2026/09/03投稿者:リニューケア

介護職は「給料が高い=良い職場」ではない?高収入求人の裏側と失敗しない職場の見極め方

「今より給料が高いところに転職したい」

 

介護職として働いている方なら、一度はそう考えたことがあるのではないでしょうか。

 

毎日のように利用者さんの介助を行い、早番・遅番・夜勤にも対応する。

急な欠勤があればシフトを調整し、忙しい日は休憩も十分に取れない。

 

それだけ頑張っているのだから、少しでも給料が高い職場で働きたいと思うのは当然です。

 

実際、求人を探していると、

「月給30万円以上可能」
「年収400万円以上」
「高給与」
「夜勤1回○万円」
「経験者は前職給与を考慮」

など、魅力的な条件を掲げている介護求人があります。

 

給料が高い求人を見つけると、

「ここなら今より生活が楽になりそう」
「せっかく転職するなら高いところがいい」
「同じ介護の仕事なら、給料が高い施設で働いたほうが得」

と考えてしまうかもしれません。

 

もちろん、給料が高いことは転職先を選ぶうえで重要なポイントです。

 

しかし、ここで一つ注意しておきたいことがあります。

 

「給料が高い=良い職場」とは限らないということです。

 

高い給料には、必ず何らかの理由があります。

 

もちろん、「経営が安定している」「介護職員を大切にしている」「資格や経験をきちんと評価している」といった、良い理由で給与水準が高い職場もあります。

 

一方で、

「夜勤回数が多い」
「残業が多い」
「人手不足で一人あたりの負担が大きい」
「離職者が多く、常に求人を出している」
「資格や経験に対してではなく、仕事の大変さを給与で補っている」

というケースもあります。

 

だからこそ、転職では「いくらもらえるか」だけを見るのではなく、「なぜ、その給料なのか?」を考えることが重要です。

 

この記事では、介護職の転職で高給与求人を見るときに確認したいポイントから、良い職場を見極める方法、求人票では分からない情報の確認方法まで、できるだけ分かりやすく解説します。

 

「給料は上げたい。でも、今より働きにくい職場には行きたくない」

 

そんな方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

➔【悩みをアドバイザーに相談してみる

 

介護職は「給料が高い職場」を選んではいけないの?

最初に結論からお伝えします。

 

給料が高い職場を選ぶこと自体は、決して悪いことではありません。

 

むしろ、転職するのであれば、これまでの経験や資格、役職などを正当に評価してくれる職場を選ぶことは非常に大切です。

 

介護職は、同じような仕事内容でも、勤務先によって給与条件が大きく違うことがあります。

 

例えば、同じ「介護職員」という求人でも、

・基本給
・資格手当
・処遇改善関連の手当
・夜勤手当
・皆勤手当
・住宅手当
・扶養手当
・役職手当
・残業代
・賞与

など、さまざまな要素によって最終的な収入が変わります。

 

そのため、「今の職場より月給が高い」というだけで転職先を決めるのではなく、給与の構成を比較することが重要です。

 

例えば、A施設が月給30万円、B施設が月給27万円だったとします。

 

一見するとA施設のほうが魅力的に見えます。

 

しかし、A施設は夜勤が月8回あり、B施設は夜勤が月4回だったらどうでしょうか。

さらにA施設は残業が月20時間、B施設はほぼ残業なし。

年間休日もA施設が105日、B施設が115日だったとしたら、単純に「A施設のほうが良い」とは言えません。

 

給与だけでなく、働く時間、休み、夜勤回数、仕事内容、職場の人間関係などを含めて考える必要があります。

 

つまり、「給料が高いか」ではなく、「自分が納得できる働き方に対して、適正な給料が支払われているか」を見ることが大切なのです。

 

なぜ「給料が高い求人」が存在するのか?

高給与求人を見つけたとき、最初に考えたいのが「なぜ高いのか?」ということです。

 

給料が高い理由は一つではありません。

 

良い理由もあれば、注意したほうがいい理由もあります。

 

ここを理解しておくだけでも、転職先選びの失敗をかなり防ぎやすくなります。

 

1.経験や資格をしっかり評価している

これは、非常に良い給与アップの理由です。

 

介護福祉士などの資格を持っている人や、介護職として長く経験している人に対して、資格手当や経験加算などを設けている施設があります。

 

例えば、

「未経験・無資格」
「初任者研修修了者」
「実務者研修修了者」
「介護福祉士」
「リーダー経験者」

などで給与が変わる仕組みです。

 

こうした職場では、努力して資格を取得したことや、これまで積み重ねてきた経験が給与に反映されやすくなります。

 

介護職として長く働くのであれば、「経験を積んでも給料がほとんど変わらない職場」よりも、「経験を積むほど評価される職場」を選びたいものです。

 

特に転職を考えている方は、

「介護福祉士を取得したのに手取りがほとんど変わらない」

「何年働いても基本給がほとんど上がらない」

という状態なら、現在の職場だけでなく、他の施設の給与制度を調べてみる価値があります。

 

2.夜勤手当が充実している

介護職の給与を大きく左右するものの一つが夜勤です。

 

夜勤手当が高い施設では、夜勤回数によって月収が大きく変わります。

 

例えば、夜勤手当が1回5,000円の施設と、1回10,000円の施設では、月5回夜勤をすると5,000円×5回で月25,000円の差が出ます。

1年間で考えれば、単純計算で30万円の差になります。

 

そのため、「夜勤手当が高いから給料も高い」という求人は珍しくありません。

 

ただし、ここで注意したいのが夜勤回数です。

 

「月給30万円以上可能」と書いてあっても、その金額を実現するために夜勤を月8回、9回と入らなければならないのであれば、誰でも無理なく得られる給与とは言えません。

 

求人票を見るときは、「夜勤手当はいくらか」だけではなく、「夜勤は月何回程度なのか」まで確認しましょう。

 

3.残業代が多く含まれている

求人によっては、給与が高く見える理由として固定残業代が含まれている場合があります。

 

例えば、「月給30万円」と書いてあっても、その中に一定時間分の固定残業代が含まれているケースがあります。

 

固定残業代そのものが悪いわけではありません。

 

大切なのは、「基本給はいくらなのか」「固定残業代はいくらなのか」「何時間分なのか」「超過した場合は追加で支払われるのか」を確認することです。

 

また、実際の職場で残業がどのくらい発生しているのかも重要です。

 

求人票だけでは、「残業ほぼなし」となっていても、実際には記録されていない残業が発生しているケースも考えられます。

 

面接では、「月平均の残業時間はどのくらいでしょうか?」と具体的に聞いてみましょう。

 

給料が高いけれど注意したい職場とは?

ここからが重要なポイントです。

 

高給与求人のすべてが危険なわけではありません。

 

しかし、「給料が高い理由」が仕事の負担にある場合は、慎重に考えたほうがいいでしょう。

 

1.夜勤や残業が多い

先ほども説明したように、夜勤が多ければ給与は高くなります。

 

しかし、夜勤が多いということは、それだけ身体的・精神的な負担も増えるということです。

 

特に注意したいのが、「夜勤月5回程度」と書かれている求人です。

 

「5回なら普通なのでは?」と思う方もいるかもしれません。

 

もちろん、夜勤回数の適正は施設の勤務形態や本人の希望によって変わります。

 

重要なのは、その夜勤回数が自分にとって無理のない回数なのかということです。

 

夜勤が好きで収入を増やしたい方なら、夜勤回数が多い職場はメリットになることもあります。

 

反対に、

「夜勤は月2〜3回程度にしたい」
「できれば夜勤なしで働きたい」
「家庭との両立を優先したい」

という方が、給与だけを見て夜勤の多い職場に転職すると、入社後に後悔する可能性があります。

 

2.人手不足だから給与が高い

これも注意したいポイントです。

 

介護業界では、人手不足を理由に採用に力を入れている施設があります。

 

人がなかなか集まらないため、給与を高く設定して応募を増やそうとすることもあります。

 

もちろん、給与を上げて職員を採用しようとしていること自体が悪いわけではありません。

 

問題なのは、「なぜ人が集まらないのか?」という部分です。

 

例えば、

・職員がすぐに辞める
・人間関係に問題がある
・管理者との相性が悪い
・業務量が多すぎる
・夜勤が頻繁にある
・休みが取りにくい
・教育体制が整っていない

などの理由が隠れている可能性があります。

 

もちろん、単純に新規オープンで大量採用しているケースや、事業拡大によって採用人数を増やしているケースもあります。

 

だからこそ、「求人が多い=ブラック」ではありません。

 

求人が出ている背景を確認することが大切なのです。

 

「常に求人が出ている施設」は危険?

転職活動をしていると、「この施設、いつ見ても求人が出ているな」と感じることがあります。

 

同じ施設が何度も求人を掲載している場合、気になるのは当然です。

 

ただし、これだけで「離職率が高い」と判断することはできません。

 

なぜなら、

・新規事業を始めた
・施設の規模を拡大した
・複数名採用している
・慢性的に採用を続けている
・欠員が出た

など、さまざまな理由があるからです。

 

重要なのは、求人が出ていることではなく、「採用しても人が定着しているのか」を見ることです。

 

面接や施設見学の際には、

「現在の職員数はどのくらいですか?」

「長く勤務されている職員の方は多いですか?」

「新人職員はどのように仕事を覚えていきますか?」

などを確認すると、職場の雰囲気が見えやすくなります。

 

高給与でも「良い職場」には共通点がある

ここまで読むと、「じゃあ給料が高い求人は避けたほうがいいの?」と思うかもしれません。

 

決してそうではありません。

 

むしろ、「給与が高く、働きやすい職場」は存在します。

 

では、どんな職場なのでしょうか。

 

ポイントを一つずつ見ていきましょう。

 

1.給与の内訳が明確

良い職場を探すなら、給与の内訳を確認しましょう。

 

例えば、

基本給
+資格手当
+処遇改善関連手当
+住宅手当
+夜勤手当
+その他手当

というように、どこから給与が構成されているのかが分かる求人は比較しやすいです。

 

反対に、「月給30万円〜」とだけ書かれていて、内訳がほとんど分からない求人は、応募前に確認したほうがいいでしょう。

 

特に確認したいのが、「基本給はいくらなのか」です。

 

基本給は、賞与や昇給などに影響する場合があります。

 

月給だけで比較すると、

「入社時の月給は高かったけれど、賞与が少ない」

「手当がなくなったら収入が大きく下がる」

ということもあります。

 

2.賞与が安定している

月給だけではなく、賞与も確認しましょう。

 

例えば、

A施設:月給30万円、賞与なし
B施設:月給28万円、賞与年2回

という場合、年間で考えると比較結果が変わる可能性があります。

 

もちろん、賞与は業績や法人規定などによって変動することがあります。

 

そのため、「賞与○ヶ月」という数字だけを見るのではなく、

「前年度実績なのか」
「毎年支給されているのか」
「基本給を基準に計算するのか」

なども確認しておくと安心です。

 

3.年間休日がしっかり確保されている

給料と同じくらい重要なのが「休み」です。

 

転職では、「月給が3万円上がる」という条件に目が行きがちですが、「年間休日が10日以上減る」となった場合、本当にその転職が自分にとってプラスなのか考える必要があります。

 

介護職はシフト勤務が多く、身体を使う仕事でもあります。

休日が少なければ、それだけ疲労が蓄積しやすくなります。

 

また、家庭がある方にとっては、休日数だけでなく、

「希望休が取りやすいか」
「有給休暇を取得しやすいか」
「連休を取れるか」

といった点も重要です。

 

求人票に「年間休日110日」と書かれていても、実際の休み方が自分の希望に合っているとは限りません。

 

4.有給休暇を取りやすい

「有給休暇があります」というだけではなく、「実際に取得しやすいのか」を確認することも大切です。

 

例えば、「有給はあるけれど、職員が少なくてなかなか使えない」という職場では、制度があっても働きやすいとは言い切れません。

 

面接では、「有給休暇はどのように取得される方が多いですか?」と聞いてみるのも一つの方法です。

 

「希望日に申請していただければ基本的に取得できます」という職場と、「人員配置を見ながら相談してもらいます」という職場では、働き方のイメージが大きく変わります。

 

5.新人教育が整っている

給与が高くても、入社初日から、「とりあえず先輩について覚えてください」だけでは不安になります。

 

特に、

・転職回数が少ない
・新しいサービス種別に挑戦する
・ブランクがある
・資格を取得したばかり
・初めて管理職を目指す

という方にとっては、教育体制が非常に重要です。

 

例えば、

・新人研修
・OJT
・先輩職員によるフォロー
・定期的な面談
・資格取得支援
・外部研修への参加

などがある施設なら、長期的なキャリア形成もしやすくなります。

 

「給料が高いから応募する」のではなく、「ここで働いたら、自分の経験やスキルも伸ばせそうか」という視点を持ってみましょう。

 

6.職員同士の人間関係が悪くない

介護職の転職理由として、給与だけでなく「人間関係」を挙げる方は少なくありません。

 

どれだけ給料が高くても、

「職員同士が常にピリピリしている」

「新人に対して厳しい」

「質問しづらい」

「特定の職員だけ負担が集中している」

という環境では、長く働くのが難しくなります。

 

人間関係は求人票だけでは分かりません。

 

だからこそ、可能であれば施設見学をおすすめします。

 

職員同士の挨拶があるか。

利用者さんへの声かけが丁寧か。

職員が忙しそうにしているだけなのか、それとも常に余裕がない様子なのか。

 

こうした「求人票には書かれていない部分」を見ることが大切です。

 

「月給が高い」と「年収が高い」は違う

介護職の求人を見るとき、ぜひ覚えておいてほしいのが、月給と年収は別物ということです。

 

例えば、「月給30万円」と書かれていれば、年間360万円の給与になります。

 

しかし、賞与がある場合はさらに年収が変わります。

 

反対に、「月給が高い代わりに賞与がほとんどない」というケースもあります。

 

また、夜勤手当などを含めた月給なのか、夜勤をしなくても同じ月給なのかによっても違います。

 

そのため、転職先を比較するときは、「毎月いくらもらえるか」だけではなく、「年間でどのくらいの収入になるか」まで確認しましょう。

 

求人票の「給与○万円~」には注意が必要

求人票に、「月給28万円~35万円」と書かれていたとします。

 

「35万円もらえるんだ」と思って応募すると、面接で、「35万円は経験10年以上で役職経験もある方の場合です」と言われる可能性があります。

 

求人票の「~」には、さまざまな条件が含まれていることがあります。

 

そこで、「自分の場合はいくらくらいになるのか?」を確認することが重要です。

 

例えば、

「介護福祉士を取得している」
「実務経験が5年ある」
「現在リーダーをしている」
「夜勤が月4回できる」

といった条件があるなら、それを伝えたうえで給与を確認しましょう。

 

単に「月給30万円以上ですか?」と聞くよりも、「私の経験と資格の場合、月給はどの程度が想定されますか?」と聞いたほうが、より具体的な情報を得やすくなります。

 

給料が高いのに「手取り」が少ないと感じる理由

求人を見るときは、額面給与と手取り給与を分けて考えることも大切です。

 

求人票に掲載されている給与は、基本的に税金や社会保険料などが差し引かれる前の金額です。

 

そのため、「月給30万円なら手取り30万円」ではありません。

 

実際の手取り額は、年齢や扶養状況、住んでいる地域などによって変わります。

 

転職前に給与を比較するときは、「今の手取りはいくらか」だけでなく、

「転職後の総支給はいくらか」
「賞与を含めた年間収入はいくらか」
「夜勤手当を含まない基本的な給与はいくらか」

を比較すると分かりやすくなります。

 

「高収入」より大切にしたい条件とは?

転職するとき、「給料を上げること」を最優先にするのは悪いことではありません。

 

ただし、自分にとって何が大切なのかを整理しておくことが重要です。

 

例えば、「年収を上げたい」という方でも、実は本当の希望は、

「家族との時間を増やしたい」
「毎月の生活を安定させたい」
「夜勤を減らしたい」
「今より人間関係の良い職場で働きたい」
「管理職を目指したい」
「資格を活かしたい」

なのかもしれません。

 

ここを整理しないまま求人を探すと、

「給与は上がったけれど、夜勤が増えた」

「年収は上がったけれど、休日が減った」

「給料は高くなったけれど、人間関係がつらい」

という結果になる可能性があります。

 

転職の目的は「高い給料の求人に入社すること」ではありません。

 

自分が納得できる働き方を手に入れることです。

 

良い介護職場を見極める7つのチェックポイント

ここからは、実際に求人を比較するときに使えるチェックポイントを紹介します。

 

チェックポイント1:基本給はいくらか

まずは基本給を確認しましょう。

「月給○万円」だけではなく、その内訳を確認します。

 

特に、

・基本給
・資格手当
・処遇改善関連手当
・夜勤手当
・固定残業代
・その他手当

を分けて見ることが大切です。

 

チェックポイント2:夜勤は月何回か

夜勤ありの求人なら、必ず確認しましょう。

 

「夜勤あり」だけでは不十分です。

 

「月平均何回ですか?」

「夜勤専従の職員はいますか?」

「夜勤回数の希望は相談できますか?」

などを聞くと、実際の働き方をイメージしやすくなります。

 

チェックポイント3:残業はどのくらいか

「残業なし」と「残業ほぼなし」では意味が違うことがあります。

 

また、介護職では、

「記録が終わらず残っている」

「申し送りで退勤時間を過ぎる」

「人手不足で休憩が取りにくい」

など、求人票だけでは見えない部分もあります。

 

面接では、「定時で退勤される方が多いですか?」という聞き方もできます。

 

チェックポイント4:年間休日と希望休

年間休日は必ず確認しましょう。

 

そして、

「希望休は月何日まで申請できますか?」

「土日休みの相談はできますか?」

「連休を取ることは可能ですか?」

など、自分にとって重要な条件を具体的に聞いておくことが大切です。

 

チェックポイント5:賞与・昇給

賞与の有無だけではなく、過去の実績や算定方法も確認しましょう。

 

昇給についても、

「毎年昇給するのか」
「評価によって変わるのか」
「資格取得によって給与が上がるのか」

を確認しておくと、長く働いたときのイメージが持ちやすくなります。

 

チェックポイント6:資格取得支援

介護職として収入を上げたいなら、資格取得支援も重要です。

 

例えば、実務者研修や介護福祉士を目指している方なら、

「資格取得にかかる費用を支援してもらえるか」

「研修に参加する際の勤務調整が可能か」

などを確認しましょう。

 

目先の給与だけではなく、数年後に自分の市場価値を高められる職場なのかという視点も持ってください。

 

チェックポイント7:長く働いている職員がいるか

最後に確認したいのが定着です。

 

「平均勤続年数はどのくらいですか?」

「長く勤務されている方は多いですか?」

といった質問をしてみましょう。

 

もちろん、勤続年数だけで職場の良し悪しを完全に判断することはできません。

 

しかし、給与が高いのに人が次々辞めているのか、給与と待遇のバランスが良く長く働いている人が多いのかでは、意味が大きく違います。

 

施設見学では「職員の表情」を見よう

求人票を見るだけでは、職場の本当の雰囲気は分かりません。

 

だからこそ、施設見学は非常に重要です。

 

施設に入ったとき、職員から挨拶があるか。

利用者さんにどのような声かけをしているか。

職員同士がどのようにコミュニケーションを取っているか。

忙しい時間帯でも、職員にある程度の余裕があるか。

 

こうした点を観察してみましょう。

 

もちろん、一度の見学だけですべてが分かるわけではありません。

 

見学の日がたまたま忙しかった可能性もあります。

 

それでも、「ここで毎日働くとしたらどうだろう?」という視点で施設を見ることは、求人選びにおいて非常に役立ちます。

 

面接で聞いておきたい質問

「面接で条件を聞いてもいいの?」と思う方もいるかもしれません。

 

もちろん、仕事内容や勤務条件など、自分が働くうえで重要なことは確認して構いません。

 

むしろ、入社してから「思っていた条件と違った」とならないためにも、事前確認は大切です。

 

例えば、

「夜勤は月平均何回程度でしょうか?」

「残業は月にどのくらいありますか?」

「希望休はどの程度取得できますか?」

「有給休暇は取得しやすい環境でしょうか?」

「入社後の研修はどのような流れでしょうか?」

「資格取得への支援制度はありますか?」

「給与はどのような基準で昇給しますか?」

などです。

 

給与についても、「給与の内訳を教えていただけますか?」と確認して問題ありません。

 

逆に、転職前に注意したい「危険なサイン」

ここでは、給与が高い求人を見つけたときに注意したいポイントを整理します。

 

1.給与の内訳が分からない

「月給30万円以上可能」とだけ書かれていて、どうすればその金額になるのか分からない。

この場合は、応募前に確認しましょう。

 

2.最高金額だけが強調されている

「月給35万円可能」と書いてあっても、全員が35万円もらえるわけではありません。

自分の経験ならいくらになるのかを確認しましょう。

 

3.夜勤回数が非常に多い

高給与の理由が夜勤にある場合、身体的負担を考える必要があります。

 

4.残業が多い

給与が高くても、長時間労働によって得られているのであれば、働き方として適切か考える必要があります。

 

5.求人が長期間掲載されている

これだけでは判断できませんが、なぜ継続して募集しているのか確認してみましょう。

 

6.面接で質問しにくい雰囲気

仕事内容や給与、休みについて質問しただけで嫌な顔をされるのであれば、入社後も相談しにくい可能性があります。

 

7.仕事内容の説明が曖昧

「介護業務全般」と書かれていても、実際の業務範囲は施設によって違います。

入浴介助、排泄介助、食事介助、夜勤、訪問業務、送迎、記録、レクリエーションなど、具体的に確認しましょう。

 

「良い職場」の基準は人によって違う

ここも非常に重要です。

 

誰にとっても最高の職場というものはありません。

 

例えば、夜勤が好きな人にとっては、

「夜勤手当が高い」
「夜勤回数を増やせる」

という職場は魅力的でしょう。

 

一方で、家庭との時間を大切にしたい人にとっては、

「夜勤なし」
「日勤のみ」
「残業ほぼなし」

のほうが魅力的かもしれません。

 

管理職を目指したい人なら、

「リーダー候補」
「管理職登用あり」
「キャリアアップ制度あり」

という求人に魅力を感じるでしょう。

 

子育てなどとの両立を重視する人なら、

「希望休が取りやすい」
「残業が少ない」
「勤務時間を相談できる」

ことが重要になります。

 

つまり、良い職場とは、条件が良い職場ではなく、自分の希望に合っている職場です。

 

だからこそ、転職活動を始める前に「自分が何を優先したいのか」を整理しておきましょう。

 

➔【リニューケアに相談する

 

転職前に「譲れない条件」を3つ決める

求人を探していると、魅力的な求人がたくさん見つかります。

 

そのたびに、

「こっちのほうが給料が高い」

「こっちは駅から近い」

「こっちは休みが多い」

と迷ってしまいます。

 

そこでおすすめなのが、転職先に求める「譲れない条件」を3つ決めることです。

 

例えば、

1.年収400万円以上
2.夜勤は月4回まで
3.年間休日110日以上

というように決めます。

 

あるいは、

1.夜勤なし
2.残業ほぼなし
3.自宅から30分以内

でも構いません。

 

この3つを決めておけば、求人を見たときに判断しやすくなります。

 

「給料は高いけど夜勤が多い」

「休みは多いけど給与が低すぎる」

など、自分の基準に合わない求人を早い段階で除外できます。

 

「給料を上げる転職」で失敗しないために

介護職が転職で給与を上げる方法は、単純に「高給与求人に応募する」だけではありません。

 

これまでの経験や資格をきちんと評価してもらうことが重要です。

 

例えば、

「介護福祉士を取得した」

「リーダー経験がある」

「新人教育を担当していた」

「認知症ケアの経験がある」

「医療依存度の高い利用者さんへの対応経験がある」

「訪問介護の経験がある」

「特定のサービス種別で長く勤務している」

など、自分では当たり前だと思っている経験が、転職市場では評価されることがあります。

 

今の職場では評価されていなくても、別の職場では給与に反映される可能性があります。

 

だからこそ、「今の給料が自分の適正な市場価値なのか?」を一度考えてみてください。

 

➔【リニューケアに相談する

 

「今の職場が普通」と思い込まない

介護職の方から、

「介護だからこれくらいの給料で仕方ない」

「夜勤が多いのは普通」

「残業があるのは仕方ない」

「有給が取りにくいのは介護業界なら普通」

という話を聞くことがあります。

 

しかし、それが本当に「普通」なのかは分かりません。

 

同じ地域でも、同じ資格を持っていても、勤務先によって待遇は違います。

 

今の職場しか知らなければ、現在の環境が良いのか悪いのか比較できません。

 

転職するかどうかを決める前に、まず他の求人を見てみるだけでも意味があります。

 

「自分の経験なら、このくらいの給与を提示している施設があるんだ」

「夜勤なしでも今より条件の良い求人があるんだ」

と知るだけで、今後の選択肢が広がります。

 

「転職するか決めていない」段階でも求人を見ていい

転職を考えているけれど、「まだ退職するとは決めていない」という方も多いでしょう。

 

それでも問題ありません。

 

転職活動は、必ずしも「今の職場を辞めると決めてから始めるもの」ではありません。

 

むしろ、「今の職場より良い条件があるのか知りたい」という段階から求人を調べておくことで、冷静に判断できます。

 

今の職場に不満があっても、「他に行くところがない」と思ってしまうと、我慢を続けてしまいがちです。

 

一方、「自分にはこういう選択肢がある」と分かっていれば、今の職場に残るという選択も、転職するという選択も、冷静に考えられます。

 

リニューケアなら「給料だけでは分からない条件」も確認しながら求人を探せます

ここまで読んで、「結局、良い求人ってどうやって探せばいいの?」と思った方もいるかもしれません。

 

求人サイトを見るだけでも、多くの求人を比較できます。

 

しかし、求人票に書かれている情報だけでは、

「職場の雰囲気」
「実際の残業」
「夜勤の回数」
「人間関係」
「管理者の考え方」
「希望休の取りやすさ」
「入社後の教育」
「実際にどのくらいの給与になるのか」

など、分からないこともあります。

 

そこで活用してほしいのが、介護職の求人探しをサポートするリニューケアです。

 

リニューケアでは、求人を探している介護職の方が、自分に合った職場を見つけられるようにサポートしています。

 

「給料を上げたい」

という希望はもちろん、

「夜勤を減らしたい」

「日勤中心で働きたい」

「人間関係の良い職場に移りたい」

「年間休日を増やしたい」

「資格を活かせる職場で働きたい」

「今よりキャリアアップしたい」

など、一人ひとりの希望に合わせて求人を探すことが大切です。

 

転職では、求人票に書いてある「月給○万円」という数字だけで判断する必要はありません。

 

「自分の場合、実際にどのくらいの条件になるのか」を確認しながら、候補を比較していくことが大切です。

 

➔【リニューケアに相談する

 

こんな介護職の方は、一度求人を見てみてください

次のようなことに当てはまるなら、今すぐ退職を決めなくても、一度求人を見てみることをおすすめします。

 

・今の給料に不満がある
・何年働いても給与がほとんど上がらない
・介護福祉士を取得したのに待遇が変わらない
・夜勤を頑張っているのに給与が低い
・夜勤回数が多すぎる
・残業が多い
・年間休日が少ない
・有給休暇を取りにくい
・職場の人間関係に疲れている
・管理者に相談しにくい
・新人教育がほとんどない
・キャリアアップできるイメージがない
・今の職場以外の給与水準を知らない
・もっと自分の経験を評価してほしい

一つでも当てはまるなら、「転職したほうがいい」と決めつける必要はありません。

 

まずは、「今より良い条件の求人があるのか」を確認してみましょう。

 

➔【リニューケアに相談する

 

まとめ|介護職は「給料が高い」だけで決めないことが大切

介護職が転職先を選ぶとき、給料は非常に重要な条件です。

 

「どうせ同じ介護の仕事をするなら、少しでも給料が高いところで働きたい」

 

そう考えるのは当然です。

 

ただし、重要なのは、「給料が高い理由」を確認することです。

 

給料が高い理由が、

「経験や資格を正当に評価している」

「キャリアアップ制度が整っている」

「賞与や手当が充実している」

「職員を確保するために待遇を改善している」

ということであれば、魅力的な職場である可能性があります。

 

一方で、

「夜勤が極端に多い」

「残業が多い」

「人手不足で一人あたりの業務量が多い」

「人がすぐ辞める」

といった理由で給与が高くなっている場合は、慎重に判断する必要があります。

 

だからこそ、求人を見るときは、月給だけで判断しない。

 

これを意識してください。

 

確認するべきなのは、

・基本給
・手当
・夜勤手当
・夜勤回数
・残業
・賞与
・昇給
・年間休日
・有給休暇
・希望休
・仕事内容
・教育体制
・資格取得支援
・キャリアアップ
・職場の雰囲気
・職員の定着状況

などです。

 

そして、もう一つ大切なのが、「自分にとって良い職場なのか」という視点です。

 

年収を上げたい人と、夜勤を減らしたい人では、選ぶべき求人が違います。

休日を増やしたい人と、管理職を目指したい人でも、理想の職場は違います。

 

だからこそ、転職では「条件の良い求人」を探すだけではなく、「自分の希望に合った求人」を探すことが大切です。

 

もし今、

「今の給料は低い気がする」

「もっと条件の良い施設があるのでは?」

「転職したいけど、どんな職場を選べばいいか分からない」

と感じているなら、まずは求人を比較してみてください。

 

転職するかどうかを決めるのは、その後でも遅くありません。

 

今の職場しか知らなければ、今の待遇が良いのか悪いのか判断するのは難しいものです。

 

他の求人を見ることで、

「自分の経験なら、もっと評価してもらえるかもしれない」

「夜勤を減らしても、今と同じくらいの収入を目指せる求人があるかもしれない」

「給料だけでなく、休日や働き方も良い施設があるかもしれない」

という新しい選択肢が見つかることがあります。

 

給料を上げることと、働きやすさを諦めることは、必ずしもセットではありません。

 

大切なのは、「高い給料」という一つの数字だけに飛びつくのではなく、その金額の中身と職場環境まで確認することです。

 

そして、自分では判断しにくい部分があるなら、第三者に相談しながら求人を比較するのも有効です。

 

リニューケアでは、介護職の転職を考えている方に向けて、希望条件に合った求人探しをサポートしています。

 

「年収を上げたい」

「今より休みが多い職場がいい」

「夜勤は少なくしたい」

「夜勤なしで働きたい」

「資格を活かしたい」

「今までの経験を評価してほしい」

「人間関係で悩まない職場を探したい」

など、希望は人によって違います。

 

だからこそ、求人を探すときには、まず自分の希望を整理することから始めてみましょう。

 

「今の職場より良いところがあるか知りたい」

 

そのくらいの気持ちでも大丈夫です。

 

転職は、人生や働き方を変える大きな決断です。

 

だからこそ、焦って決める必要はありません。

 

いくつかの求人を比較して、自分に合う条件を知る。

気になる求人があれば、仕事内容や給与の詳細を確認する。

実際の職場の雰囲気を確認する。

そのうえで、「ここなら長く働けそう」と思える職場を選ぶ。

 

この順番で転職活動を進めていけば、給与だけに引っ張られて後悔する可能性を減らせます。

 

「給料が高いから応募する」のではなく、「給料も働き方も納得できるから応募する」。

 

そんな転職を目指してみてください。

 

今の職場に少しでも疑問を感じているなら、まずはリニューケアで新しい求人を探してみませんか。

 

あなたがこれまで積み重ねてきた資格や経験を、きちんと評価してくれる職場が見つかるかもしれません。

 

転職するかどうかを決める前に、まずは「知る」ことから始めてみましょう。

 

➔【リニューケアに相談する

 

この記事を読んだ方におすすめ

 

お問合せはこちら!

無料会員登録

06-7878-8503

9:30~19:30

月曜日~金曜日

LINEで相談

無料会員登録

無料会員登録

電話

電話で相談

LINE

LINEで相談