2026/10/01投稿者:リニューケア

介護福祉士に合格した後は何をする?登録申請・登録証・勤務先への報告まで解説

「介護福祉士国家試験に合格した!これで介護福祉士として働ける?」

「合格した後に何か手続きは必要?」

「介護福祉士登録証はいつ届く?」

「勤務先にはいつ報告すればいい?」

「資格手当は合格した月からつく?」

 

介護福祉士国家試験に合格すると、長く勉強してきた人ほど、「これで全部終わった」と思ってしまうかもしれません。

 

しかし、介護福祉士国家試験は、合格したら自動的にすべての手続きが完了するわけではありません。

 

介護福祉士として登録するためには、国家試験合格後に資格登録の申請手続きが必要です。

 

さらに、登録が完了した後は、

・勤務先へ報告する
・資格手当について確認する
・保有資格の情報を変更する
・仕事内容や役職について確認する
・転職時には介護福祉士資格を履歴書へ記載する

など、実際の仕事につなげるための手続きもあります。

 

この記事では、介護福祉士国家試験に合格した後に何をすればいいのかを順番に解説します。

 

これから合格発表を迎える人も、すでに合格した人も参考にしてください。

 

介護福祉士に合格した後の流れ

まず、国家試験合格後のおおまかな流れを整理しましょう。

 

STEP1 国家試験の合格を確認する

↓

STEP2 介護福祉士の新規登録手続きをする

↓

STEP3 登録免許税・登録手数料を支払う

↓

STEP4 必要書類を試験センターへ提出する

↓

STEP5 登録証を受け取る

↓

STEP6 勤務先へ資格取得を報告する

↓

STEP7 資格手当・給与・仕事内容などを確認する

↓

STEP8 必要に応じて今後のキャリアや転職を考える

 

介護福祉士国家試験の合格は非常に大きな節目です。

 

ただし、「合格」→「登録」→「職場で資格を活かす」まで進めて初めて、取得した資格を仕事へつなげやすくなります。

 

介護福祉士は合格しただけでは登録完了ではない

まず最も重要なのがここです。

 

介護福祉士国家試験に合格しても、それだけで介護福祉士の資格登録が完了するわけではありません。

 

介護福祉士として登録するためには、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターへ登録申請を行います。

 

国家試験については、

受験資格を確認する
↓
受験申し込み
↓
国家試験を受験する
↓
合格する

という流れです。

 

その後に、介護福祉士の登録申請があります。

 

「合格通知が届いたから、これを資格証として使えばいい」と考えないようにしましょう。

 

そもそも介護福祉士は「名称独占」の国家資格

介護福祉士は国家資格です。

 

そして「介護福祉士」という名称を使用するためには、法律に基づく登録が必要です。

 

そのため、試験合格=その瞬間から介護福祉士として登録されるという仕組みではありません。

 

試験に合格した後、必要な登録申請を行い、介護福祉士登録簿へ登録されるという流れになります。

 

これまで職場で、「介護福祉士試験に受かった」という報告をした人を見たことがあるかもしれません。

 

しかし、「試験に合格したこと」と「介護福祉士として登録されたこと」は分けて考える必要があります。

 

STEP1 介護福祉士国家試験の合格を確認する

まずは国家試験の結果を確認します。

 

合格発表については、その年度の社会福祉振興・試験センターの案内を確認してください。

 

合格すると、登録申請に必要な書類が案内されます。

 

ここで、「合格したから手続きは後でいい」と放置するのではなく、登録申請まで進めましょう。

 

介護福祉士として勤務先へ資格を届け出たり、資格手当を申請したりするときに登録証を求められることがあります。

 

資格取得後すぐに転職する場合も同様です。

 

STEP2 介護福祉士の登録申請書を準備する

介護福祉士の新規登録では、登録申請書を使用します。

 

登録申請書には、

・氏名
・生年月日
・住所
・本籍
・連絡先

など必要事項を記入します。

 

記入するときは、登録申請書の案内や記入例を確認しながら進めましょう。

 

特に、

  • 氏名が変わっている
  • 外国籍である
  • 提出する証明書と現在の氏名が違う

といった場合は、追加で確認が必要になることがあります。

 

STEP3 介護福祉士の登録免許税9,000円を支払う

介護福祉士として新規登録するときには、登録免許税が必要です。

 

2026年10月時点で、介護福祉士の登録免許税は、9,000円です。

 

登録免許税は、9,000円分の収入印紙を購入し、登録申請書の所定の位置へ貼り付けます。

 

ここで注意したいのが、収入証紙ではなく収入印紙という点です。

 

名称が似ているので間違えないようにしましょう。

 

STEP4 登録手数料3,320円を支払う

登録免許税とは別に、登録手数料も必要です。

 

2026年10月時点で、介護福祉士の登録手数料は、3,320円です。

 

つまり新規登録時には、

登録免許税 9,000円+登録手数料 3,320円=合計12,320円が基本的に必要になります。

 

国家試験の受験料とは別の費用です。

 

「試験の受験料を払ったから、合格後はお金がかからない」と思っていると想定外の出費になるため、あらかじめ知っておきましょう。

 

登録手数料はどうやって支払う?

登録手数料は、試験センター所定の払込用紙を使用して支払います。

 

支払い後、振替払込受付証明書(お客さま用)の原本を所定の貼付用紙へ貼り付けます。

 

所定の払込用紙を紛失した場合についても、試験センターから手続き方法が案内されています。

 

自己判断で別の方法から振り込むのではなく、最新の登録手続き案内を確認してください。

 

STEP5 登録申請に必要な書類を揃える

新規登録では、登録申請書だけ送ればいいわけではありません。

 

必要な書類を揃えて提出します。

 

代表的なものとして、

登録申請書

9,000円分の収入印紙

貼付用紙

登録手数料を支払ったことを確認できる書類

などがあります。

 

また、登録申請書にマイナンバーを記入した場合には、マイナンバーカードのコピーなど個人番号を確認する書類が必要になります。

 

個人番号を記入しない場合など、状況によって必要書類が変わります。

 

登録申請をするときは、「自分の場合は何を提出する必要があるか」を必ず公式の案内で確認してください。

 

STEP6 登録申請書類を送る

必要書類をすべて準備したら、社会福祉振興・試験センターへ提出します。

 

ここで大切なのは、書類を送る前にコピーや控えを残しておくことです。

 

登録免許税の収入印紙や登録手数料に関する書類なども含まれるため、「何を提出したか分からない」という状態にならないようにしましょう。

 

特に転職や入職を控えている場合は、登録手続き中であることを勤務先へ説明する場面が出てくる可能性があります。

 

介護福祉士の登録証はいつ届く?

「登録申請したら、介護福祉士登録証はいつ届く?」と気になる人も多いでしょう。

 

登録証は、申請した翌日に届くようなものではありません。

 

書類の審査などがあるため、一定の期間がかかります。

 

そのため、「介護福祉士に合格したから来週から転職活動を始める」という場合は、登録証がまだ届いていない可能性も考えておきましょう。

 

勤務先や応募先から資格証明を求められた場合は、「現在、介護福祉士の登録申請中です」と事実を説明し、必要な対応を確認してください。

 

登録証の交付時期は申請状況等によって変わる可能性があるため、余裕を持って手続きを進めることが大切です。

 

登録証が届くまで介護福祉士として働けない?

ここは、「介護職として働けるか」と「介護福祉士として登録されているか」を分けて考えましょう。

 

介護職として働くこと自体と、介護福祉士という国家資格の登録は別の話です。

 

国家試験に合格したからといって、「登録証が届くまで介護の仕事そのものができない」という意味ではありません。

 

一方で、

  • 介護福祉士としての資格確認
  • 資格手当の支給
  • 法人内での資格登録
  • 介護福祉士を応募条件とする求人

などについては、勤務先・応募先から登録証などの提出を求められることがあります。

 

その場合は勤務先の案内に従いましょう。

 

介護福祉士の登録申請に期限はある?

「合格したけど忙しいから、半年後に登録してもいい?」と疑問に思う人もいるでしょう。

 

登録申請については、試験センターの案内を確認したうえで手続きを進める必要があります。

 

ただ、介護福祉士として資格を活かして働くのであれば、合格後に長期間放置するメリットはほとんどありません。

 

特に、

  • 資格手当を申請したい
  • 介護福祉士として転職したい
  • 勤務先へ資格取得を届け出たい

という場合は、早めに登録手続きを進めた方がスムーズです。

 

「いつでもできるから後でいい」としているうちに必要書類を紛失する可能性もあります。

 

合格を確認したら、その流れで登録申請まで進めることをおすすめします。

 

STEP7 介護福祉士登録証が届いたら内容を確認する

登録証が届いたら、そのまま保管するのではなく、記載内容を確認しましょう。

 

特に、

  • 氏名
  • 登録番号
  • 登録年月日

などを確認します。

 

登録証は、転職や勤務先への資格届出などで必要になることがあります。

 

紛失しないように保管してください。

 

また、「資格証を普段持ち歩く」必要は基本的にありません。

 

必要になったときに確認できるよう、安全な場所に保管しておきましょう。

 

登録証を紛失したら介護福祉士資格もなくなる?

登録証を紛失したからといって、それだけで介護福祉士の登録自体がなくなるわけではありません。

 

試験センターには登録証の再交付手続きがあります。

 

ただし、

  • 転職する
  • 資格手当の申請をする
  • 勤務先から資格証のコピーを求められる

といったタイミングで登録証が見つからないと、手続きに時間がかかります。

 

資格取得後は、「どこに保管したか分からない」とならないようにしておきましょう。

 

結婚して名字が変わったらどうする?

介護福祉士登録後に、

結婚

離婚

などで名字が変わることもあります。

 

氏名や本籍の都道府県など登録事項に変更が生じた場合には、登録事項の変更手続きがあります。

 

このテーマについては、すでにリニューケアで詳しく解説しています。

 

関連記事:介護福祉士の資格証は旧姓のままで大丈夫?氏名・名字変更の手続き方法を解説

この記事では新規登録を中心に扱い、登録後の氏名変更については上の記事を参考にしてください。

 

STEP8 勤務先へ介護福祉士取得を報告する

登録手続きを進めたら、勤務先への報告も忘れないようにしましょう。

 

職場によっては、

  • 介護福祉士登録証のコピー
  • 資格取得届
  • 人事情報の変更届

などの提出を求められることがあります。

 

特に確認したいのが、資格手当です。

 

「会社も試験を受けたことを知っているから、自動的に給与へ反映されるだろう」と思わない方がいいでしょう。

 

会社によって、

  • 本人が申請しなければならない
  • 登録証のコピーが必要
  • 申請した翌月から支給
  • 登録年月日を基準にする

など運用が異なる可能性があります。

 

合格したら、人事担当者や施設長などへ、「介護福祉士国家試験に合格しました。資格手当などの申請に必要な手続きはありますか?」と確認しましょう。

 

資格手当は合格した月からつく?

これは勤務先の給与規程によって異なります。

 

介護福祉士国家試験に合格したからといって、全国一律で翌月から一定額の資格手当が支給される制度ではありません。

 

職場によって、

  • 資格手当がある
  • 資格手当がない
  • 基本給へ反映される
  • 職務手当へ含まれる
  • 登録確認後から支給される

など違いがあります。

 

そのため、「介護福祉士になったら給料がいくら上がる?」を知りたい場合は、まず現在の会社の就業規則や給与規程を確認しましょう。

 

資格取得前から確認しておくと、「頑張って取ったのに思っていたほど給料が変わらなかった」というギャップを防ぎやすくなります。

 

介護福祉士を取ったのに給料が上がらないこともある?

あります。

 

介護福祉士は国家資格ですが、資格を取得すれば勤務先に関係なく給与が一律で上がる仕組みではありません。

 

例えば、

A施設:介護福祉士手当あり

B施設:資格手当は少額

C施設:資格手当なし。ただし基本給で経験を評価

など、給与体系は法人によって異なります。

 

そのため介護福祉士取得後は、「資格を取れた」だけで終わらせず、今の職場では資格取得によって待遇がどう変わるのかまで確認することが重要です。

 

介護福祉士に合格したら一度求人を比較してみる

介護福祉士に合格した直後は、「転職するつもりはない」という人も多いでしょう。

 

無理に転職する必要はありません。

 

ただし、介護福祉士になったタイミングで他施設の条件を確認することには意味があります。

 

なぜなら、資格取得前と資格取得後では応募できる求人や評価が変わる可能性があるからです。

 

例えば、

現在の職場

月給26万円
資格手当5,000円
年間休日105日
夜勤月5回

 

別の施設

月給28万円
介護福祉士手当あり
年間休日115日
夜勤月4回

という求人があるかもしれません。

 

反対に、現在の勤務先の条件が良いことが分かる場合もあります。

 

大切なのは、「介護福祉士を取ったから転職する」のではなく、資格取得後の自分の市場価値と求人条件を比較して判断することです。

 

リニューケアでは、介護・看護・福祉職の転職をサポートしています。

 

「介護福祉士に合格したけど転職するべき?」

「今の資格手当は他施設と比べて低い?」

「介護福祉士としてどんな求人に応募できる?」

という段階でも相談できます。

 

→ リニューケアで介護福祉士の求人・転職について相談する

 

介護福祉士取得後は履歴書の資格欄も変わる

介護福祉士として登録した後に転職活動をする場合は、履歴書や職務経歴書の資格欄にも記載します。

 

その際、「介護福祉士」と省略するだけではなく、正式名称を確認して記載しましょう。

 

また、

国家試験に合格しただけなのか

資格登録まで完了しているのか

によって状態が異なります。

 

登録手続き中に転職活動を始める場合は、「介護福祉士国家試験合格・登録申請中」など、自分の現在の状況を正確に応募先へ伝えることが大切です。

 

登録前なのに、「介護福祉士取得済み」と誤解されるような伝え方は避けましょう。

 

介護福祉士取得後の職務経歴書では何をアピールする?

介護福祉士取得後の転職では、「介護福祉士を持っています」だけでは少しもったいないです。

 

資格と一緒に、

・介護経験年数
・経験した施設形態
・食事介助
・入浴介助
・排泄介助
・移乗介助
・夜勤経験
・認知症ケア
・新人指導
・委員会活動
・リーダー経験

など、自分が実際にできることを整理しましょう。

 

介護福祉士資格は、これまでの実務経験と組み合わせてアピールすることで、より経験が伝わりやすくなります。

 

職務経歴書についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

 

関連記事:介護職の職務経歴書の書き方|採用担当者に伝わる例文・テンプレートを経験別に紹介

 

介護福祉士を取ったら仕事内容は変わる?

資格を取得しただけで、「翌日から仕事内容がすべて変わる」とは限りません。

 

介護福祉士になる前から介護職として働いていた場合、

  • 食事介助
  • 入浴介助
  • 排泄介助
  • 移乗介助
  • 夜勤
  • 記録
  • レクリエーション

など、基本的な仕事内容が大きく変わらない職場もあります。

 

そのため、「国家資格を取ったのに何も変わらない」と感じる人もいます。

 

ただし、長期的には、

  • 新人指導
  • リーダー
  • ユニットリーダー
  • サービス提供責任者
  • 管理職

など、経験と資格を活かした役割へ進める可能性があります。

 

重要なのは、資格を取得したこと自体ではなく、その資格をどうキャリアへつなげるかです。

 

介護福祉士を取ると何が変わる?

介護福祉士を取得すると、

  • 転職
  • 給与
  • 役職
  • キャリア

などで選択肢が変わる可能性があります。

 

ただし、この部分をこの記事で詳しく説明すると「合格後の登録手続き」という検索意図から外れてしまいます。

 

介護福祉士を取った後のキャリアについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

 

関連記事:介護福祉士を取ると何が変わる?仕事・転職先・キャリアの選択肢が一気に広がる理由

 

介護福祉士取得後に年収を上げたい場合は?

資格取得後、「せっかく国家資格を取ったから給料を上げたい」と考える人も多いでしょう。

 

その場合は、資格手当だけを見るのではなく、

  • 基本給
  • 夜勤手当
  • 処遇改善
  • 賞与
  • 役職手当
  • 年間休日
  • 残業

まで含めて比較することが大切です。

 

例えば、資格手当が月1万円高くても基本給が低いという求人なら、年収全体ではそれほど高くない可能性があります。

 

反対に、資格手当自体は大きくなくても、基本給や賞与が高いという求人もあります。

 

介護福祉士として年収を上げる方法はこちらの記事で詳しく解説しています。

 

関連記事:介護福祉士で年収を上げるには?給料アップにつながる5つの方法と転職のポイント

 

介護福祉士の資格を取った後に「意味ない」と感じる人もいる

介護福祉士を取得した人の中には、

「資格を取ったのに仕事内容が同じ」

「給料がほとんど変わらない」

「資格手当が思ったより少ない」

という理由で、

「介護福祉士を取った意味がなかったのでは?」

と感じる人もいます。

 

しかし、今の勤務先で資格が十分評価されないことと、介護福祉士資格そのものに価値がないことは別です。

 

勤務先を変えることで、

  • 資格手当
  • 基本給
  • 役職
  • 応募できる求人

などが変わる可能性があります。

 

介護福祉士資格のメリット・デメリットについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

 

関連記事:介護福祉士は意味ない?取っても無駄と言われる理由と資格を取るメリットを解説

 

介護福祉士合格後によくある質問

Q.国家試験に合格したら自動的に介護福祉士になりますか?

国家試験合格後には、介護福祉士の資格登録手続きが必要です。

合格しただけで登録手続きまで自動的に完了するわけではありません。

 

Q.介護福祉士の登録にはいくらかかりますか?

2026年10月時点では、登録免許税9,000円と登録手数料3,320円が必要です。

合計すると12,320円です。

これとは別に、郵送などに必要な費用が発生します。

 

Q.登録免許税はどうやって払いますか?

9,000円分の収入印紙を購入し、登録申請書の所定欄へ貼り付けます。

収入証紙と間違えないようにしてください。

 

Q.登録証が届く前に今の職場へ合格を報告してもいい?

合格した事実を報告すること自体はできます。

ただし、資格手当などの正式な手続きでは登録証のコピーなどを求められる場合があります。

勤務先へ、「国家試験に合格しました。登録手続きを進めています」と伝え、資格手当などの申請に何が必要か確認するとよいでしょう。

 

Q.資格手当はいつからもらえますか?

勤務先によって異なります。

国家試験合格日からなのか、登録日からなのか、登録証を会社へ提出した翌月からなのかなど、法人ごとに規程が異なる可能性があります。

勤務先の人事担当者などへ確認してください。

 

Q.介護福祉士登録証は転職するとき必要?

応募時点で必ず原本を提出するとは限りませんが、資格確認のため登録証のコピーなどを求められることがあります。

転職予定があるなら、登録証を紛失していないか確認しておきましょう。

 

Q.登録証をなくした場合はどうする?

登録証を紛失した場合には再交付の手続きがあります。

資格そのものを取り直すために国家試験を再受験する必要はありません。

 

Q.住所が変わったら登録証も変更する?

登録後に住所だけが変わった場合には、現住所の変更手続きがあります。

氏名や本籍の都道府県などが変わった場合とは手続きが異なるため、自分に該当する方法を確認してください。

 

合格後に「とりあえず今の職場に残る」でも問題ない

介護福祉士を取得すると、「資格を取ったなら転職した方がいいのかな?」と考える人もいます。

 

しかし、介護福祉士を取ったから必ず転職する必要はありません。

 

今の職場に、

  • 資格手当がある
  • 人間関係が良い
  • 年間休日が多い
  • 残業が少ない
  • 希望休を取りやすい
  • 通勤しやすい
  • 今後リーダーを目指せる

といったメリットがあるなら、残る選択もあります。

 

大切なのは、資格取得前と同じ条件のまま何となく働き続けるのではなく、一度条件を確認することです。

 

今の職場に残る場合でも、

  • 介護福祉士取得後の資格手当
  • 昇給
  • 役割
  • キャリアアップ

について確認しておきましょう。

 

介護福祉士に合格したタイミングは求人を比較しやすい

介護福祉士を取得した直後は、求人を比較する一つのタイミングでもあります。

 

なぜなら、

  • 無資格
  • 初任者研修
  • 実務者研修
  • 介護福祉士

では、求人によって給与条件や応募条件が違うからです。

 

これまで、「介護福祉士必須」の求人には応募できなかった人も、資格取得後は候補にできるようになります。

 

だからといって、すぐに退職届を出す必要はありません。

 

まずは、今の職場で介護福祉士として働いた場合の条件と他施設で介護福祉士として働いた場合の条件を比較してみましょう。

 

それから残るか転職するか判断しても遅くありません。

 

合格後すぐ転職する場合の注意点

介護福祉士合格をきっかけに転職する場合、登録手続きの状況を正確に応募先へ伝えることが重要です。

 

例えば、「第○回介護福祉士国家試験合格、現在登録申請中です」など、自分の現在の状態を伝えます。

 

また、給与を見るときは、「介護福祉士なら月給○万円」という部分だけで判断しないようにしましょう。

 

求人票では、

  • 基本給
  • 資格手当
  • 処遇改善
  • 夜勤手当
  • 固定残業代
  • 賞与
  • 年間休日
  • 勤務時間

などを確認します。

 

求人票の見方はこちらの記事で詳しく解説しています。

 

関連記事:介護職の求人票の見方|給与・休日・夜勤・手当で失敗しないチェックポイント

 

介護福祉士合格後にやることチェックリスト

最後に、国家試験合格後に確認したいことを整理します。

 

1.国家試験の合格を確認する

↓

2.介護福祉士の登録申請書類を確認する

↓

3.登録免許税9,000円分の収入印紙を準備する

↓

4.登録手数料3,320円を支払う

↓

5.必要書類を揃える

↓

6.登録申請を行う

↓

7.登録証が届いたら内容を確認する

↓

8.勤務先へ介護福祉士取得を報告する

↓

9.資格手当・給与への反映時期を確認する

↓

10.今後のキャリアを考える

↓

11.必要なら介護福祉士求人を比較する

 

ここまで進めれば、「試験に合格しただけ」ではなく、介護福祉士資格を実際のキャリアへ活かす準備までできます。

 

まとめ|介護福祉士は「合格→登録→職場への報告」まで進めよう

介護福祉士国家試験に合格したら、「やっと終わった」と思うかもしれません。

 

もちろん、仕事をしながら実務経験を積み、実務者研修を修了し、国家試験の勉強をして合格することは大きな成果です。

 

ただし、国家試験に合格しただけで介護福祉士の資格登録が自動的に完了するわけではありません。

 

合格後は、

  • 登録申請書を準備する
  • 登録免許税を納付する
  • 登録手数料を支払う
  • 必要書類を提出する
  • 登録証を受け取る

という登録手続きを進めます。

 

2026年10月時点では、介護福祉士の新規登録には、登録免許税9,000円・登録手数料3,320円が必要です。

 

そして登録証を受け取ったら、勤務先への報告も忘れないようにしましょう。

 

特に、

  • 資格手当はいくらか
  • いつから支給されるか
  • 基本給は変わるか
  • 役割は変わるか
  • 昇給・昇格に影響するか

などを確認します。

 

もし、「国家資格を取ったのにほとんど待遇が変わらない」という場合は、一度他施設の求人を比較してみるのも一つの方法です。

 

介護福祉士資格を取得すると、それまで応募条件を満たしていなかった求人も選択肢に入る可能性があります。

 

一方で、比較した結果、「今の職場は意外と条件が良かった」と分かることもあります。

 

資格を取ったから転職するのではなく、介護福祉士になった自分の条件で、今の職場と他の求人を比べることが大切です。

 

リニューケアでは、介護・看護・福祉職の転職をサポートしています。

 

「介護福祉士に合格した」

「資格取得後の給料を比較したい」

「今の職場に残るか転職するか迷っている」

「介護福祉士を評価してくれる職場を探したい」

という方も相談できます。

 

介護福祉士という国家資格を、取得しただけで終わらせず、今後の給与や働き方、キャリアへつなげていきましょう。

 

→ リニューケアで介護福祉士の求人・転職について相談する

参考情報

介護福祉士の登録申請方法、必要書類、登録免許税、登録手数料などは変更される可能性があります。

実際に手続きを行う際は、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターの最新情報を確認してください。

https://www.sssc.or.jp/touroku/

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