2025/11/11
介護職は定年なし?70歳でも現役で働ける!年齢に縛られない働き方と求人の見つけ方
「もう60歳を過ぎたし、働ける職場なんてないのでは…」
「体力的にも不安だから、定年後はもう仕事は無理かな」
そう感じている方にこそ、ぜひ知ってほしいのが介護職には“定年なし”の働き方が多いという事実です。
実際、介護の現場では60代・70代のスタッフが珍しくありません。
“定年=働けない”という概念は、介護業界ではほとんど通用しないのです。
この記事では、
-
なぜ介護職には定年がない(または緩い)のか
-
どんな働き方の選択肢があるのか
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年齢を重ねても無理なく働ける職場の探し方
を、分かりやすく紹介していきます。
1. 介護職に「定年なし」が多い理由
慢性的な人手不足が背景にある
介護業界は、いま深刻な人材不足が続いています。
厚生労働省の推計では、2025年には約32万人の介護職員が不足すると言われています。
そのため、多くの事業所が「年齢に関係なく、働きたい人を受け入れたい」という姿勢を強めており、“定年なし”や“年齢不問”の求人が急増しています。
高年齢者雇用安定法の改正も追い風に
2021年に施行された「高年齢者雇用安定法」により、企業は
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定年を70歳まで引き上げる
-
定年制度を廃止する
-
業務委託やフリーランスとしての就業機会を確保する
といった取り組みが努力義務となりました。
介護業界ではこの流れをいち早く取り入れ、再雇用制度や勤務延長制度の導入が進んでいます。
2. 介護職の働き方の選択肢|年齢や体力に合わせて柔軟に
非正規雇用(パート・派遣・アルバイト)
非正規雇用では定年を設けていない事業所が多いのが特徴です。
勤務時間や日数を自分のペースで調整できるため、体力に不安のある方でも無理なく続けられます。
例:
-
「週2日、午前中だけ」
-
「夜勤なしで日勤のみ」
-
「利用者さんの送迎だけを担当」
といった限定的な働き方も可能です。
また、派遣であれば短期間だけ働いて休むといった選択もでき、シニア世代に人気があります。
正社員+再雇用制度
多くの施設では、正社員の定年を60歳または65歳としていますが、再雇用制度を利用すれば70歳以降も勤務可能なケースが増えています。
たとえば、定年後に契約社員として再雇用され、勤務日数を減らしながら同じ施設で働き続ける例も珍しくありません。
ただし、再雇用時の給与・勤務条件は施設によって異なるため、「再雇用後の待遇」を事前に確認しておくことが大切です。
「定年なし」と明記された求人も!
近年では、求人情報に「定年制度なし」「年齢不問」「シニア歓迎」と記載する事業所が増えています。
特に、
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小規模デイサービス
-
訪問介護事業所
-
サービス付き高齢者向け住宅
などでは、スタッフの年齢よりも「人柄」「利用者との関係性」を重視する傾向が強く、70代でも現役で活躍している職員が多数います。
3. 年齢に関係なく活躍できる理由
人生経験が“強み”になる
シニア世代の方は、長年の社会経験や家庭での経験を通じて培った「人への思いやり」「落ち着いた対応力」を持っています。
これは介護の現場で非常に重宝されます。
利用者の多くが同年代ということもあり、自然な会話や共感が生まれやすいのも強みです。
体力仕事だけが介護ではない
「介護=重労働」と思われがちですが、実は体力をあまり使わない仕事もたくさんあります。
体力に不安がある方におすすめの職種例:
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介護助手(掃除・配膳などのサポート中心)
-
介護事務(受付・書類作成)
-
生活支援員(買い物や調理などの生活援助)
-
デイサービスの送迎業務
こうした職種なら、70歳を過ぎても続けられるケースが多いです。
施設側も“経験者”を求めている
新しいスタッフを一から育てるより、「現場経験のある人を再雇用したい」と考える施設が増えています。
介護職の経験がある方は、年齢を重ねていても即戦力。
採用側も「すぐに現場に入ってもらえる人材」として積極的に採用する傾向があります。
4. 実際のデータで見る「定年なし」介護の実態
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定年制度を設けていない介護事業所は全体の約18%
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再雇用や勤務延長制度を導入している事業所は約8割以上
-
「年齢不問」とする求人は全求人の約3分の1
つまり、多くの介護現場が年齢よりも“人柄・意欲”を重視しているのです。
5. 定年なしで働くメリット
長期的な安心感がある
「まだ働ける」「必要とされている」という実感が得られ、生活の張り合いにもつながります。
経済的な安定
年金だけでは不安な生活費を補うことができるのも大きな利点です。
特に介護職は、未経験からでも始められる仕事が多く、再就職のハードルが低い点も魅力です。
社会とのつながりを維持できる
定年後に孤立する人が増える中、介護の仕事を通して社会や人との関わりを持ち続けられます。
利用者から「ありがとう」と言われる瞬間が、何よりのやりがいになります。
6. 働くうえでの注意点
体力とのバランスを考える
体に負担がかかるポジションは避け、無理のないシフトを選びましょう。
施設ごとの条件をしっかり確認
再雇用制度の年齢上限や、給与体系、労働時間のルールは施設ごとに異なります。
契約内容をよく確認し、不安があれば面接時に質問しておきましょう。
資格を活かす・学び直す
介護福祉士や初任者研修などの資格を持っていると、年齢に関係なく重宝されます。
最近では、資格取得を支援する制度を設けている施設も多いので、積極的に活用しましょう。
7. シニア世代が働きやすい職場を見つけるには?
「年齢不問」「定年なし」で検索
求人サイトでは、検索条件に「シニア歓迎」「定年なし」と入れるだけで、対象求人を絞り込めます。
働きやすい施設タイプを選ぶ
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デイサービス:日勤中心で体力負担が少ない
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訪問介護:自分のペースで働ける
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サ高住(サービス付き高齢者向け住宅):利用者の生活支援中心
-
グループホーム:家庭的な雰囲気で、ゆったり勤務できる
など、体力・生活リズムに合った環境を選ぶことが長く働くコツです。
8. 定年後の働き方に迷ったら「リニューケア」を活用!
「働きたい気持ちはあるけど、年齢で断られないか不安…」
「どんな施設なら無理なく続けられるかわからない」
そんなときは、介護専門求人サイト「リニューケア」を活用してください。
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9. まとめ|介護職は“定年のない”やりがいある仕事
介護職は、人生100年時代にふさわしい働き方ができる職業です。
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年齢に関係なく働ける
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人生経験が活かせる
-
感謝されながら社会とつながれる
これほど“長く続けられる仕事”は他にありません。
「もう年だから」と諦める前に、あなたに合った働き方を見つけてみませんか?
最後に|今すぐ「リニューケア」で定年なし求人をチェック!
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