「タイピングが遅いから仕事についていけるか心配」
「WordやExcelを使ったことがない」
このような理由で介護職への転職をためらっている方は少なくありません。
しかし、結論から言うとパソコンが苦手でも介護職として働くことは十分可能です。
実際に介護施設で働いているスタッフの中にも、「入社するまでパソコンはほとんど触ったことがなかった」という人はたくさんいます。
介護の仕事で最も大切なのは、パソコンのスキルではありません。
利用者様に寄り添う気持ちやコミュニケーション能力、安全に介助する技術のほうが何倍も重要です。
もちろん職場によってはパソコンを使用する場面がありますが、多くの場合は難しい操作ではありません。
この記事では、
- 介護職で実際に必要なパソコンスキル
- パソコンが苦手でも働ける理由
- PC不要・手書き中心の職場の探し方
- 面接で確認しておきたいポイント
まで詳しく解説します。
「パソコンができないから介護職は諦めよう」と思っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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介護職でパソコンはどれくらい使う?
まず知っておきたいのが、「介護職=一日中パソコン作業」ではないということです。
介護職のメイン業務は、
- 食事介助
- 入浴介助
- 排泄介助
- 移動介助
- レクリエーション
- 利用者様とのコミュニケーション
など、利用者様と直接関わる仕事です。
デスクワークが中心の仕事ではありません。
パソコンを使う時間は施設によって異なりますが、介護スタッフの場合は1日のうち数十分程度というケースも珍しくありません。
つまり、仕事の大半は利用者様と過ごす時間です。
パソコンで行う主な仕事
介護職がパソコンを使う場面は主に記録業務です。
例えば、
- 食事量の記録
- 水分摂取量
- 排泄状況
- バイタル測定結果
- 申し送り
- 事故報告書
- 日々の介護記録
などを入力します。
とはいえ、難しい資料を作るわけではありません。
「朝食は8割摂取」
「歩行器で移動」
「異常なし」
このような簡単な文章を入力するケースがほとんどです。
WordやExcelは使えなくても大丈夫?
「WordもExcelも使ったことがない」という人も安心してください。
介護現場では、一般的なWordやExcelよりも介護専用ソフトを使用することがほとんどです。
専用ソフトは、
- メニューをクリック
- 項目を選択
- 必要な箇所だけ入力
というシンプルな操作で完了します。
複雑な表を作成したり、関数を使ったりすることはほとんどありません。
そのため、パソコン初心者でも比較的覚えやすいのが特徴です。
タイピングが遅くても問題ない理由
「文字入力が遅いから迷惑をかけそう…」という不安を持つ人もいます。
しかし、介護記録は長文を書く仕事ではありません。
例えば、
この程度の入力だけの日もあります。
施設によっては定型文を選択するだけで記録が終わるシステムもあります。
そのため、タイピングの速さはそこまで重要ではありません。
最近はタブレット入力が主流になっている
ここ数年で介護現場は大きく変化しています。
以前はパソコン入力が中心でしたが、現在はタブレットを導入している施設が増えています。
タブレットなら、
- タッチするだけ
- 選択するだけ
- 音声入力が使える場合もある
など、スマートフォンと似た感覚で操作できます。
スマホを普段使っている人なら、比較的すぐに慣れるでしょう。
「パソコンは苦手だけどスマホなら使える」という方は決して珍しくありません。
そのような方でも問題なく働ける施設はたくさんあります。
手書きで記録する施設もまだ多い
「全部デジタル化されているのでは?」と思う人もいますが、実際には紙の記録を使用している施設もまだあります。
例えば、
- 小規模デイサービス
- 地域密着型施設
- 小規模多機能ホーム
- 一部のグループホーム
などでは手書き中心のケースもあります。
もちろん施設によって異なりますが、パソコン操作がほとんどない職場も存在します。
パソコンが苦手な人を前提に教育している施設も多い
介護業界は人材不足が続いています。
そのため、多くの施設では「パソコンが得意な人だけ採用する」という考えではありません。
むしろ、「入社してから覚えてもらえれば大丈夫」という施設が非常に多いのです。
新人研修では、
まで丁寧に教えてもらえます。
困ったときは先輩スタッフがサポートしてくれるため、最初から完璧である必要はありません。
パソコンより重要なのは介護技術と人柄
採用担当者が重視しているのは、
- 利用者様に優しく接する姿勢
- 協調性
- コミュニケーション能力
- 真面目さ
- 責任感
です。
パソコン操作は後から覚えられます。
しかし、人柄や利用者様への接し方は簡単には身につきません。
だからこそ、多くの施設では「パソコンが苦手」という理由だけで不採用になることはほとんどありません。
パソコンが苦手な人におすすめの職場
デイサービス
日勤のみが多く、比較的記録業務も少ない傾向があります。
利用者様との会話やレクリエーションが中心になるため、パソコン操作に不安がある人にも人気です。
グループホーム
利用者様の生活支援が中心で、一人ひとりに寄り添った介護ができます。
施設によっては手書き記録を採用しているところもあります。
小規模多機能型居宅介護
利用者数が比較的少ないため、大規模施設より事務作業が少ないケースがあります。
地域密着型施設
地域密着型の施設は比較的アットホームな職場も多く、一人ひとりに合わせた教育をしてくれることがあります。
パソコンが苦手な人が職場選びで確認したいポイント
転職する際は、仕事内容だけでなく記録方法も確認しましょう。
例えば、
- タブレット入力か
- パソコン入力か
- 手書き中心か
- 音声入力対応か
- 教育期間はあるか
これらを確認するだけでも安心感が大きく変わります。
求人票だけでは分からない場合も多いため、面接時に質問して問題ありません。
面接で正直に伝えた方が安心
「パソコンが苦手だと言ったら落とされるかも…」と思う必要はありません。
例えば、
「パソコン操作には少し自信がありませんが、覚える努力は惜しみません。」
このように伝えれば、多くの採用担当者は前向きに受け止めてくれます。
実際には、「みんな最初は初心者だから大丈夫ですよ。」と言われるケースも多くあります。
無理に得意だと伝えてしまうより、正直に相談したほうが入職後も安心です。
少しずつ慣れれば十分
パソコンは一度に全部覚える必要はありません。
最初は、
- ログインする
- 利用者様を選ぶ
- 記録を書く
- 保存する
これだけ覚えれば十分です。
毎日同じ画面を使うため、1~2か月ほどで自然と操作を覚える人がほとんどです。
仕事をしながら身につくので、入職前に高度な勉強をする必要はありません。
転職前に少しだけ練習すると安心
もし不安が大きい場合は、自宅で少し練習してみるのもおすすめです。
例えば、
- パソコンで文字入力をする
- メモ帳を開いて文章を書く
- スマホではなくパソコンで検索する
これだけでも十分な練習になります。
特別な資格や教材は必要ありません。
毎日10分程度触るだけでも、自信につながります。
「PC不要」の求人はどう探せばいい?
パソコンが苦手な方は、求人を探す際に以下のポイントをチェックしましょう。
- 「PCスキル不問」
- 「未経験歓迎」
- 「タブレット入力」
- 「記録は簡単入力」
- 「研修充実」
- 「教育体制あり」
また、転職エージェントを利用すれば、求人票には書かれていない情報も教えてもらえます。
例えば、
- 手書き記録が多い施設
- タブレット中心の施設
- パソコン研修がある施設
- パソコンが苦手な人が多く働いている施設
など、実際の職場環境まで確認したうえで紹介してもらえるため、ミスマッチを防ぎやすくなります。
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「パソコンが苦手だから介護職は無理かもしれない…」
そんな理由だけで転職を諦めるのは、とてももったいないことです。
介護業界には、手書き中心の施設やタブレット入力で簡単に記録できる職場、未経験者向けの研修が充実した施設など、さまざまな求人があります。
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