2026/09/30
実務者研修を受けるには?受講資格・必要なもの・申込みから修了までの流れを解説
「実務者研修を受けたいけれど、何から始めればいい?」
「無資格でも受けられる?」
「介護経験が3年以上ないと申し込めない?」
「初任者研修を持っている場合は何か免除される?」
「働きながらでも受講できる?」
介護福祉士を目指そうと思ったとき、最初に気になるのが「実務者研修を受けるにはどうすればいいのか」ではないでしょうか。
結論からいうと、実務者研修は介護の資格や実務経験がなくても受講できます。
「初任者研修を持っていないと受けられない」
「介護職として3年以上働いてからでないと申し込めない」
というわけではありません。
そのため、
無資格
↓
実務者研修
と直接進むこともできます。
一方、すでに介護職員初任者研修を修了している場合は、実務者研修の一部科目が免除されます。
無資格から受講する場合は原則450時間ですが、初任者研修修了者は320時間となります。
そして実務者研修は、実務経験ルートで介護福祉士国家試験を目指す人にとって重要な研修です。
ただし、「介護福祉士になるには実務経験3年以上が必要」という話と、「実務者研修を受けるために実務経験3年以上が必要」という話を混同しないようにしましょう。
この記事では、
・実務者研修を受けるための条件
・無資格でも受けられるのか
・初任者研修は必要なのか
・介護経験は必要なのか
・研修時間はどれくらいなのか
・申込み前に準備するもの
・スクールの選び方
・申込みから修了までの流れ
・働きながら受講するときのポイント
・費用を抑える方法
・介護福祉士国家試験までの流れ
まで、初めて実務者研修を受ける人にも分かりやすく解説します。
実務者研修を受けるには?まず知っておきたい3つのこと
実務者研修を受けたいと思ったら、まず次の3点を理解しておきましょう。
1.無資格でも受講できる
2.介護の実務経験がなくても受講できる
3.保有資格によって受講する科目・時間が変わる
ここを理解しておけば、「自分はまだ申し込めないのでは?」と必要以上に心配する必要はありません。
特に間違えやすいのが、介護福祉士の受験資格との違いです。
実務経験ルートで介護福祉士国家試験を受験する場合には、実務経験3年以上に加えて実務者研修の修了などが必要になります。
しかし、これは介護福祉士国家試験の話です。
実務者研修そのものは、実務経験3年を待たなくても受講できます。
実務者研修に受講資格はある?
実務者研修は、基本的に介護資格や介護経験がない人でも受講できます。
そのため、
・介護職未経験
・無資格
・初任者研修修了者
・現在介護職として働いている
・これから介護職へ転職する予定
といった人も受講を検討できます。
「介護福祉士になるための研修だから、ある程度経験がある人しか受けられないのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、実務者研修を受講する段階では、介護福祉士国家試験の実務経験要件を満たしている必要はありません。
そのため、介護福祉士を目指すことが決まっている人なら、実務経験を積みながら実務者研修を進めることもできます。
無資格でも実務者研修を受けられる?
受けられます。
実務者研修を受けるために、初任者研修を先に取ることは必須ではありません。
そのため資格取得ルートとしては、
ルート1
無資格
↓
初任者研修
↓
実務者研修
↓
介護福祉士
だけでなく、
ルート2
無資格
↓
実務者研修
↓
介護福祉士
という進み方もできます。
「どうせ介護福祉士まで目指すなら、最初から実務者研修を受けたい」という人なら、無資格から直接実務者研修を検討することもできます。
ただし、無資格から受講する場合は原則450時間です。
学習量が多くなるため、
・介護について基礎から段階的に学びたい
・まず介護の仕事が自分に合うか確かめたい
という人なら、初任者研修から始める方法もあります。
どちらが正解ということではありません。
最終的に介護福祉士まで目指すのか、まず介護の基礎を学びたいのかによって選びましょう。
初任者研修を持っている人も実務者研修を受けられる?
もちろん受講できます。
むしろ、
初任者研修
↓
実務者研修
↓
介護福祉士
は、介護職としてキャリアアップしていく代表的な流れの一つです。
初任者研修修了者の場合、すでに学習した科目の一部が免除されます。
そのため、
無資格から実務者研修:原則450時間
初任者研修修了者:320時間
となります。
初任者研修を取った後に、「結局、実務者研修を450時間すべてやり直すなら初任者研修を取った意味がなかったのでは?」と心配する必要はありません。
初任者研修で履修した内容が、次の資格取得にもつながります。
初任者研修から実務者研修へ進むか迷っている場合は、こちらの記事も参考にしてください。
関連記事:初任者研修から実務者研修へ進むべき?違い・免除科目・取得するタイミングを解説
実務者研修を受けるのに介護経験は必要?
実務者研修を受講するだけであれば、介護職として3年間働く必要はありません。
介護職1年目でも受講できますし、未経験から受講することもできます。
ここで、「実務経験3年」という言葉がよく出てくるため、混乱しやすくなっています。
実務経験3年以上などの要件が関係するのは、実務経験ルートで介護福祉士国家試験を受験するときです。
例えば、
介護職1年目
↓
実務者研修を開始
介護職2年目
↓
実務者研修修了
介護職3年目以降
↓
必要な実務経験等を満たして介護福祉士国家試験
という進み方も考えられます。
つまり、「介護経験3年→実務者研修」という順番に固定されているわけではありません。
介護福祉士を目指すことが決まっているなら、実務経験と実務者研修を並行して進める方法があります。
実務者研修は何時間受ける?
実務者研修は、保有資格によって受講時間が変わります。
代表的なケースでは、
| 現在の資格 | 実務者研修の時間 |
|---|---|
| 無資格 | 原則450時間 |
| 初任者研修修了 | 320時間 |
初任者研修修了者は、すでに履修している科目について免除を受けられるためです。
そのため、スクールへ申し込むときは、現在持っている介護資格を正確に伝えることが大切です。
初任者研修のほか、旧ホームヘルパー研修や介護職員基礎研修などを修了している場合も、履修科目の扱いが異なることがあります。
昔取得した資格がある場合は、「かなり前の資格だから関係ないだろう」と自己判断せず、申込先へ確認してください。
実務者研修では何を勉強する?
実務者研修では、介護について幅広く学びます。
代表的な内容には、
・人間の尊厳と自立
・社会の理解
・介護の基本
・コミュニケーション技術
・生活支援技術
・介護過程
・発達と老化の理解
・認知症の理解
・障害の理解
・こころとからだのしくみ
・医療的ケア
などがあります。
特に実務者研修で重要になるのが、介護過程と医療的ケアです。
「資格を取るために暗記する」というより、利用者の状態を把握し、
「なぜこの介助が必要なのか」
「どのような支援を行うのか」
を考える力につなげていく研修と考えましょう。
実務者研修は全部通信で受けられる?
実務者研修には通信学習を取り入れている講座が多くありますが、すべてを自宅学習だけで修了できるわけではありません。
介護過程Ⅲや医療的ケアの演習など、通学が必要となる科目があります。
そのため、スクールを選ぶ際には、「通信だから仕事を休まなくても大丈夫」と決めつけないようにしましょう。
確認したいのは、
・通学日は何日あるのか
・何曜日に開催されるのか
・平日コースか土日コースか
・欠席した場合に振替できるのか
・通学場所はどこか
・自宅から何分かかるのか
などです。
特にシフト制で働く介護職の場合、通学日と勤務シフトを両立できるかは重要です。
実務者研修を受けるには何を準備すればいい?
実際に申し込む段階では、受講先によって必要書類が異なります。
一般的には、
・受講申込書
・本人確認に必要な書類
・保有資格を証明する書類
・初任者研修などの修了証明書
などを求められることがあります。
特に初任者研修修了者は注意してください。
一部科目の免除を受けるためには、「自分は初任者研修を修了しています」と口頭で伝えるだけではなく、修了を確認できる書類が必要になる場合があります。
昔取得した初任者研修の修了証明書が見つからない場合は、申し込む直前ではなく早めに確認しましょう。
必要書類はスクールによって異なるため、申込先の案内を必ず確認してください。
実務者研修を受けるまでの流れ
ここからは、実際に実務者研修を受けるまでの流れを整理します。
STEP1 実務者研修を取る目的を決める
最初に、「なぜ実務者研修を取りたいのか」を考えます。
例えば、
・介護福祉士を目指したい
・介護について専門的に学びたい
・転職の選択肢を増やしたい
・サービス提供責任者を目指したい
・勤務先から取得を勧められた
などです。
目的が明確なら、いつまでに取得すべきかも考えやすくなります。
STEP2 現在持っている資格を確認する
次に、
・無資格
・初任者研修
・旧ホームヘルパー資格
・介護職員基礎研修
など、自分の保有資格を確認します。
保有資格によって履修する科目や時間が変わる場合があるためです。
修了証明書なども探しておきましょう。
STEP3 勤務先の資格取得支援制度を確認する
スクールへ自分で申し込む前に、現在の会社に資格取得支援制度がないか確認してください。
勤務先によっては、
・受講料の全額負担
・一部補助
・指定スクールの利用
・研修日のシフト調整
・資格取得祝い金
などを用意していることがあります。
先に自費で申し込んでしまうと、会社の制度を利用できない可能性もあります。
まず上司や人事担当者へ、「実務者研修を受けたいのですが、会社の資格取得支援制度はありますか?」と確認してみましょう。
資格取得費用をできるだけ抑えたい方はこちらも参考にしてください。
関連記事:【知らないと損】介護職の資格取得は“自腹”じゃない!0円で取る方法と後悔しない求人の選び方
STEP4 実務者研修を実施しているスクールを探す
次に受講先を探します。
ここでは費用だけで決めないことが重要です。
確認したいのは、
・受講期間
・通学場所
・通学日
・振替制度
・保有資格による免除
・受講料
・支払い方法
・教育訓練給付等の対象か
・介護福祉士国家試験までのスケジュール
などです。
「一番安いから」だけで選び、自宅から遠かったり、勤務日と通学日が重なったりすると、修了するまでの負担が大きくなります。
STEP5 必要書類を準備して申し込む
受講先を決めたら、必要書類を確認して申し込みます。
初任者研修などを修了している人は、資格を証明する書類の提出方法も確認しましょう。
また、介護福祉士国家試験を受ける予定があることも伝えておくと、修了予定時期を確認しやすくなります。
STEP6 通信学習・スクーリングを進める
受講開始後は、自宅学習と通学を組み合わせながら進めていきます。
働きながらの場合は、「休日に全部まとめてやろう」ではなく、
- 週に何時間勉強するか
- いつ課題を進めるか
- 通学日はいつか
を最初に決めておくと続けやすくなります。
STEP7 必要なカリキュラムを終えて修了する
必要な科目・演習等を終え、修了要件を満たせば実務者研修修了となります。
介護福祉士国家試験を目指す場合は、修了証明書を受け取って終わりではありません。
受験する年度の手続きや必要書類も確認しておきましょう。
実務者研修を受けるスクールはどう選ぶ?
スクール選びでは、次の6項目を比較してみてください。
1.通いやすい場所か
実務者研修は自宅学習だけでは終わりません。
スクーリングを考えると、自宅または職場から通いやすいかは重要です。
多少受講料が安くても、毎回片道2時間かかるスクールでは負担が大きくなります。
2.仕事と日程を合わせられるか
シフト勤務なら、
・土日コース
・平日コース
・曜日固定
・振替可能
などを確認します。
特に夜勤がある人は、夜勤明けにそのまま研修へ行くという無理なスケジュールにならないよう注意しましょう。
3.介護福祉士受験に間に合うか
介護福祉士を目指しているなら非常に重要です。
「最短○ヶ月」という広告だけではなく、自分が申し込むコースは何月に修了予定なのかを確認してください。
実務者研修をいつ取ればいいかについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:実務者研修はいつ取る?介護福祉士を目指すなら何年目がいい?取得時期と間に合わないケースを解説
4.振替制度があるか
介護職として働いていると、
- 急な勤務変更
- 体調不良
- 家庭の事情
などで予定していた日に通学できないこともあります。
その場合、
- 別の日へ振り替えられるか
- 追加料金が必要か
を確認しておくと安心です。
5.総額はいくらか
受講料だけでなく、
・教材費
・スクーリング費用
・追加費用
・交通費
なども含めて考えましょう。
「表示価格は安かったのに、結果的には高くなった」とならないよう、申込み前に総額を確認します。
6.勤務先の補助対象になるか
会社の資格取得支援制度を利用する場合、「どのスクールでも対象」とは限りません。
指定されたスクールや講座のみ対象となっていることもあります。
必ず、申し込む前に確認してください。
自費で実務者研修を申し込む前に「資格取得支援あり」の求人も確認しよう
実務者研修を受けようと思ったとき、「まずスクールを探そう」と考える人は多いでしょう。
ただ、現在の勤務先に資格取得支援がない場合は、自費で申し込む前に、資格取得を支援してくれる職場がないか確認する方法もあります。
例えば、
A施設
・実務者研修は全額自費
・研修日は自分の休日を使用
・実務者研修の資格手当なし
B施設
・実務者研修の費用補助あり
・研修日のシフト相談可
・介護福祉士取得後に資格手当あり
という違いがあれば、資格取得にかかる負担だけでなく、その後の働き方まで変わります。
もちろん、「資格を取りたいから必ず転職した方がいい」ということではありません。
現在の職場に支援制度があるなら、それを利用する方法もあります。
大切なのは、自費で申し込む前に選択肢を知っておくことです。
リニューケアでは、介護・看護・福祉職の転職をサポートしています。
「実務者研修を取りたいけれど会社に支援制度がない」
「働きながら介護福祉士を目指したい」
「資格取得支援のある求人を探したい」
「実務者研修を取る前に転職した方がいいか相談したい」
という段階から相談できます。
働きながら実務者研修を受けるには?
働きながら実務者研修を受ける場合は、申込み前の準備がかなり重要です。
特に確認しておきたいのは次のポイントです。
通学日を先に確認する
「申し込んでからシフトを調整すればいい」ではなく、通学日を確認してから職場へ相談しましょう。
介護職はシフト制の職場も多いため、直前では希望休を取れない場合があります。
上司へ資格取得予定を伝える
介護福祉士を目指しているなら、「実務者研修を受講したい」と早めに上司へ相談することで、
・シフト調整
・資格取得支援
・受講費補助
などについて案内してもらえる可能性があります。
自宅学習の時間も考える
通学日だけ空ければいいわけではありません。
自宅で進める学習もあります。
仕事、家庭、育児などと両立するなら、1週間の中でいつ勉強するのかまで考えておきましょう。
夜勤との組み合わせに注意する
夜勤明けに研修へ参加し、その後また勤務するようなスケジュールは負担が大きくなります。
資格取得を急ぎすぎて体調を崩してしまっては意味がありません。
無理なく続けられる日程を選びましょう。
働きながらの取得方法については、別記事としてより詳しく解説すると検索意図を分けられます。
実務者研修の費用を安くする方法はある?
実務者研修の費用は、受講先や保有資格などによって異なります。
そのため、「実務者研修は必ず○万円」とは言えません。
費用負担を抑えたい場合は、
・勤務先の資格取得支援
・スクール独自の割引
・対象となる公的な給付制度
・自治体等の支援制度
などを確認しましょう。
特に注意したいのは、制度によって利用条件が違うことです。
「友人が無料だったから自分も無料になる」とは限りません。
また勤務先の支援制度では、「資格取得後も一定期間勤務すること」などの条件が設定されている場合もあります。
金額だけではなく、利用条件まで確認してください。
実務者研修を受ければ介護福祉士になれる?
ここも勘違いしやすいポイントです。
実務者研修を修了しただけでは、介護福祉士にはなりません。
実務経験ルートで介護福祉士国家試験を受験する場合は、必要な実務経験に加えて実務者研修の修了などの条件を満たし、国家試験を受験します。
そして国家試験に合格した後、必要な登録手続きを行って介護福祉士となります。
つまり、実務者研修=介護福祉士ではなく、実務者研修は介護福祉士へ進むための重要なステップです。
実務経験についても、「介護業界で3年働けば何でも対象」と単純に考えないようにしましょう。
対象となる施設・事業や職種、従業期間、従事日数などの条件があります。
実際に国家試験へ申し込む際には、社会福祉振興・試験センターの最新の受験資格を確認してください。
実務者研修を取ったら転職でも使える?
実務者研修は、転職時に保有資格として伝えることができます。
ただし、「実務者研修がある=どの介護施設でも必ず採用される」というものではありません。
転職では、
・介護経験年数
・経験した施設形態
・身体介護経験
・夜勤経験
・勤務可能な曜日
・人柄
・転職理由
なども見られます。
そのため、「実務者研修修了」だけでなく、実務者研修+これまでの介護経験としてアピールすることが大切です。
例えば、
「実務者研修を修了しています。特別養護老人ホームで3年間、食事・入浴・排泄介助や夜勤を経験しており、次は介護福祉士取得を目指しています」
と伝えれば、資格取得の目的まで説明できます。
資格取得と転職をセットで考えている方はこちらの記事も参考にしてください。
関連記事:初任者研修・実務者研修は転職に有利?資格別の求人・採用されやすい人・アピール方法を解説
実務者研修を受ける前に確認したいチェックリスト
申し込む前に、次の項目を一度確認してみましょう。
資格について
□ 現在持っている介護資格を確認した
□ 初任者研修などの修了証明書が手元にある
□ 自分の受講時間を確認した
スクールについて
□ 通学場所を確認した
□ 通学日を確認した
□ 修了予定日を確認した
□ 欠席時の振替方法を確認した
□ 受講料の総額を確認した
仕事について
□ 通学日と勤務シフトを両立できる
□ 勤務先へ資格取得支援について確認した
□ 受講費補助の条件を確認した
□ 自宅学習の時間を確保できる
介護福祉士について
□ 介護福祉士を目指すか決めている
□ 自分の実務経験期間を確認している
□ 受験したい年度を考えている
□ 実務者研修が受験に間に合うか確認した
この中で確認できていない項目が多いなら、いきなり申し込まず、先に情報を整理することをおすすめします。
実務者研修を受ける前に転職するのはあり?
場合によっては選択肢になります。
例えば今の職場が、
・資格取得支援なし
・実務者研修の資格手当なし
・介護福祉士の資格手当も少ない
・研修日のシフト相談が難しい
・キャリアアップ制度がない
という環境なら、資格取得支援のある職場へ転職してから実務者研修を受ける方法もあります。
一方、
・実務者研修費用を会社が負担
・研修日にシフト配慮あり
・介護福祉士取得後に資格手当あり
という職場なら、今の職場で働きながら資格取得を進めるメリットがあります。
つまり、「資格を取ってから転職」だけではありません。
転職してから資格を取るという順番もあります。
資格取得支援制度のある求人を見るときは、「資格取得支援あり」という言葉だけではなく、
何の資格が対象なのか、いくらまで負担されるのか、利用条件はあるのかまで確認しましょう。
実務者研修を受けるには?よくある質問
Q.無資格でも実務者研修を受けられますか?
受講できます。
初任者研修を先に取得することは必須ではありません。
無資格から実務者研修へ直接進むこともできます。
Q.介護未経験でも実務者研修を受けられますか?
実務者研修の受講自体に、介護職として3年以上働いていることは求められません。
ただし、実務経験ルートで介護福祉士国家試験を受験する場合には、別途、必要な実務経験などの受験資格を満たす必要があります。
Q.初任者研修を持っていたら何か変わりますか?
初任者研修で履修済みの科目が一部免除されます。
無資格からの場合は原則450時間ですが、初任者研修修了者は320時間となります。
申込時に修了証明書等を求められる場合があるため、準備しておきましょう。
Q.実務者研修は通信だけで取得できますか?
通信学習を取り入れた講座はありますが、すべてを自宅学習だけで終えられるわけではありません。
介護過程Ⅲや医療的ケアの演習など、通学が必要となる内容があります。
申込前にスクーリングの日数・場所・日程を確認しましょう。
Q.実務者研修を受けるなら仕事を辞めないといけませんか?
必ずしも退職する必要はありません。
働きながら受講することは可能です。
ただし、通学日と勤務シフトの調整、自宅学習の時間確保が必要です。
Q.実務者研修はいつから受ければいいですか?
介護福祉士を目指すことが決まっているなら、国家試験を受験したい年度から逆算して考えましょう。
実務経験3年が終わってからでないと受講できないわけではありません。
Q.実務者研修を取れば給料は上がりますか?
必ず上がるわけではありません。
実務者研修に資格手当を設定している職場もあれば、初任者研修と手当額が同じ職場、介護福祉士になって初めて手当が増える職場などがあります。
給料目的で資格取得を考えている方はこちらも参考にしてください。
関連記事:初任者研修・実務者研修で給料は上がる?介護職がすぐ年収を上げるならどっち?
Q.実務者研修を取る意味はありますか?
目的によります。
今後介護職を続け、実務経験ルートで介護福祉士を目指す人にとっては重要な研修です。
一方、近いうちに介護業界を離れる予定で、介護福祉士を目指す予定もない場合は、取得の優先順位が低くなることもあります。
「周りが取っているから」ではなく、自分のキャリアから判断しましょう。
まとめ|実務者研修を受けるには資格・実務経験は不要。まず受講方法と職場の支援制度を確認しよう
実務者研修を受けるには、初任者研修や介護経験が必須というわけではありません。
無資格・未経験からでも受講できます。
そのため、
無資格
↓
実務者研修
と直接進むこともできます。
一方、初任者研修を持っている場合は、履修済み科目の一部が免除され、320時間となります。
実務者研修を受けようと思ったら、次の順番で準備すると分かりやすいでしょう。
1.実務者研修を取る目的を決める
2.現在持っている資格を確認する
3.勤務先の資格取得支援制度を確認する
4.スクールを比較する
5.必要書類を準備する
6.仕事と通学のスケジュールを調整する
7.研修を修了する
8.介護福祉士を目指すなら国家試験の受験資格を確認する
特に介護福祉士を目指す人は、「実務経験3年になってから実務者研修を受ければいい」と考えないようにしましょう。
実務者研修は、実務経験を積みながら受講できます。
受験したい年度が決まっているなら、そこから逆算して準備することが大切です。
また、実務者研修はスクール選びだけでなく、「どの職場で働きながら資格を取るか」も重要です。
- 資格取得支援があるのか。
- 研修日にシフトを調整してもらえるのか。
- 実務者研修を取ったら資格手当がつくのか。
- 介護福祉士になった後は給与が上がるのか。
ここまで確認しておけば、「資格は取れたけれど、今の職場では何も変わらなかった」という状況を避けやすくなります。
リニューケアでは、介護・看護・福祉職の転職をサポートしています。
「無資格から実務者研修を取りたい」
「初任者研修から介護福祉士を目指したい」
「働きながら資格を取れる職場を探したい」
「資格取得支援のある求人を知りたい」
という方も、現在の資格・経験でどのような選択肢があるのか確認してみてください。
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