要があります。

 

2.処遇改善手当以外の項目が増えていないか確認する

「処遇改善手当」という項目がなくなっていても、

  • 基本給が増えている
  • 新しい手当が追加されている
  • 調整手当が増えている

などの変化があるかもしれません。

 

給与明細は、手当の名前だけを見るのではなく、全体を見ることが大切です。

 

「処遇改善手当:30,000円」が消えていても、「基本給」が30,000円増えていれば、支給額としては変わっていない可能性があります。

 

逆に、処遇改善手当が消え、基本給も他の手当も変わっていないのであれば、説明を求める必要があるでしょう。

 

3.雇用契約書や労働条件通知書も確認する

給与に関する変更があった場合、給与明細だけでは分からないこともあります。

 

入職時にもらった、

  • 雇用契約書
  • 労働条件通知書
  • 就業規則
  • 賃金規程

なども確認してみましょう。

 

特に、

「基本給がいくらなのか」

「各種手当はどのような条件で支給されるのか」

「処遇改善に関する手当について記載があるか」

などを確認します。

 

転職したばかりの方は、入職前に聞いていた条件と実際の給与が違っていないかも確認しましょう。

 

求人票に、「月給25万円~」と書かれていても、その内訳が、

  • 基本給
  • 資格手当
  • 夜勤手当
  • 処遇改善手当

によって構成されている場合があります。

 

そのため、求人を見るときには月給だけでなく、給与の内訳を確認することが非常に重要です。

 

職場に聞きづらい人へ。処遇改善について質問してもいい?

「給料のことを聞くのは失礼かな」

「お金の話をすると印象が悪くなりそう」

「面倒な職員だと思われたくない」

 

このように感じる方もいるでしょう。

 

しかし、自分の給与について確認することは悪いことではありません。

 

むしろ、働いた対価としてどのように給与が支給されているのかを理解することは非常に大切です。

 

ただし、聞き方は工夫したほうがよいでしょう。

 

例えば、「処遇改善手当がなくなっているんですけど、どういうことですか?」と強い口調で聞くと、相手も構えてしまうかもしれません。

 

おすすめなのは、事実を確認する形です。

 

例えば、「以前の給与明細と比べたところ、処遇改善手当の項目が変わっていたため、現在の給与体系について確認させていただけますか?」

 

このような伝え方であれば、冷静に確認できます。

 

また、「処遇改善に関する部分が、現在は基本給や別の手当に反映されているのか教えていただきたいです」という聞き方もよいでしょう。

 

重要なのは、感情的になる前に、まず事実を確認することです。

 

こんな説明なら、さらに詳しく確認したほうがいい

職場に確認した際、次のような説明だけで終わる場合は、内容をもう少し確認してもよいでしょう。

 

「制度が変わったからです」

「会社の決まりです」

「みんな同じです」

「以前からそうなっています」

 

もちろん、実際に制度変更や会社のルールによる変更である可能性もあります。

 

しかし、自分の給与に影響が出ている場合は、

  • 何が変わったのか
  • いつから変わったのか
  • 自分の給与にどのような影響があるのか
  • 年間の給与総額はどうなるのか

を確認したほうが安心です。

 

特に、毎月30,000円あった手当が急になくなった場合などは、「制度が変わった」の一言だけではなく、具体的な説明を求めることが重要です。

 

処遇改善手当が基本給に組み込まれるメリット

「処遇改善手当としてもらうほうが分かりやすい」と感じる方も多いでしょう。

 

しかし、処遇改善による賃金改善分が基本給に反映されることには、メリットがある場合もあります。

 

例えば、基本給が上がれば、会社の賃金制度によっては、

  • 賞与の算定
  • 昇給
  • 退職金

などに影響する可能性があります。

 

仮に賞与が「基本給の〇か月分」という計算方法であれば、基本給が高くなることで賞与額にも影響することがあります。

 

ただし、これは勤務先の規定によります。

 

「基本給が上がったから必ず得をする」というわけではありません。

 

逆に、処遇改善分が基本給に組み込まれたことで、

「将来的にも同じ金額が維持されるのか」

「昇給の計算はどうなるのか」

など、確認したい点もあります。

 

給与体系を見るときには、月収だけでなく、年間でいくらもらえるのかという視点も持つことが大切です。

 

介護職の給料は「月給」だけで比較してはいけない

転職を考えている介護職の方には、ここを特に意識してほしいです。

 

求人を見ると、

「月給30万円以上可能」

「高収入」

「処遇改善手当あり」

などの言葉が目に入ると思います。

 

しかし、月給だけを比較すると、転職後に、「思っていたより給料が低かった」ということになりかねません。

 

例えば、A施設とB施設があるとします。

 

A施設
月給:280,000円
賞与:基本給2か月分
年間休日:110日

 

B施設
月給:275,000円
賞与:基本給4か月分
年間休日:120日

 

月給だけを見るとA施設のほうが高く見えます。

 

しかし、基本給や賞与を含めた年間収入、休日数、勤務時間などを比較すると、必ずしもA施設のほうが条件がよいとは限りません。

 

さらに、処遇改善手当についても、

「毎月いくら支給されるのか」

「賞与や一時金として支給されるのか」

「給与に含まれているのか」

を確認する必要があります。

 

求人票を見るときは、次のポイントを確認しましょう。

 

  • 基本給はいくらか
  • 処遇改善は月給に含まれているか
  • 毎月固定で支給されるのか
  • 勤務実績によって変動するのか
  • 夜勤手当はいくらか
  • 賞与は基本給の何か月分か
  • 年収にするとどのくらいか

 

「月給が高いから」という理由だけで転職先を決めるのはおすすめできません。

 

パート・非常勤の介護職も処遇改善は関係ある?

処遇改善については、正社員だけの話だと思っている方もいるかもしれません。

 

しかし、パートや非常勤として働く介護職にとっても関係するケースがあります。

 

実際の賃金改善の対象や配分は、事業所の制度や勤務先のルールなどによって異なります。

 

そのため、パート求人を見るときにも、「時給1,200円」だけを見るのではなく、

  • 処遇改善手当は別途支給されるのか
  • 時給に含まれているのか
  • 土日祝手当はあるのか
  • 早朝・夜間手当はあるのか
  • 賞与や一時金はあるのか

を確認しておくことがおすすめです。

 

例えば、時給1,300円と書かれている求人でも、「時給1,300円+処遇改善手当」なのか、「処遇改善を含めて時給1,300円」なのかによって、条件の見え方は変わります。

 

扶養内で働きたい方、子育てと両立したい方、Wワークを希望している方などは、勤務時間だけでなく給与の支給条件も確認しておきましょう。

 

処遇改善の内容を確認するときに聞いておきたい5つの質問

現在の職場や転職先に確認する場合、次の5つを聞いておくと分かりやすいです。

 

1.現在、どのような加算を取得していますか?

制度の詳細まで完璧に理解する必要はありません。

 

まずは、勤務先がどのような処遇改善加算を取得しているのかを確認します。

 

2.処遇改善による賃金改善分は、どのように給与へ反映されていますか?

これは非常に重要です。

 

  • 基本給
  • 毎月の手当
  • 賞与
  • 一時金

など、どのような方法で反映されているのか確認しましょう。

 

3.以前と比べて給与体系は変更されていますか?

制度変更のタイミングで給与体系が変更されている場合があります。

 

「いつから、何が変わったのか」を確認すると理解しやすくなります。

 

4.年間の支給額に変更はありますか?

毎月の給与が減っていても、賞与や一時金に反映されている可能性があります。

 

年間でどの程度の給与になるのか確認しましょう。

 

5.今後も支給方法が変わる可能性はありますか?

処遇改善に関する制度や法人の給与体系は、今後変更される可能性もあります。

 

長く働くことを考えている場合は、「今後も同じ給与体系が続く予定なのか」について確認しておくと安心です。

 

説明に納得できない場合はどうすればいい?

職場に確認したものの、

「説明が曖昧だった」

「以前より明らかに給料が減っている」

「求人や雇用条件と違う気がする」

という場合もあるでしょう。

 

まずは、感情的に話すのではなく、資料を整理することをおすすめします。

 

準備しておきたいのは、

  • 以前の給与明細
  • 現在の給与明細
  • 雇用契約書
  • 労働条件通知書
  • 就業規則や賃金規程
  • 求人票

などです。

 

そして、どの部分がどのように変わったのかを整理します。

 

例えば、「2025年6月までは処遇改善手当として月30,000円が支給されていたが、2025年7月以降は支給項目がなくなり、基本給やその他手当に変更もない」というように、事実を整理します。

 

そのうえで、職場に確認しましょう。

 

それでも納得できない場合や、労働条件に関する疑問が解決しない場合には、労働に関する公的な相談窓口などへの相談を検討する方法もあります。

 

大切なのは、一人で抱え込まないことです。

 

介護職は人手不足の職場も多く、

「こんなことで聞いたら辞めづらくなるかもしれない」

「揉めたくないから我慢しよう」

と思ってしまう方もいます。

 

しかし、給与は生活に直結する重要な問題です。

 

確認するべきことを確認するのは、決してわがままではありません。

 

「給料が減った気がする」を放置しないほうがいい理由

毎月の給与が数千円しか変わっていない場合、「まあいいか」と思ってしまう方もいるかもしれません。

 

しかし、例えば月10,000円の差でも、年間では120,000円です。

 

3年間続けば360,000円になります。

 

もちろん、すべてが不適切な減額というわけではありません。

 

税金や社会保険料の変化、勤務日数の変化、夜勤回数の変化など、さまざまな理由があります。

 

しかし、理由を確認せずに放置すると、「実はずっと条件が変わっていた」ということに後から気づく可能性もあります。

 

給与明細は、ただ受け取って終わりにするものではありません。

 

自分がどのような条件で働き、どのように給与が支払われているのかを確認するための大切な資料です。

 

毎月すべてを細かくチェックする必要はありませんが、少なくとも、

  • 基本給
  • 各種手当
  • 総支給額
  • 控除額
  • 手取り額

くらいは定期的に確認する習慣をつけましょう。

 

今の職場の給与に不満があるなら「転職」も選択肢の一つ

処遇改善手当について調べている方のなかには、単純に制度について知りたいだけではなく、

「今の給料に不満がある」

「頑張っているのに給与が上がらない」

「説明が不透明で不信感がある」

という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

 

もちろん、給与に疑問を感じたからといって、すぐに退職する必要はありません。

 

まずは確認し、職場の説明を聞くことが大切です。

 

そのうえで、

「この職場では今後も給与アップが期待できない」

「給与体系が分かりにくく、不安が大きい」

「仕事量と給与が見合っていない」

と感じるのであれば、転職を考えるのも一つの方法です。

 

介護職の求人は、勤務先によって給与体系が大きく異なります。

 

同じ介護福祉士でも、

  • 基本給が高い職場
  • 処遇改善手当が充実している職場
  • 夜勤手当が高い職場
  • 賞与が多い職場
  • 年間休日が多い職場
  • 残業が少ない職場

など、それぞれ特徴があります。

 

だからこそ、「今の職場しか知らない」という状態で我慢を続ける必要はありません。

 

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転職するときは「処遇改善手当ありますか?」だけでは不十分

転職活動中に給与について確認するとき、「処遇改善手当はありますか?」と聞く方は多いでしょう。

 

もちろん、確認すること自体は大切です。

 

しかし、それだけでは十分ではありません。

 

より具体的に、

「処遇改善に関する賃金改善分は、月給のどの部分に反映されていますか?」

「毎月固定で支給されますか?」

「賞与や一時金として支給される部分はありますか?」

「求人票に記載されている月給には含まれていますか?」

と確認することで、実際の給与条件を理解しやすくなります。

 

例えば、「月給27万円」と書かれていても、

基本給:190,000円
資格手当:10,000円
夜勤手当:40,000円
処遇改善関連:30,000円

というケースもあります。

 

夜勤をしなかった場合には、求人に書かれている月給を下回る可能性もあります。

 

そのため、転職先を選ぶときは必ず給与の内訳を確認しましょう。

 

リニューケアなら、求人票だけでは分からない条件も確認できます

求人票を見ていて、

「この月給って何が含まれているの?」

「処遇改善手当は別途もらえるの?」

「夜勤を何回した場合の給料?」

「実際の年収はどれくらい?」

このように感じた経験がある方もいるのではないでしょうか。

 

介護職の求人は、同じ「月給25万円以上」という表記でも、その内訳はまったく異なります。

 

だからこそ、求人票だけを見て応募先を決めるのではなく、自分が納得できるまで条件を確認することが大切です。

 

リニューケアでは、介護職の転職を考えている方に向けて、求人探しだけではなく、

  • 給与条件の確認
  • 求人内容の詳細確認
  • 勤務時間や休日の相談
  • 夜勤回数の相談
  • 希望する働き方に合った求人探し
  • 面接前の不安や疑問の整理

など、転職活動を進めるうえで気になることを相談できます。

 

「まだ転職すると決めていない」

「今の職場と他の施設を比較してから考えたい」

という段階でも問題ありません。

 

転職活動は、必ずしも「応募する」と決めてから始めるものではありません。

 

まずは、

「自分の経験なら、どんな求人があるのか」

「今より給与が上がる可能性はあるのか」

「年間休日が多い職場はあるのか」

「日勤のみでも働けるのか」

といった情報を知ることから始めることもできます。

 

今の職場に不満があっても、「他にもっと良い条件の求人があるか分からない」ために、転職へ踏み出せない方も多いでしょう。

 

そんなときこそ、一人で求人を探し続けるのではなく、まずは希望条件を整理してみてください。

 

➔【リニューケアに相談する

 

まとめ|「処遇改善手当がなくなった」と感じたら、まずは給与全体を確認しよう

介護職の処遇改善手当について、「なくなる」「消えた」「減った」と不安になる方は少なくありません。

 

しかし、給与明細から「処遇改善手当」という項目が消えたからといって、必ずしも処遇改善による賃金改善分がなくなったとは限りません。

 

2024年6月からの制度変更・一本化などにより、勤務先によっては給与の反映方法が変わっています。

 

例えば、

  • 基本給に組み込まれた
  • 別の手当に変更された
  • 賞与や一時金への配分が変わった
  • 事業所の加算区分が変わった
  • 税金や社会保険料が増えて手取りが減った

といった理由が考えられます。

 

だからこそ、「処遇改善手当の文字がなくなった」という一点だけで判断するのではなく、以前の給与明細と現在の給与明細を比較することが重要です。

 

確認するポイントは、

  1. 基本給は変わっていないか
  2. 新しい手当が増えていないか
  3. 総支給額はどう変わったか
  4. 控除額は増えていないか
  5. 賞与や一時金への配分は変わっていないか

です。

 

そして、確認しても分からない場合は、職場に遠慮せず質問しましょう。

 

給与について確認することは、決して失礼なことではありません。

 

むしろ、自分が納得して働き続けるために必要なことです。

 

もし確認した結果、

「今後も給料が上がる見込みがない」

「給与体系が不透明で不安」

「仕事の負担と給与が見合っていない」

と感じるのであれば、今の職場だけにこだわる必要はありません。

 

介護職は、働く施設によって給与も休日も働き方も大きく異なります。

 

今より給与アップを目指せる職場、年間休日を増やせる職場、夜勤回数を減らせる職場など、あなたの希望に合う求人が見つかる可能性もあります。

 

「転職するかどうかはまだ決めていない」

 

そんな段階でも大丈夫です。

 

まずは今の給与や働き方を整理し、他の求人と比較してみることから始めてみてください。

 

今の職場で働き続けるという選択をするにしても、転職という選択をするにしても、まずは自分の市場価値や他の職場の条件を知ることが大切です。

 

介護職としてこれまで積み重ねてきた経験を、もっと納得できる給与や働き方につなげたいと考えている方は、ぜひリニューケアで自分に合った求人を探してみてください。

 

「給料が今より上がる職場はあるのか」

「処遇改善を含めると実際にいくらもらえるのか」

「自分の希望する働き方ができる施設はあるのか」

 

一人で悩み続ける前に、まずは情報を集めることから始めましょう。

 

転職は、今の職場を辞めると決めた人だけがするものではありません。

 

自分がこれからも安心して働ける職場を探すための選択肢の一つです。

 

給与に違和感を持った今だからこそ、現在の条件を確認し、あなた自身が納得できる働き方について考えてみてください。

 

➔【リニューケアに相談する

 

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