2025/05/08投稿者:リニューケア

【介護職必見】もう見逃さないで。不適切ケアの実態とあなたにできること

介護の仕事に誇りを持っている。
でも、現場では「これって本当に正しいの?」と感じる瞬間がある——。

 

例えば、利用者様を呼んでも誰も応えずに放置されたり、無理に食事を進められたり。

 

「虐待」と言い切れない、でも明らかに“気になる対応”。


それが「不適切ケア」です。

 

この不適切ケア、実は多くの介護現場で起こっています。


しかも、加害者になっている本人に自覚がないケースも少なくありません。

 

この記事では、不適切ケアの事例や背景をわかりやすく解説し、あなた自身が「守れる介護職」になるためのヒントをお伝えします。


そしてもし、あなたが「今の職場でこのままでいいのかな…」と感じているなら、この記事をきっかけに、新しい環境を考えるきっかけになるかもしれません。

 

 

不適切ケアとは?虐待の“グレーゾーン”にある対応

不適切ケアとは、介護職員の自覚の有無にかかわらず、利用者様に対して行われる正しくないケアのこと。


言い換えれば、知らず知らずのうちに「傷つけているかもしれない」行為です。

 

たとえば…

  • 呼びかけを無視する

  • 「ちょっと待って」と言って長時間放置

  • 食事を無理やりすすめる

  • 命令口調や子ども扱いで話す

  • 勝手にトイレの時間を決める

  • 利用者様の私物を捨てる・笑い話にする

一見、小さなことのように見えるかもしれません。

 

でもそれは、相手の尊厳を奪う行為です。

 

問題なのは、これが「当たり前」になってしまうこと。


不適切ケアが習慣化すると、いずれ明確な虐待につながってしまう恐れもあるのです。

 

 

なぜ、不適切ケアが起きてしまうのか?

不適切ケアが介護現場で起きてしまう背景には、さまざまな理由があります。

 

1. 職員のストレス・疲弊

人手不足や長時間勤務など、職員に余裕がない状況が続くと、知らず知らずのうちに思いやりの気持ちが薄れてしまいます。

 

2. 教育・研修の不足

「これが正しいケア」と思い込んでいたり、誰も指摘してくれないことで、間違った対応が常態化してしまうことも。

 

3. 施設のマネジメント体制の不備

現場任せにされていたり、上司が不適切ケアを見逃していると、「これでいいんだ」と勘違いしてしまう危険もあります。

 

4. 倫理観の欠如

「忙しいから」「他の人もやってるし」——。
そんな考えが蔓延すると、施設全体が不適切ケアに寛容になってしまいます。

 

 

あなたが今日からできること:不適切ケアを防ぐ3つの視点

① 自分自身の対応を振り返る

「自分もついやってしまっていないか」
忙しい日々の中で、自分の言動を振り返ることはとても大切です。
一日1分でもいいので、意識してみてください。

 

② チームで話し合う時間を持つ

同じ職場の仲間と「これは不適切ケアかも?」と感じた事例をシェアすることで、チーム全体の意識が変わります。
何気ない話し合いが、現場を守るきっかけになります。

 

③ 思いやりの心を取り戻す

ホスピタリティとは、相手を思いやる気持ちのこと。
「このケアは、家族に対してだったらどう思う?」という視点でケアを考えてみると、自然と対応が変わっていきます。

 

 

それでも「このままの職場では難しい」と感じたあなたへ

もしあなたが今の職場に違和感を感じていても、「もう少し頑張れば」と我慢していませんか?

 

でも、それは利用者様にとっても、あなたにとっても本当に幸せな選択でしょうか。

 

私たち『リニューケア』は、介護業界専門の転職支援サービスとして、あなたの悩みに寄り添いながら、本当に納得できる職場探しをお手伝いしています。

 

  • 不適切ケアのない環境で働きたい

  • 職員同士の人間関係を重視したい

  • 教育・研修制度が整った職場で成長したい

そんな希望を、私たちが一緒にカタチにします。

 

 

まとめ:介護の本質を取り戻そう

不適切ケアは、誰もが「ふとした瞬間」に行ってしまう可能性があるものです。

 

だからこそ、私たち一人ひとりが向き合い、気づき、声を上げることが大切です。

 

あなたの優しさや気配りは、必ず誰かを救っています。


その力を、より良い場所で、より良い形で発揮しませんか?

 

『リニューケア』では、転職のご相談はすべて無料です。


無理な勧誘は一切ありませんので、「ちょっと話を聞いてみたい」という方も大歓迎。

 

今こそ、自分を大切にする一歩を踏み出しましょう。

 

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