2026/07/31
「介護職でもう限界…」と感じたら読む記事|体力がもたない原因と無理なく働き続けるための解決策を徹底解説
「朝起きても疲れが取れない…」
「腰や膝が痛くて利用者さんの移乗がつらい…」
「夜勤明けは何もできないほど疲れてしまう…」
介護職として働いていると、このように体力の限界を感じる瞬間は決して珍しくありません。
介護は人の生活を支える、とてもやりがいのある仕事です。
しかしその一方で、身体への負担が大きく、年齢を重ねるにつれて「このまま続けられるだろうか」と不安になる方も多くいます。
実際に介護職から転職を考える理由として最も多いものの一つが「体力的な負担」です。
しかし、ここで知っておいてほしいことがあります。
体力の限界を感じたからといって、介護職そのものを辞める必要はありません。
働く施設や仕事内容を変えるだけで、身体への負担は大きく変わります。
この記事では、
- なぜ介護職は体力的につらいのか
- 体力の限界を感じるサイン
- 今すぐできる対処法
- 身体介助が少ない働き方
- 長く介護職を続けるための転職方法
まで詳しく解説します。
介護の仕事が好きだからこそ、無理をして体を壊してしまう前に、ぜひ最後まで読んでください。
なぜ介護職は体力の限界を感じやすいのか
介護職は「人を支える仕事」である一方、毎日体を使う仕事でもあります。
デスクワークとは違い、立ったまま何時間も働き続けたり、利用者さんを支えたりするため、知らないうちに体へ大きな負担が蓄積しています。
ここでは、介護職が体力的につらくなる主な理由を紹介します。
1. 身体介助による負担が大きい
介護職で最も体力を消耗するのが身体介助です。
例えば、
- ベッドから車椅子への移乗介助
- 入浴介助
- 排泄介助
- 更衣介助
- 食事介助の姿勢保持
などは毎日の業務になります。
特に移乗介助では、自分より体格の大きな利用者さんを支えることもあり、腰や肩、膝へ大きな負担がかかります。
「一回だけなら大丈夫」と思っていても、これを毎日何十回も繰り返せば、腰痛になるのは珍しいことではありません。
実際に介護職は腰痛を抱える方が非常に多く、「腰が原因で退職した」というケースも少なくありません。
2. 夜勤による生活リズムの乱れ
介護施設では24時間体制で利用者さんを支えるため、夜勤があります。
夜勤は給与アップにつながる反面、
- 睡眠不足
- 自律神経の乱れ
- 食生活の乱れ
- 疲労が抜けにくい
といったデメリットもあります。
特に20代では問題なくこなせていた夜勤も、30代・40代・50代になるにつれて「以前より体がきつい」と感じる方が増えてきます。
夜勤明けは眠りたくても十分に眠れず、休日がほぼ寝て終わってしまうという人も珍しくありません。
これが何年も続くことで、慢性的な疲労につながってしまいます。
3. 慢性的な人手不足
介護業界は慢性的な人材不足が続いています。
そのため、
- 一人で担当する利用者が多い
- 残業が増える
- 休憩が取れない
- 急な欠勤のフォローがある
といった状況になりやすくなります。
本来なら2人で対応すべき介助を1人で行うこともあり、身体への負担はさらに大きくなります。
「人が足りないから仕方ない」
そう思って頑張り続けている人ほど、限界が突然やってきます。
4. 常に立ち仕事で休めない
介護職は勤務時間中のほとんどが立ち仕事です。
記録を書く時間以外は、
- 利用者さんの対応
- レクリエーション
- 清掃
- 配膳
- 巡回
など動き続けています。
1日で1万歩以上歩くことも珍しくありません。
「座って休む時間がほとんどない」
これだけでも体力は大きく消耗していきます。
5. 精神的な疲れも体力を奪う
体力の限界は、実は身体だけの問題ではありません。
例えば、
- 利用者さんとの対応
- 家族対応
- 職員同士の人間関係
- クレーム対応
- 事故を起こさないというプレッシャー
これらの精神的ストレスも、体力を大きく奪います。
ストレスが増えると睡眠の質が悪くなり、疲れが取れなくなるため、「身体が重い」「毎日だるい」と感じやすくなります。
「もう限界かも…」体力の限界を示すサイン
責任感が強い人ほど、「まだ頑張れる」と自分に言い聞かせてしまいます。
しかし、次のような症状が出ている場合は、無理を続けるのは危険です。
朝起きても疲れが取れない
十分寝たはずなのに疲労感が残る場合は、身体が回復しきれていない可能性があります。
慢性的な疲労は、ケガや体調不良につながる原因になります。
腰や膝、肩の痛みが続いている
一時的な筋肉痛ではなく、
- 腰痛
- 肩の痛み
- 膝の違和感
が何週間も続く場合は注意が必要です。
痛みを我慢して働き続けると、ヘルニアや関節の故障などにつながることもあります。
夜勤が終わると何もできない
夜勤明けに、
- 家事ができない
- 子どもと遊べない
- 食事を作る元気もない
という状態が続くなら、体への負担が大きくなっています。
仕事だけで一日が終わってしまう働き方は、長く続けることが難しくなります。
仕事へ行くことを考えるだけで憂うつになる
「疲れた」だけではなく、
- 朝になると吐き気がする
- 出勤前に涙が出る
- 仕事を考えると眠れない
このような症状がある場合は、体力だけでなく心も限界に近づいている可能性があります。
この段階では、「もう少し頑張れば大丈夫」と無理をするのではなく、早めに環境を見直すことが大切です。
小さなミスが増えてきた
疲労が蓄積すると集中力も低下します。
例えば、
- 記録の記入漏れ
- 薬の確認ミス
- 転倒リスクへの気付きが遅れる
- 利用者さんとの約束を忘れる
といったミスが増えてきた場合は、体と心が「休んでほしい」とサインを出している状態です。
介護職では、小さなミスが重大な事故につながる可能性もあるため、自分の状態を客観的に見つめ直すことが重要です。
介護職で体力の限界を感じたときに今すぐできる5つの対処法
体力の限界を感じたからといって、すぐに介護職を辞める必要はありません。
まずは、今の働き方を見直すことで改善できる可能性があります。
ここでは、多くの介護職が実践している対処法を紹介します。
1. 夜勤の回数を減らしてもらう
介護職の体力を最も奪う要因の一つが夜勤です。
夜勤では利用者さんの見守りや排泄介助だけでなく、緊急対応が発生することもあります。
仮眠が取れない日もあり、生活リズムが乱れやすくなります。
もし夜勤が原因で疲れが取れないのであれば、まずは上司へ相談してみましょう。
例えば、
- 月5回の夜勤を月2〜3回へ変更する
- 夜勤専従から日勤へ変更する
- 当面だけ夜勤を外してもらう
など、施設によっては柔軟に対応してもらえるケースがあります。
「迷惑をかけたくない」と我慢してしまう方も多いですが、体調を崩して長期離脱するほうが職場にとっても大きな負担になります。
遠慮せず、一度相談してみることをおすすめします。
2. 配置転換を相談する
介護施設の中でも、担当するフロアや利用者さんによって身体的な負担は大きく異なります。
例えば、
- 重度の利用者さんが多いユニット
- 比較的自立している利用者さんが多いフロア
では、身体介助の回数がまったく違います。
また、
- 入浴担当
- レクリエーション担当
- 生活支援中心
など、業務内容を変更できる場合もあります。
「辞めるしかない」と考える前に、まずは施設内で働き方を変えられないか相談してみましょう。
3. しっかり休息を取る
意外と見落としがちなのが「休むこと」です。
介護職は責任感が強い人が多く、
「休んだら迷惑をかける」
「自分が頑張ればいい」
と思いがちです。
しかし、疲労が蓄積した状態では良い介護はできません。
休日くらいは、
- 仕事の連絡を見ない
- 趣味を楽しむ
- 十分な睡眠を取る
- 家でゆっくり過ごす
など、身体と心を休める時間を意識して作りましょう。
「何もしない時間」も、介護職にとっては大切な仕事の一つです。
4. 介助方法を見直す
腰痛や肩の痛みは、介助方法を改善することで軽減できることがあります。
例えば、
- ボディメカニクスを意識する
- 一人で無理に移乗しない
- 福祉用具を積極的に使う
- リフトやスライディングシートを活用する
といった工夫だけでも身体への負担は大きく変わります。
「昔からこのやり方だから」ではなく、安全で身体に優しい介助方法を学び直すことも大切です。
5. 転職を視野に入れる
もし、
- 人手不足が改善しない
- 夜勤が必須
- 人間関係も悪い
- 身体介助が非常に多い
という職場であれば、自分だけの努力では改善できません。
その場合は、転職も前向きな選択肢です。
「介護職=どこも同じ」と思われがちですが、実際には施設によって働きやすさは大きく違います。
例えば、
- 夜勤なし
- 残業ほぼなし
- リフトなどの介護機器が充実
- 人員配置に余裕がある
- 身体介助が少ない
このような職場も数多くあります。
無理を続けるより、自分に合う職場へ移るほうが、長く介護職を続けられるケースは少なくありません。
➔【リニューケアに相談する】
体力に自信がなくても働きやすい介護施設とは?
「介護の仕事は好きだけど、今の施設では体がもたない…」
そんな方は、身体介助が比較的少ない施設への転職がおすすめです。
ここでは、体力面で働きやすい職場を紹介します。
デイサービス
デイサービスは夜勤がありません。
利用者さんも比較的元気な方が多く、
- レクリエーション
- 食事介助
- 入浴介助
- 送迎
などが中心になります。
特別養護老人ホームと比べると重度の身体介助は少なく、生活リズムも整えやすいのが特徴です。
子育て中の方や、家庭との両立を目指す方にも人気があります。
デイケア
デイケアはリハビリを目的とした施設です。
理学療法士や作業療法士など多職種と連携しながら支援を行うため、介護だけに負担が集中しにくい環境があります。
利用者さんも比較的活動的な方が多く、身体介助が少ないケースもあります。
訪問介護
訪問介護は一対一で利用者さんを支援する仕事です。
施設勤務とは違い、大人数を一度に対応することはありません。
また、
- 生活援助中心
- 身体介助中心
など仕事内容を選べる求人もあります。
自分のペースで働きたい人には向いている働き方です。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
サ高住は比較的自立した高齢者が多く生活しています。
施設によって異なりますが、
- 安否確認
- 生活相談
- 必要な介助
が中心となるため、重度の身体介助が少ない職場もあります。
有料老人ホーム
有料老人ホームも施設によって介護度はさまざまです。
比較的介護度が低い施設であれば、身体への負担も軽減できます。
転職時には、
- 平均介護度
- リフト導入の有無
- 夜勤体制
- 職員配置
などを事前に確認することが大切です。
身体介助を減らしたいならキャリアチェンジも選択肢
「介護の仕事は続けたい。でも身体介助はもう厳しい…」
そのような場合は、介護業界でキャリアアップを目指す方法もあります。
ケアマネジャー
ケアプランの作成や利用者さん・ご家族との相談業務が中心です。
身体介助はほとんどなく、介護経験を活かしながら長く働きやすい職種として人気があります。
生活相談員
施設と利用者さん、ご家族をつなぐ役割を担います。
契約や相談対応、関係機関との連携などが主な仕事で、介助業務は少ない職場が多くあります。
福祉用具専門相談員
介護ベッドや車椅子などの福祉用具を提案する仕事です。
営業的な要素はありますが、身体への負担は比較的少なく、介護現場での経験を活かせます。
施設の管理職
主任や副施設長、施設長などになると、マネジメント業務の割合が増えます。
責任は大きくなりますが、身体介助中心の働き方から卒業できるケースもあります。
介護の仕事がつらくて疲れた…心と体を守るために大切なこと
介護職は、人の生活を支える社会に欠かせない仕事です。
しかし、その責任感の強さから「自分が頑張らなければ」と無理をしてしまう方が少なくありません。
利用者さんのため、同僚のため、職場のために頑張り続けた結果、自分自身の心や体を後回しにしてしまうことがあります。
ですが、一番大切なのはあなた自身の健康です。
あなたが元気でいてこそ、利用者さんへ質の高い介護を提供できます。
「もう疲れた」と感じたら、それは決して甘えではありません。
体と心が発している大切なサインです。
ここでは、疲れを感じたときに意識してほしいことを紹介します。
まずはしっかり休むことを優先する
疲れがピークに達しているときは、「もっと頑張れば何とかなる」と考えがちです。
しかし、疲労は根性では回復しません。
睡眠不足が続くと、
- 判断力が低下する
- 集中力が落ちる
- イライラしやすくなる
- ミスが増える
- ケガをしやすくなる
など、仕事にも悪影響が出てしまいます。
休日は仕事のことを忘れ、できるだけ心と体を休める時間を作りましょう。
スマートフォンで職場のグループLINEを何度も確認したり、「明日の仕事」を考え続けたりすると、脳が休まりません。
オンとオフの切り替えを意識することも大切です。
一人で抱え込まない
介護職の方は責任感が強く、「相談するのは迷惑」と考えてしまう方が多くいます。
しかし、悩みを一人で抱え込む必要はありません。
例えば、
- 家族
- 友人
- 信頼できる同僚
- 上司
- 転職エージェント
など、誰かに話すだけでも気持ちは軽くなります。
言葉にして整理することで、「実は職場が原因だった」「夜勤だけがつらかった」と、本当の原因が見えてくることもあります。
➔【リニューケアに相談する】
完璧な介護を目指さない
介護職は真面目な人ほど、
「もっと利用者さんのために」
「もっと良いケアをしたい」
と考えます。
もちろん、その気持ちはとても大切です。
しかし、人手不足の現場で100点満点の介護を毎日続けることは現実的ではありません。
完璧を求めすぎると、自分自身を追い詰めてしまいます。
できる範囲で最善を尽くすことが、結果として長く介護職を続けることにつながります。
体力の限界を感じるなら転職も前向きな選択肢
「転職=逃げ」
そう考える方もいますが、決してそんなことはありません。
介護業界にはさまざまな施設があり、働く環境は大きく異なります。
例えば、同じ介護職でも、
- 夜勤がない職場
- 残業が月5時間以下の職場
- 最新の介護リフトを導入している施設
- 人員配置に余裕がある施設
- 身体介助が少ない施設
など、多くの選択肢があります。
現在の職場だけを見て「介護はきつい仕事」と判断してしまうのは、少しもったいないかもしれません。
実際に転職した方からは、「もっと早く転職すれば良かった」という声も多く聞かれます。
転職で確認したいポイント
体力的な負担を減らしたい方は、給与だけでなく働く環境もしっかり確認しましょう。
チェックしたいポイントは次のとおりです。
- 夜勤の有無・回数
- 平均介護度
- リフトなど介護機器の導入状況
- 残業時間
- 有給休暇の取得率
- 職員の年齢層
- 離職率
- 人員配置
- 教育体制
- 福利厚生
求人票だけでは分からない情報も多いため、事前に確認しておくことが重要です。
➔【リニューケアに相談する】
転職エージェントを利用するメリット
「求人票だけでは職場の雰囲気が分からない」
「また同じような職場だったらどうしよう…」
そんな不安がある方は、介護専門の転職エージェントを活用するのがおすすめです。
介護専門の転職エージェントでは、
- あなたの希望に合った求人を紹介
- 身体介助が少ない施設を提案
- 夜勤なし求人の紹介
- 面接日程の調整
- 条件交渉
- 入職後のフォロー
まで無料でサポートしてくれます。
特に、求人票には掲載されていない
- 実際の人間関係
- 残業の実態
- 離職率
- 職場の雰囲気
などを教えてもらえることもあり、転職後のミスマッチを減らせます。
➔【リニューケアに相談する】
リニューケアならあなたに合った職場探しをサポートします
「もう介護職は無理かもしれない…」
そう思っている方も、実は職場を変えるだけで働きやすくなるケースは少なくありません。
リニューケアでは、介護業界に詳しいキャリアアドバイザーが、一人ひとりの希望や悩みに合わせて転職をサポートしています。
例えば、
- 夜勤なしで働きたい
- 身体介助が少ない職場を探したい
- 人間関係の良い施設で働きたい
- ブランクがあるけど復職したい
- 残業が少ない施設を希望している
- 子育てと両立できる職場を探したい
など、あなたの希望を丁寧にヒアリングしたうえで、条件に合った求人をご紹介します。
もちろん、相談だけでも大歓迎です。
「今すぐ転職するか決めていない」という方でも、お気軽にご相談ください。
➔【リニューケアに相談する】
まとめ
介護職で体力の限界を感じるのは、決して珍しいことではありません。
移乗介助や入浴介助、夜勤、人手不足など、介護職には身体への負担が大きい環境が多くあります。
しかし、「介護職だから仕方ない」と我慢し続ける必要はありません。
今回ご紹介したように、
- 夜勤を減らす
- 配置転換を相談する
- 十分な休息を取る
- 介助方法を見直す
- 身体介助が少ない施設へ転職する
- ケアマネジャーや生活相談員へキャリアチェンジする
など、体への負担を軽くする方法は数多くあります。
特に、現在の職場環境が原因で体力の限界を感じているのであれば、環境を変えることが最も効果的な解決策になる場合もあります。
介護の仕事が好きだからこそ、無理をして体を壊してしまっては元も子もありません。
あなたが長く安心して介護職を続けられるよう、自分に合った働き方を見つけることが大切です。
「今の職場を続けるべきか悩んでいる」「身体への負担が少ない職場を探したい」という方は、ぜひリニューケアへご相談ください。
あなたに合った職場探しを全力でサポートいたします。
➔【リニューケアに相談する】
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