2025/05/23
【転職しない方がいい?】50代介護士が夜勤ゼロで母の介護と両立できた理由とは?
転職しない方がいい?そう思いながら、踏み出した一歩が未来を変えた
「今の職場は人間関係も悪くない。仕事にも慣れてきた。でも、このままで本当にいいのだろうか?」
これは、50歳の介護福祉士Hさんが抱えていた葛藤です。
10年間勤めた介護施設での仕事に不満はなく、むしろ充実していました。
けれど、自宅で同居している高齢の母親に介護が必要となり、生活が一変します。
母は「できるだけ家で過ごしたい」と希望。
日中は訪問介護で何とか対応できても、Hさんが夜勤に入るたびに母をひとり残すことへの不安がつのっていきました。
「何かあったら…」「夜勤中に倒れていたら…」
その不安がついに限界を迎えたとき、Hさんは「転職」という選択肢を意識するようになりました。
ただし、簡単には踏み出せません。
「転職しない方がいいかもしれない」「年齢的にも厳しいかも」
そんな思いも頭をよぎりました。
でも、Hさんは最終的に夜勤なしのサ責(サービス提供責任者)として、新たな一歩を踏み出し、見事に希望の働き方を実現させました。
この記事では、Hさんの実体験をもとに、転職を「成功」させるための秘訣をたっぷり紹介します。
1. 今の職場に不満はないけれど、「生活」は変わった
Hさんは50歳。介護職歴10年のベテラン介護福祉士です。
勤務先の介護施設では人間関係も良く、仕事にもやりがいを感じていました。
特別「辞めたい」と思ったことはなく、「このまま定年までここで…」と考えることもありました。
しかし、転機が訪れたのは同居している母親に介護が必要になったとき。
「施設に入るのは嫌、家で過ごしたい」という母の希望を受け、訪問介護サービスを使って在宅介護をスタート。
日中はヘルパーさんが来てくれるものの、Hさんが夜勤に入る日は、母をひとりにしてしまう現実がありました。
「仕事に行ってる間に、何かあったらどうしよう…」
こうした不安が、仕事中も頭をよぎるようになります。
「仕事は好き。でも、母を守りたい」
そう感じたHさんが次に考えたのが、「夜勤をなくす働き方」でした。
2. 夜勤ゼロの正社員?サ責という選択肢
Hさんの職場では、正社員には夜勤が必須でした。
夜勤を外すとなると、パート扱いになり、収入や待遇も不安定になります。
「それなら、夜勤のない正社員の働き方を探そう」
そう思って調べていく中で出てきたのが、サ責(サービス提供責任者)というポジションでした。
サ責は、訪問介護などで利用者のサービス計画の作成や、ヘルパーへの指示・連携を担う重要なポジション。
施設によっては夜勤がない、もしくはかなり少ない働き方が可能です。
ただし、未経験からの挑戦には不安もありました。
「現場経験はあるけど、サ責は初めてで大丈夫かな…?」
けれど、「このまま夜勤を続ける不安」と天秤にかけたとき、Hさんの中で答えは明確でした。
3. 求人の“落とし穴”に悩まされる日々
「サ責 夜勤なし 未経験OK」
そんな求人票をいくつも見つけては、問い合わせをしてみるHさん。
ところが…
-
「夜勤なしと書いていても、緊急時は夜勤対応してもらう」
-
「半年間は現場勤務で夜勤も必須」
-
「『自宅から通える範囲』とあったのに、入社後に別のエリアへ移る可能性があると言われた」
条件と現実が違う求人に、5〜6件連続で当たってしまいました。
「またか…」「これなら転職しない方がマシなのでは?」
そんな思いが頭をよぎったとき、Hさんはある決断をします。
4. 転職エージェントとの出会いが流れを変えた
「自分ひとりで探すのは、もう限界かも」
そう感じたHさんが次に頼ったのが、介護職専門の転職エージェント。
中でも「リニューケア」に登録し、プロの転職サポートを受けることにしました。
担当エージェントに、自身の状況や希望条件を詳しく伝えたところ…
なんと、すぐに複数の施設に交渉をしてくれて、条件にマッチする3件の面接が調整されました。
-
夜勤なし
-
サ責ポジション
-
未経験でも丁寧な研修あり
-
母の介護にも理解のある施設
Hさんは驚きました。
「自分ひとりじゃ見つけられなかった求人が、こんなにすぐに?」
5. 面接は“選ばれる場所”ではなく“選ぶ場所”に変わった
面接に向かったHさん。
驚いたのは、どの施設も事前に条件を理解していたこと。
「夜勤はできないと伺っていますが…」
「お母さまの介護もあるんですよね」
そんな言葉を面接官から聞くたびに、「自分のことをちゃんと理解してくれている」という安心感がありました。
「今までの転職活動は、こちらが必死に選ばれる側だった」
「でも今回は、ちゃんと私が“選ぶ側”になれている」
最終的に、Hさんは希望の条件をすべて満たす施設から内定をもらうことができました。
6. Hさんの転職成功の3つの理由
① 自己分析ができていた
「なぜ転職したいのか」「どんな働き方なら安心できるのか」
Hさんは、母の介護という現実をしっかりと受け止め、自分にとって必要な条件を明確にしていました。
だからこそ、転職の軸がブレず、ぶれずに行動できたのです。
② 行動を起こした
「転職しない方がいいかも」「大変そう」と感じながらも、Hさんは行動しました。
最初は失敗や不安もありましたが、その経験も「こういう求人は避けるべき」と気づく材料になりました。
行動したからこそ、未来が切り開けたのです。
③ 信頼できるエージェントに出会えた
「リニューケア」の担当者は、Hさんの条件を細かく聞き、希望に合った求人を提案してくれました。
求人票の裏側にある“現場のリアル”まで確認してくれるプロの存在が、成功を引き寄せました。
7. あなたはどうしますか?「転職しない方がいいかも」と迷っているあなたへ
今の職場に不満がなくても、生活が変われば働き方を見直す必要があります。
「転職しない方がいい」と感じていても、それがあなたや家族の“今”に本当に合っているかは、別の話。
転職=大きな決断に見えるかもしれませんが、まずは情報収集から始めてみるだけでも違います。
8. まとめ:行動すれば、未来は変えられる
Hさんは、「転職しない方がいいかも」という迷いからスタートしました。
でも今は、夜勤なしで母の介護と仕事を両立できる毎日を送っています。
そして、転職活動を通じて「自分が本当に大切にしたいこと」に気づくことができたのです。
あなたも「リニューケア」で一歩踏み出してみませんか?
「夜勤なし」「家庭と両立したい」「年齢が不安」
そんな悩みを抱えている方は、ぜひ一度「リニューケア」にご相談ください。
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