2025/09/17投稿者:リニューケア

介護職員の人数は減少傾向?2040年までの見通しと転職成功の秘訣

「介護職の人数って、今どれくらいいるんだろう?」
「将来もっと必要になるって聞くけど、本当に大丈夫?」

 

介護職への転職を考えている方の中には、このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

 

厚生労働省の最新データによると、令和5年度(2023年度)の介護職員数は約212万6,000人


実はこの数字、前年度より2万8,000人減少しており、調査開始以来初めての「マイナス」になったと大きな話題になりました。

 

しかし一方で、介護の需要は確実に増えています。


その背景にあるのは、日本全体の急速な高齢化です。

 

過去から現在までの介護職員の推移

  • 2019年度:約211万人

  • 2023年度(令和5年度):約212.6万人(前年比マイナス)

 

2019年度と比べると一見増えているように思えますが、実際には2023年度に「減少へ転じた」ことが問題視されています。

 

政府は、2019年度を基準にして「必要とされる介護職員数」の目標を出しています。

 

  • 2023年度:+22万人(必要数:約233万人)

  • 2025年度:+32万人(必要数:約243万人)

  • 2040年度:+69万人(必要数:約280万人)

 

つまり、現状のままでは数十万人規模の人材不足に陥ることが予想されているのです。

 

なぜ介護職員が足りないのか?

介護職員が不足する理由は一つではありません。

 

代表的な要因は以下の通りです。

 

1. 少子高齢化による労働人口の減少

日本全体の働ける世代の人数が減少しているため、介護職だけでなく多くの業界で人材不足が問題になっています。

 

2. 高齢化による需要の拡大

2025年には団塊の世代が75歳以上の「後期高齢者」となり、本格的に介護需要が高まります。

 

3. 介護職特有の課題

  • 給与水準が低い

  • 身体的負担が大きい

  • 人間関係のストレス

    これらの理由から「続けたいけど大変」「長く続けるのは不安」と感じて辞める人も多いのです。

 

介護職の今後:需要はますます拡大

介護職の未来を一言で表すと、「必要とされるが、人が足りない」です。

 

高齢化の加速

  • 2025年:団塊の世代が後期高齢者入り

  • 2040年:要介護者数がピークに近づく

 

介護を必要とする人は今後も右肩上がりで増え続けると見込まれています。

 

人手不足の深刻化

  • 2040年には数十万人規模の介護職不足が予想

  • 地域によっては施設が稼働できない可能性も

 

つまり「介護職員がいないと社会が回らない」時代がすぐそこまで来ているのです。

 

政府や事業所の取り組み

このままでは介護の現場が回らないため、国や施設側もさまざまな取り組みを進めています。

 

1. 処遇改善(給与・待遇アップ)

介護報酬改定により、介護職員の処遇改善加算が導入されています。これにより、以前より給料が上がる職場も増えてきました。

 

2. 介護DX(ICT・ロボットの活用)

  • 介護記録をタブレットで入力

  • 見守りセンサーによる夜間業務の負担軽減

  • 移乗ロボットで腰痛リスクを減少

 

ITやロボットの導入により、現場の負担を少しでも軽くする動きが加速しています。

 

3. 人材育成・資格支援

  • 無資格でも働きながら資格を取れる

  • 研修制度の充実

  • 外国人材の受け入れ

 

キャリアアップや人材確保のために、教育支援が強化されています。

 

4. 多様な働き方の支援

育児や介護と両立できるように、

 

  • 時短勤務

  • 夜勤なし勤務

  • 日勤のみシフト

    など柔軟な働き方を選べる施設も増えています。

 

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介護職に転職するなら「今」がチャンス

ここまで見ると「介護職は人手不足で大変そう…」と思うかもしれません。


ですが実は、転職希望者にとっては追い風とも言える状況です。

 

理由1:求人数が多い

介護業界は常に人材を募集しているため、条件を比較して自分に合った職場を選びやすい状況です。

 

理由2:待遇改善が進んでいる

給与・手当・休暇制度などが整えられる傾向にあり、以前よりも働きやすい環境が広がっています。

 

理由3:キャリアアップの可能性

経験を積みながら資格取得を進めれば、介護福祉士やケアマネジャーなど、より専門性の高い職種にステップアップできます。

 

転職活動のポイント

介護職に転職を考えている方へ、押さえておきたいポイントをまとめます。

 

  1. 求人を比較する
    給与やシフトだけでなく、人間関係や職場の雰囲気も重要です。

  2. 資格支援制度の有無を確認
    働きながら資格が取れる環境は大きなメリットになります。

  3. 無理なく続けられる勤務形態を選ぶ
    夜勤が難しいなら日勤のみ、体力に不安があるなら身体介助の少ない職場を探すのも方法です。

 

「リニューケア」で自分に合う職場を探そう

介護職員の人数が減少し始めた今、介護業界はますます「人材が求められる」分野になっています。


一方で、待遇改善や働き方改革も進んでいるため、転職希望者にとってはチャンスの時期です。

 

ただし、数ある求人の中から自分に合った職場を見つけるのは簡単ではありません。

 

そんな時に役立つのが、介護職専門の求人サイト「リニューケア」です。

 

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