2025/08/21投稿者:リニューケア

介護士の服装で失敗しないために!おすすめコーデ・NG例・安く揃える方法

介護の仕事を始める時に、意外と多くの人が悩むのが「服装」です。


「ジャージって大丈夫?」

「クロックスはNGなの?」

「ユニクロやGUで揃えてもいいの?」など、迷うポイントはたくさんあります。

 

実際、施設によっては制服があるところもあれば、ポロシャツだけ支給でその他は自分で準備というケースもあります。

 

せっかく買った服が「規定で使えません」と言われてしまうと、気持ちも少し落ち込みますよね。

 

そこでこの記事では、介護士として働くときの服装のポイントを安全性・清潔感・機能性・動きやすさという観点からわかりやすく解説します。

 

さらに、おすすめのアイテムや避けた方がよいNG服装、安く揃える方法、季節ごとの工夫や男女別の注意点まで紹介します。

 

これから介護職に就く方や転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

 

介護士の服装を選ぶときの基本ポイント

1. 安全性を第一に

介護現場ではご利用者さんに直接触れて介助することが多くあります。

 

その際に、ボタンやファスナー、金具などが肌に当たると怪我につながる可能性があります。ポケットが多すぎる服も、中身が落ちて事故になる危険があるため注意が必要です。

 

シンプルで装飾が少ない服を選ぶのが基本です。

 

2. 清潔感を大切に

ご利用者さんだけでなく、そのご家族と接する機会も多い介護士。

 

ヨレヨレのTシャツや穴の空いた靴下では印象が悪くなってしまいます。

 

常に「人から見られても不快感を与えないか」を意識しましょう。

 

シワや汚れがない清潔な服装は、信頼感にもつながります。

 

3. 機能性を考える

介護の現場は動きが多く、汗をかくことも多いため、速乾性や通気性のある素材がおすすめです。

 

特に夏場は吸汗速乾タイプのポロシャツが人気。

 

冬場はヒートテックなどのインナーを重ね着することで快適に働けます。

 

4. 動きやすさ

移乗介助や入浴介助など、身体を大きく動かす仕事が多いため、ストレッチ素材のパンツや伸縮性のあるトップスが理想です。

 

サイズが合っていない服は、動きづらいだけでなく介助時の危険にもつながります。

 

おすすめの服装・アイテム

トップス

  • ポロシャツ:介護士の定番アイテム。襟付きで清潔感があり、Tシャツよりフォーマルな印象を与えます。

  • Tシャツ:速乾性のあるスポーツタイプを選べば◎。ただしラフに見えるため、施設によってはNGの場合もあります。

 

ボトムス

  • チノパン:動きやすく、清潔感もあるため人気。しゃがんだときに下着が見えないように股上の深いものを選ぶと安心。

  • ジャージ:ストレッチ性があって楽ですが、ファスナーや装飾が引っ掛かる可能性あり。最近ではNGとする施設も増えているので要確認。

 

  • スニーカー:履きやすく、足の疲れを軽減。紐靴はほどけると転倒事故につながるので、マジックテープやスリッポンタイプが安全。

  • スリッポン:入浴介助の際に脱ぎ履きがしやすく便利。

  • クロックス:軽くて楽ですが、走りにくく転倒リスクがあるためNGの施設も多いです。

 

その他

  • エプロン:食事介助や入浴介助では必須。撥水性があるものが便利。

  • ポーチ:筆記用具やメモ帳を入れておくと両手が空いて安全。エプロンやズボンのポケットより安心です。

 

季節ごとの服装の工夫

気温が安定しない時期なので、重ね着が便利です。薄手のポロシャツにカーディガンを合わせるなど、体温調節しやすい服装を心がけましょう。

 

汗をかきやすいため、速乾性・通気性のあるトップスが必須です。汗染みが目立たない色を選ぶと清潔感を維持しやすくなります。替えのシャツを数枚持っておくと安心です。

 

気温が下がり始めるので、長袖のポロシャツやインナーを重ねて調整。動きやすい素材を選ぶことで、介助時の快適さを保てます。

 

寒いからといって分厚いニットは動きづらいためNG。ヒートテックや裏起毛インナーで暖かさを確保しつつ、上からはポロシャツや軽めのフリースを着ると機能的です。

 

男女別の注意点

男性介護士

  • ワイシャツやスーツ系は堅苦しく、動きづらいため避ける。

  • 汗をかきやすいため、消臭・抗菌インナーを組み合わせると◎。

  • ズボンのサイズはやや余裕を持たせることで、しゃがんだときの動作もスムーズ。

 

女性介護士

  • 胸元が開きすぎないトップスを選ぶことが大切。

  • スキニーパンツのように体のラインが強調されるものは避ける。

  • 髪が長い場合はまとめることで、清潔感と安全性を両立できます。

 

避けた方がよい服装

  • 金属や装飾が多い服:安全面から避けるべき。パーカーの紐も事故の原因になる可能性あり。

  • 黒い服:喪服を連想させ、ご利用者さんに不快感を与える場合があるため避けるのが無難。

  • 露出が多い服:胸元が空きすぎていたり、体のラインが強調される服は不適切。

  • 派手な服:奇抜な柄やドクロマークなどは現場にそぐわないためNG。

 

服を安く揃える方法

介護職の服は汚れることが多く、買い替え頻度も高め。だからこそコスパを重視するのがおすすめです。

 

  • ユニクロ・GU:速乾性Tシャツやストレッチパンツが安く手に入る。

  • しまむら:低価格で種類も豊富。

  • ワークマン:動きやすく耐久性のある仕事着が揃う。

 

また、最近では被服手当や靴代を負担してくれる施設も増えてきました。

 

転職の際は、こうした福利厚生も確認しておくとお得です。

 

先輩介護士の体験談

  • 「最初はTシャツで働いていたけど、やっぱりポロシャツの方が信頼感があると感じた」

  • 「クロックスは楽だけど、走れなくてヒヤッとしたことがあるのでスニーカーに変えました」

  • 「ワークマンで買ったパンツは安いのに丈夫で、今でも愛用しています」

 

現場の声を参考にしつつ、自分に合った服装を揃えていくのがベストです。

 

まとめ:服装選びも転職成功のカギ

介護士の服装はただの「仕事着」ではなく、ご利用者さんの安全・安心、家族からの信頼、そして自分自身の働きやすさを左右する大切な要素です。

 

安く揃える方法もありますが、NG服装を避けることは必須。

 

さらに、季節や性別ごとの工夫を意識することで、より快適に働くことができます。

 

転職の際には施設ごとに服装規定が異なるため、事前にしっかり確認しておきましょう。

 

リニューケア」では、求人情報と一緒にその施設の服装規定や支給される制服の有無なども相談可能です。

 

転職後に「せっかく買ったのに使えない!」とならないよう、プロのアドバイザーに気軽に相談してみてください。

 

あなたが安心して働ける環境を整えることが、介護の仕事を長く続けるための第一歩です。

 

服装選びも、転職の成功につながります。

 

ぜひ「リニューケア」で、あなたにぴったりの職場を見つけてください。

 

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