2025/08/05投稿者:リニューケア

【介護職員必見】暑すぎる職場…熱中症対策が義務化!今すぐ見直すべき介護施設の暑さ対策とは?

「汗が止まらない…」

「毎日がサウナのよう」

「脱水症状になりかけた」

 

そんな声が、介護現場のあちこちから聞こえてきます。

 

近年の異常気象により、日本全国で猛暑日が常態化。


特に体力勝負の介護職にとって、「暑さ」=命の危機にもなり得ます。

 

2025年6月からは、職場での熱中症対策が法律で義務化。


これは、介護職員と利用者双方を守るための大きな一歩です。

 

とはいえ、
「施設のエアコンが効かない」
「現場が忙しすぎて水分補給もままならない」
「暑さで集中力が落ちて事故が怖い」


など、現実は厳しいまま…。

 

この記事では、介護職の視点から「暑さ対策」の実情と、これからの施設選び・転職活動にも役立つ情報をお届けします。

 

介護現場の暑さはなぜ深刻なのか?

高齢者は暑さに弱い

高齢者は体温調節機能が低下しており、暑さを感じにくく、熱中症になりやすい特性があります。


総務省の報告によれば、2024年5〜9月に救急搬送された熱中症患者のうち、実に50%以上が65歳以上でした。

 

つまり、介護施設は常に高リスク状態

 

職員にも深刻な影響が

介護職員は重労働かつ高い集中力を求められる職業。


暑さはその働きやすさを大きく妨げ、以下のような影響が出ます

  • 倦怠感、集中力の低下

  • 作業ミス、事故リスクの増加

  • ストレスや体調不良による離職

 

実際に、夏になると体調不良で休む職員が続出する施設も多く、現場全体の疲弊に繋がっているのです。

 

【2025年法改正】熱中症対策が義務化へ!

2025年6月から、厚生労働省が定める指針に基づき、職場における熱中症対策が法的に義務化されました。


介護施設も当然対象となり、適切な環境整備を怠ると、行政指導や責任問題に発展する恐れもあります。

 

義務化により求められる主な内容

  • エアコン・冷房設備の整備

  • 室温・湿度管理の記録

  • 職員の定期的な休憩・水分補給の時間確保

  • 熱中症リスクを知らせる掲示や研修

 

法令に準じた対策を取っているかどうかは、転職先を選ぶ際の重要なチェックポイントになりそうです。

 

今すぐ見直したい!介護施設での暑さ対策10選

1. 室温管理の徹底

  • 室温:28℃以下

  • 湿度:70%以下

 

この条件を保つには、エアコンの定期点検・フィルター掃除、ブラインドや遮熱フィルムの使用が重要です。

 

チェックポイント:「空調設備が古い・壊れたまま放置」は要注意!

 

2. エアコン+扇風機の併用

空気を循環させ、冷房効果を上げるのに扇風機は有効。


また、サーキュレーターを活用する施設も増えています。

 

3. 冷却グッズの活用

  • 冷感タオル・スプレー

  • 保冷剤

  • ネッククーラー

  • 冷却ベスト など

 

特に職員の体温を効果的に下げるため、首・脇の下・太もも付け根などを冷やすのが◎。

 

4. 職員の服装の見直し

  • 通気性の良い素材(リネン、メッシュ、ドライ素材)

  • 色は白やベージュなど熱を吸収しにくいもの

  • 汗を吸収しやすいインナー活用

 

制服指定がある場合でも、機能性を考慮した変更が必要です。

 

5. こまめな水分・塩分補給

喉が渇く前に飲む!が鉄則。

  • スポーツドリンク

  • 経口補水液

  • 塩飴、梅干し なども併用

 

注意:高齢者は自ら飲もうとしない場合も多く、声掛け・タイミングが重要。

 

6. 入浴介助時の工夫

入浴介助は特に汗をかく業務。

 

  • 事前に水分補給

  • 介助前後に保冷剤で冷却

  • 湯温は夏場はぬるめ設定に

 

7. 外出・送迎時の注意点

  • 時間帯を選ぶ(早朝・夕方)

  • 日陰のルートを選ぶ

  • 空調服や帽子を活用

  • 車内の温度管理も徹底

 

8. 定期的な休憩の確保

忙しくても「5分の水分休憩」が事故防止に繋がります。


管理者が積極的に休憩を促す文化が大切です。

 

9. 食事・栄養管理

  • ビタミン・ミネラル補給

  • 食が細くなりがちな夏、冷製メニューの活用

  • サプリメントの併用も有効

 

10. 施設全体の暑さマネジメント体制

  • 全体会議での暑さ対策共有

  • 温湿度計の設置

  • 勤務前後の体調チェック

 

転職先チェックポイント:「暑さ対策に取り組んでいるか?」は、見学時に必ず確認しましょう!

 

実際どうなの?現役介護職の声を紹介

「エアコン壊れてても直らない…。現場の声が通りにくい職場では限界でした。」(40代/特養)

 

「冷却グッズを個人購入してましたが、今年から施設で用意してくれるようになって助かってます!」(30代/デイサービス)

 

「熱中症になって救急搬送されたことがあります。命を守る対策がされている職場かどうかが重要だと思います。」(50代/老健)

 

暑さ対策がしっかりしている職場は、働きやすさの証拠!

「働きやすい介護施設=暑さ対策に本気な施設」といっても過言ではありません。

 

  • 職員の体調を大切にしている

  • 適切な人員配置ができている

  • 安全意識・組織運営がきちんとしている

 

これらは、「安心して長く働ける職場」の共通点でもあります。

 

暑さ対策の甘い施設で我慢し続けるより、本当に自分を大切にしてくれる施設へ転職を考えるのも一つの選択肢です。

 

【まとめ】もう我慢しない!「暑さ」で辞めたくなる前に

  • 介護施設での暑さは命の危険にも繋がる

  • 2025年以降、熱中症対策は法律で義務化

  • 職場の暑さ対策は、職員の定着率や安全管理意識のバロメーター

 

「この暑さ、いつまで耐えなきゃいけないの?」


そう感じたあなたは、今の職場を見直すタイミングかもしれません。

 

転職を考えている方へ|安心できる職場選びを「リニューケア」がサポートします!

「暑さ対策が万全な施設を探したい」
「もう少し自分の体調を大事にできる職場がいい」

 

そんな方は、【介護職専門の求人サイト「リニューケア」】をご利用ください!

  • 現場の職場環境まで取材した求人を掲載

  • 面接では聞きづらい「空調や職員休憩制度」も確認

  • LINE相談や電話サポートで丁寧に対応!

 

 

登録無料!
下のボタンから、今すぐあなたにぴったりの職場を探しましょう
リニューケアに登録してみる