2025/09/11
【看護助手のキャリアアップ完全ガイド】次に目指すべき資格・仕事・転職先とは?
「看護助手として経験を積んできたけれど、このまま続けていいのかな?」
「次のステップに進むなら、どんな資格や仕事を目指すべきだろう?」
看護助手は、医療や介護の現場で患者さんに寄り添い、看護師や医師をサポートする大切な存在です。
未経験・無資格からでもスタートできる一方で、長く働いているうちに「この先のキャリアをどう築くか」で悩む方も少なくありません。
実は、看護助手からはさまざまなキャリアアップの道が開けています。
看護師や准看護師を目指す方、介護分野へ進む方、医療事務に挑戦する方、あるいは看護助手として専門性を磨く方まで──。
この記事では、看護助手が取れる具体的なステップアップ方法を徹底解説します。
さらに「キャリアアップを実現するための資格取得の流れ」や「転職時のポイント」も紹介しますので、次の一歩に悩んでいる方はぜひ最後まで読んでみてください。
看護助手とは?今の仕事の立ち位置を整理しよう
看護助手は、病院やクリニックで看護師の補助業務を担う仕事です。
代表的な業務には以下があります。
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患者さんの食事・入浴・排泄などの介助
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ベッドメイキングやシーツ交換
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車いすやストレッチャーでの搬送
-
医療器具の洗浄・準備
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病棟内の清掃や環境整備
直接的な医療行為は行えませんが、看護チームの一員として欠かせない存在です。
看護助手の強み
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無資格・未経験から始められる
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医療現場で基礎的な知識やスキルを学べる
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高齢化に伴いニーズが高い
こうした強みを活かしながら、さらに「資格」や「キャリア」を積み重ねていくことで、より安定した働き方や収入アップを目指すことができます。
看護助手のキャリアアップは大きく分けて4つの方向性
看護助手からのステップアップには、大きく分けて次の4つの道があります。
-
看護師・准看護師を目指す(医療の専門職へ)
-
介護職として資格を取り専門性を高める(福祉の道へ)
-
医療事務など別職種への転身(事務職へ)
-
看護助手として専門資格を取得(現職の専門性向上)
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 看護師・准看護師へのステップアップ
准看護師になるには
准看護師は、医師や看護師の指示のもと医療行為を行える職種です。
看護助手の経験を活かしつつ、さらに医療の専門性を深めたい方におすすめです。
-
学び方:働きながら通える養成所や専門学校に入学
-
期間:2〜3年程度
-
メリット:給料アップ、医療行為の一部が可能に
正看護師になるには
看護職の王道キャリアといえば「正看護師」。
国家資格取得が必要ですが、その分キャリアの幅が大きく広がります。
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学び方:看護専門学校(3年)または大学(4年)
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支援制度:病院が奨学金や学費サポートをしてくれるケースあり
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メリット:給与水準が高く、病院・クリニック・訪問看護など幅広い働き方が可能
看護助手から正看護師を目指す道は決して簡単ではありませんが、医療現場での経験がある分、学びもスムーズに進むという強みがあります。
2. 介護職へのステップアップ
「患者さんの日常生活を支えることが好き」「介護分野で長く働きたい」
そんな方には、介護職へのステップアップがおすすめです。
取得したい資格の流れ
-
介護職員初任者研修
介護職の入門資格。修了後は訪問介護などでも働ける。 -
介護福祉士実務者研修
さらに実務範囲が広がり、専門性が高まる。 -
介護福祉士
国家資格であり、キャリアの大きな強みになる。 -
ケアマネージャー(介護支援専門員)
利用者や家族の相談に応じる上位資格。
メリット
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看護助手で培った介助スキルを活かせる
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資格取得により給料アップが見込める
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将来的には施設管理職やケアマネへの道も開ける
介護業界は今後ますます需要が高まるため、安定性を重視する方には最適な選択肢です。
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3. 医療事務へのステップアップ
「体力的に現場は大変…」「デスクワーク中心の仕事に変えたい」
そんな方には医療事務が向いています。
医療事務の仕事内容
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レセプト(診療報酬請求業務)
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受付・会計業務
-
患者対応
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診療データの入力
メリット
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医療現場での経験が役立つ
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年齢に関わらず働きやすい
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パート・正社員など働き方の幅が広い
医療事務の資格は必須ではありませんが、医療事務管理士・医療事務技能認定試験などの資格を持っていると採用に有利です。
4. 看護助手として専門性を高める
看護助手として長く働きたい方は、専門資格の取得もおすすめです。
代表的な資格
-
メディカルケアワーカー
-
看護助手認定実務者試験
これらを取得することで、同じ看護助手でも「専門性が高い人材」として評価されやすくなります。
また、転職時にもアピールポイントになります。
➔【看護助手の求人を見つける】
キャリアアップを実現するポイント
-
職場に相談する
奨学金制度や資格取得の支援制度がある職場も多い。 -
働きながら学ぶ
通信制や夜間コースを選べば、収入を得ながら資格取得が可能。 -
転職を視野に入れる
キャリアアップのためには「環境を変える」ことも重要。
転職を考えるなら「情報収集」がカギ
資格を取るにしても、職場の支援を受けるにしても、まずは「情報」がなければ選択できません。
特に、
-
資格取得支援がある病院・施設
-
キャリアアップを重視する職場
-
残業少なめやプライベートと両立できる環境
こうした条件は求人票だけでは分かりにくいこともあります。
そこで役立つのが、介護・医療職に特化した求人サイト 「リニューケア」 です。
リニューケアを活用してキャリアアップを実現しよう
「リニューケア」では、介護資格有資格者や看護助手経験者がキャリアアップしやすい求人を豊富に掲載しています。
-
資格取得支援ありの求人
-
キャリア相談ができるサポート体制
-
非公開求人の紹介
自分一人で探すよりも効率よく、理想の職場に近づけます。
看護助手からのステップアップを考えている方は、まずは「リニューケア」に登録してみてください。
まとめ
-
看護助手からのステップアップには大きく4つの道がある
1. 看護師・准看護師
2. 介護職(初任者研修〜ケアマネ)
3. 医療事務
4. 看護助手専門資格 -
資格取得や転職でキャリアアップは十分可能
-
情報収集には「リニューケア」の活用が有効
看護助手としての経験は、次のキャリアへつながる大きな財産です。
今の自分に合った道を見つけ、一歩踏み出すことで将来の選択肢が広がります。
あなたのステップアップの第一歩を「リニューケア」で踏み出してみませんか?
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