2026/09/29
初任者研修・実務者研修は意味ない?取っても給料が上がらない理由と資格を取るべき人を解説
「初任者研修って取る意味ある?」
「無資格でも介護職として働けているし、資格はいらないのでは?」
「実務者研修を取ったけれど、給料が全然変わらなかった」
「介護福祉士を目指さないなら実務者研修は意味ない?」
介護職として働いていると、初任者研修や実務者研修について、このような疑問を持つことがあります。
実際、インターネットで調べても、
「初任者研修は意味ない」
「実務者研修を取っても意味ない」
「資格より経験の方が大事」
といった意見を見かけることがあります。
結論から言えば、初任者研修・実務者研修が意味ないかどうかは、その人が資格を取る目的によって変わります。
例えば、「資格を取ったら来月から給料が3万円上がる」と期待しているのであれば、期待通りにならない可能性があります。
資格手当の有無や金額は職場によって違うためです。
一方で、
「介護の基礎を身につけたい」
「応募できる求人を増やしたい」
「介護福祉士を目指したい」
「今後も介護職として働き続けたい」
という人にとっては、初任者研修や実務者研修を取得する意味は十分あります。
特に実務者研修は、実務経験ルートで介護福祉士国家試験を受験するために必要になる研修です。
そのため、「資格を取った瞬間に何が変わるか」だけではなく、「資格を取った後にどんな働き方をしたいのか」まで考えることが大切です。
この記事では、
・初任者研修が意味ないと言われる理由
・実務者研修が意味ないと言われる理由
・資格を取っても給料が上がらないケース
・初任者研修を取る意味
・実務者研修を取る意味
・初任者研修と実務者研修はどちらを取るべきか
・資格を急いで取らなくてもいい人
・介護福祉士まで目指した方がいい人
・資格を取ったのに評価されない場合の考え方
まで分かりやすく解説します。
初任者研修・実務者研修は本当に意味ない?
まず結論から確認しましょう。
「介護職として働くためだけ」なら、初任者研修や実務者研修が必須ではない求人もあります。
無資格・未経験から応募できる介護求人もあります。
そのため、「資格がなくても働ける=初任者研修や実務者研修は意味ない」と考える人がいます。
しかし、「無資格でも働ける」と「資格を取る意味がない」は別の話です。
介護職として働き始めることだけを考えるなら、無資格でも選択肢があります。
一方、
・介護について基礎から学ぶ
・応募できる求人を増やす
・資格手当を狙う
・訪問介護など仕事の選択肢を広げる
・介護福祉士を目指す
・将来的にキャリアアップする
まで考えると、資格の意味は変わってきます。
大切なのは、「資格を持っているか」ではなく、「その資格を何のために使うのか」です。
初任者研修が「意味ない」と言われる5つの理由
まず、なぜ初任者研修が意味ないと言われるのかを見てみましょう。
1.無資格でも介護職として働けるから
一番大きな理由です。
介護業界には無資格・未経験から応募できる求人があります。
そのため、「資格がなくても同じ介護職として働けるなら、お金を払って初任者研修を取る意味がない」と感じる人がいます。
確かに、「介護施設で働き始める」だけなら、必ずしも初任者研修を取得してから就職する必要はありません。
無資格で採用してもらい、働きながら資格取得を目指す方法もあります。
ただし、資格の有無によって応募できる求人や任せられる業務、資格手当などが変わる職場があります。
「今働けるか」だけではなく、1年後、3年後にどんな働き方をしたいかまで考える必要があります。
2.資格を取っても仕事内容があまり変わらないから
初任者研修を修了した翌日から、「急に別の仕事になる」わけではありません。
施設介護で働いていれば、資格取得後も、
・食事介助
・排泄介助
・入浴介助
・移乗介助
・見守り
・レクリエーション
・記録
などを担当するでしょう。
無資格の頃と同じ利用者を担当することもあります。
そのため、「資格を取ったのに何も変わらなかった」と感じる人がいます。
しかし、初任者研修の意味は、仕事内容の名前を変えることだけではありません。
介護の基本的な考え方や知識、介助方法を体系的に学ぶことにも意味があります。
現場だけで覚えていると、「先輩にこう言われたから、この方法でやっている」となってしまうことがあります。
研修を通じて基礎を学ぶことで、なぜこの介助をするのかを考える土台を作ることができます。
3.給料がほとんど上がらないことがあるから
資格取得で最も期待されやすいのが給料です。
ところが初任者研修を取得しても、
「資格手当が月3,000円しか増えなかった」
「資格手当そのものがなかった」
という職場もあります。
これでは、「時間と費用をかけたのに意味なかった」と思ってしまうでしょう。
ただし、これは初任者研修そのものの問題というより、勤務先が資格をどのように給与へ反映しているかという問題でもあります。
資格手当の金額は法人によって異なります。
今の職場だけを見て、「初任者研修は給料に意味がない」と判断しないことも大切です。
4.取得に時間と費用がかかるから
初任者研修には130時間の研修があります。
仕事をしながら取得する場合、
・休日に受講する
・自宅で勉強する
・家族との予定を調整する
・受講費用を支払う
などの負担があります。
その結果、取得後の変化が小さいと、「これだけ頑張ったのに……」と感じやすくなります。
特に「資格を取ればすぐ大幅昇給する」と期待している人ほど、取得後のギャップが大きくなります。
5.結局は経験が重視されると感じるから
介護現場では、資格だけでは対応できないことがたくさんあります。
認知症の利用者への声かけ。
急な体調変化。
転倒リスクへの対応。
ご家族とのコミュニケーション。
職員同士の連携。
こうした対応は、現場経験によって身につく部分も大きいでしょう。
そのため、「資格を持っている新人より、無資格でも経験10年の人の方が仕事ができる」という場面もあります。
しかし、資格と経験は、どちらか一方を選ぶものではありません。
経験を積みながら知識を身につけることで、介護職としての選択肢を広げることができます。
実務者研修が「意味ない」と言われる5つの理由
続いて実務者研修です。
実務者研修についても、「取ったけれど意味なかった」という意見があります。
1.実務者研修を取っても給料が変わらない職場がある
実務者研修を修了したからといって、法律上必ず給料を上げなければならないわけではありません。
勤務先によっては、
初任者研修:資格手当5,000円
実務者研修:資格手当5,000円
ということも考えられます。
あるいは、
初任者研修:手当なし
実務者研修:手当なし
介護福祉士:資格手当10,000円
という職場もあります。
この場合、実務者研修を修了した時点では給与が変わりません。
そのため、「実務者研修まで取ったのに意味ない」と感じることがあります。
2.仕事内容が大きく変わらないことがある
初任者研修と同様、実務者研修を修了しても、介護施設で働いていれば日常的な介護業務を続けるケースが多いでしょう。
資格を取った翌日から管理職になるわけでもありません。
そのため、目に見える変化が少なく、「取る前と何も変わらない」と感じる人もいます。
3.研修時間が長い
実務者研修は無資格から受講する場合、原則450時間です。
初任者研修修了者なら一部科目が免除されますが、それでも仕事と両立しながら受講するには負担があります。
だからこそ、「これだけ時間を使ったのだから、何か大きく変わってほしい」と期待しやすくなります。
取得後の給与や役割が変わらなければ、意味を感じにくくなるでしょう。
4.介護福祉士を目指さない人にはメリットを感じにくい場合がある
実務者研修の大きな意味の一つが、実務経験ルートで介護福祉士国家試験を受験するために必要になることです。
そのため、
「介護福祉士は取る予定がない」
「あと数ヶ月で介護業界を辞める予定」
という人なら、急いで実務者研修を受講する必要性は低い場合があります。
資格は、取れば取るほどいいわけではありません。
自分のキャリアに必要な資格を選ぶことが大切です。
5.介護福祉士になって初めて評価が上がる職場がある
実務者研修は、介護福祉士への途中段階として評価されるケースがあります。
そのため、実務者研修の段階では給与差が小さくても、介護福祉士取得後に、
・資格手当アップ
・基本給区分変更
・役職候補
・リーダー候補
などにつながる職場があります。
つまり、「実務者研修を取った瞬間」だけを見ると意味がないように感じても、介護福祉士まで含めたキャリアで見ると意味が変わるということです。
初任者研修と実務者研修は何が違う?
ここで簡単に整理しましょう。
| 比較 | 初任者研修 | 実務者研修 |
|---|---|---|
| 主な目的 | 介護の基礎を学ぶ | より専門的な介護を学ぶ |
| 研修時間 | 130時間 | 無資格から原則450時間 |
| 無資格から受講 | 可能 | 可能 |
| 介護福祉士への関係 | 必須ではない | 実務経験ルートでは必要 |
| 向いている人 | 介護初心者・基礎から学びたい人 | 介護福祉士を目指す人 |
| 給料への影響 | 職場による | 職場による |
「初任者研修を取らないと実務者研修へ進めない」と思っている人もいますが、無資格から直接実務者研修を受講することもできます。
そのため、無資格→初任者研修→実務者研修だけでなく、無資格→実務者研修という選択もできます。
介護職の資格全体の取得ルートを確認したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
関連記事:【保存版】介護資格早見表|初任者→介護福祉士→ケアマネ最短ルート&費用の相場
初任者研修を取る意味がある人
では、どんな人なら初任者研修を取る意味があるのでしょうか。
介護未経験・無資格の人
これから介護業界へ入る人なら、初任者研修で基礎を学ぶ意味があります。
無資格・未経験で現場に入ると、「何が分からないのかも分からない」という状態になることがあります。
研修で基本的な知識を身につけておけば、現場で教えてもらった内容を理解しやすくなるでしょう。
現場で何となく介助していることに不安がある人
無資格で介護職として働き始め、「先輩に教えてもらった方法でやっているけれど、本当にこれでいいのかな」と不安になっている人にも意味があります。
介護技術は、単に作業を早く終わらせればいいものではありません。
利用者の尊厳、安全、自立支援などを考える必要があります。
基礎を体系的に学ぶことで、日々の介護を見直すきっかけになります。
応募できる求人を増やしたい人
求人によっては、
「初任者研修以上」
「介護職員初任者研修修了者歓迎」
など、資格条件が設定されています。
資格を取得することで、無資格では応募できなかった求人が選択肢に入る可能性があります。
今の職場で給料が上がらなくても、転職時に資格を使えるという考え方ができます。
実務者研修を取る意味がある人
介護福祉士を目指している人
これは最も分かりやすいケースです。
実務経験ルートで介護福祉士国家試験を目指す場合、実務経験に加えて実務者研修修了などの要件があります。
「介護福祉士になりたい」と考えているのであれば、実務者研修は単なる民間資格の追加ではなく、その先へ進むための重要なステップです。
今後も介護職を続ける予定の人
介護職を数年で辞める予定ではなく、「これからも介護業界で働きたい」と考えているなら、実務者研修から介護福祉士までのキャリアを検討する価値があります。
資格は今の職場だけで使うものではありません。
転職したとしても、取得した研修歴や資格は自分のキャリアとして残ります。
将来の仕事の選択肢を増やしたい人
介護福祉士取得まで進めば、その後、
・リーダー
・主任
・サービス提供責任者
・管理職
・ケアマネジャーへの挑戦
など、経験と資格を組み合わせてキャリアを考えやすくなります。
「今の介護業務をずっと続けるしかない」という状態から選択肢を増やす意味でも、資格取得を考えられます。
初任者研修・実務者研修を急いで取らなくてもいい人
一方、全員に、「今すぐ資格を取りましょう」と勧めるわけではありません。
介護職を続けるかまだ分からない人
介護職を始めたばかりで、「自分に合っているか分からない」という段階なら、まず現場を経験してから考える方法もあります。
資格取得には時間も費用も必要です。
自分が介護を続けたいと思えるか確認してからでも遅くない場合があります。
近いうちに別業界へ転職する予定の人
介護業界を離れることが決まっているのであれば、実務者研修まで急いで取得するメリットは小さくなる可能性があります。
もちろん学んだ知識そのものが無駄になるわけではありません。
ただ、キャリア上の優先順位として考える必要があります。
「資格を取れば大幅昇給する」とだけ考えている人
給与だけを目的にする場合は、資格取得前に現在の職場の制度を確認してください。
例えば実務者研修に時間と費用をかけても、「資格手当はありません」と言われれば、取得直後の給与は変わらない可能性があります。
その場合は、資格取得と転職のどちらが年収アップにつながりやすいかまで比較した方がいいでしょう。
初任者研修・実務者研修を取っても給料が上がらないのはなぜ?
資格取得後に、「意味なかった」と感じる大きな原因が給与です。
しかし、介護職の給料は資格だけで決まっているわけではありません。
基本給。
資格手当。
夜勤手当。
処遇改善に関する手当。
役職手当。
賞与。
経験年数。
勤務する施設。
こうした条件が組み合わさって給与が決まります。
そのため、実務者研修を取った=月給○万円アップという一律の制度はありません。
逆に言えば、「今の職場で給料が上がらない」ことと、「資格に価値がない」ことも同じではありません。
資格手当を設定している法人へ転職すれば、評価が変わる可能性があります。
初任者研修・実務者研修を取った場合に実際にどう年収アップへつなげるかは、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:初任者研修・実務者研修で給料は上がる?介護職がすぐ年収を上げるならどっち?
「資格を取っても仕事内容が同じ=意味ない」ではない
介護資格について、
「資格を取ってもオムツ交換している」
「介護福祉士になっても入浴介助している」
という意見があります。
確かに、資格を取ったから身体介護をしなくなるわけではありません。
しかし、資格の価値は、仕事内容が変わることだけではありません。
例えば同じ移乗介助でも、「とりあえずベッドから車いすへ移す」のと、利用者の残存能力や身体状態を確認し、安全性と自立支援を考えながら介助するのでは意味が違います。
同じ排泄介助でも、単にオムツを交換するだけではなく、
・排泄状況
・皮膚状態
・水分量
・便秘
・体調変化
などに気づき、必要に応じて他職種へ共有することも介護職の役割です。
資格を取れば突然仕事ができるようになるわけではありません。
しかし、経験に知識を加えていくことには意味があります。
初任者研修を飛ばして実務者研修を取るのはアリ?
可能です。
初任者研修を修了していなくても、実務者研修を受講できます。
そのため、
「最終的に介護福祉士を目指している」
「今後も長く介護職を続けるつもり」
という人なら、無資格から実務者研修を検討する方法もあります。
一方、
「介護を始めたばかり」
「450時間の研修は負担が大きい」
「まず基礎から学びたい」
のであれば、初任者研修から始める方法もあります。
どちらが絶対に正しいというものではありません。
自分がどこをゴールにしているかで決めましょう。
実務者研修は介護福祉士を取らないなら意味ない?
「まったく意味がない」とまでは言えません。
実務者研修では、初任者研修より幅広い知識を学びます。
そのため、介護職として専門性を高める意味はあります。
ただし、資格取得によるキャリア上の大きなメリットの一つが介護福祉士へつながることなのは確かです。
介護福祉士を目指す予定がなく、現在の職場でも実務者研修に資格手当がなく、仕事上も取得を求められていない。
このような場合は、「今すぐ実務者研修を取る必要があるか」を考えてもいいでしょう。
資格は数を増やすことが目的ではありません。
「資格より経験」は本当?
介護職では経験が非常に重要です。
しかし、資格か経験かという二者択一で考える必要はありません。
例えば、
Aさん:介護経験5年・無資格
Bさん:介護経験5年・介護福祉士
という2人がいた場合、資格だけで仕事の能力が決まるわけではありません。
Aさんの方が現場対応に優れている可能性もあります。
一方、転職では保有資格が応募条件や資格手当へ影響することがあります。
経験は、
「何年働いてきたか」
「どんな利用者を担当したか」
「夜勤経験があるか」
「認知症ケアを経験したか」
などでアピールできます。
資格は、学んできたことを分かりやすく示す材料になります。
だからこそ、経験+資格で考えるのがおすすめです。
「資格を取ったのに意味ない」と感じているなら職場を比較してみよう
初任者研修や実務者研修を取得したのに、
「給料が変わらない」
「資格手当がない」
「無資格の人と待遇が同じ」
「資格を取っても何も評価されない」
と感じている人もいるでしょう。
その場合、資格に意味がないのではなく、今の職場では資格が給与に反映されにくい可能性があります。
同じ初任者研修。
同じ実務者研修。
同じ介護経験。
それでも勤務先によって、
・基本給
・資格手当
・夜勤手当
・処遇改善に関する手当
・賞与
・昇給
・資格取得支援
は違います。
だからこそ、「資格を取ったのに意味なかった」と結論を出す前に、今の資格と経験なら、他の職場でどのような条件になるのかを確認してみてください。
リニューケアでは、介護・看護・福祉職の転職をサポートしています。
「初任者研修しか持っていないけど転職できる?」
「実務者研修を評価してくれる求人を探したい」
「介護福祉士を目指しながら働ける職場がいい」
「資格を取ったので、今より給料を上げたい」
という相談もできます。
転職すると決めていなくても構いません。
まず今の職場と他の求人を比較するところから始めてみましょう。
実務者研修まで取ったなら介護福祉士を目指した方がいい?
実務者研修を修了しており、介護職を今後も続けるのであれば、介護福祉士まで視野に入れる価値があります。
実務経験ルートの場合、実務経験3年以上と実務者研修修了などの要件を満たすことで国家試験へ進めます。
介護福祉士になれば、
・資格手当
・転職時の評価
・役職への挑戦
・サービス提供責任者などへのキャリア
・その後のキャリアアップ
につながる可能性があります。
もちろん、「介護福祉士になれば必ず高収入になる」わけではありません。
介護福祉士を取得しても、資格手当が少ない職場では「意味ない」と感じることがあります。
だからこそ、資格取得後も職場選びが重要です。
介護福祉士そのものの価値についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:介護福祉士は「意味ない」って本当?給料・転職・キャリアから見た資格を取る本当の価値
資格を取る前に確認したい5つのこと
これから初任者研修・実務者研修を取得する人は、申し込む前に次の5つを確認しましょう。
1.資格を取る目的は何か
給料アップなのか。
転職なのか。
介護福祉士なのか。
介護を基礎から学びたいのか。
目的によって必要な資格が変わります。
2.現在の職場で資格手当はいくらか
これは必ず確認しておきたいところです。
例えば、
初任者研修:月3,000円
実務者研修:月5,000円
介護福祉士:月15,000円
なら、資格取得後の給与変化をイメージできます。
一方、
初任者研修:なし
実務者研修:なし
なら、少なくとも資格手当による即時の給与アップは期待できません。
3.資格取得支援制度はあるか
介護施設によっては、
・受講費用全額負担
・一部補助
・研修日のシフト調整
・合格祝い金
などの制度があります。
自費で申し込む前に勤務先へ確認しましょう。
4.今後も介護職を続ける予定か
介護職を長く続けるなら、介護福祉士まで含めた資格取得計画を立てる意味があります。
反対に、介護業界を離れる予定なら、今すぐ資格を取る優先度は下がるかもしれません。
5.他の職場では資格がどう評価されるか
今の会社の資格手当だけで判断しないことも大切です。
介護職の給与は職場によって違います。
資格取得後の転職まで考えているなら、求人票で、
・基本給
・資格手当
・賞与
・夜勤手当
・資格取得支援
・昇給
を確認しましょう。
介護職の給与を上げる方法をまとめて比較したい方はこちらも参考にしてください。
関連記事:【介護職の給料を上げたい】今より月3万円・5万円アップを目指す方法7選!資格・夜勤・転職で収入を増やすコツ
「初任者研修を取ったけど意味なかった」と感じたらどうする?
すでに取得しているなら、その資格をどう活かすかを考えましょう。
「取ったけれど給料が変わらなかった」からといって、取得した事実がなくなるわけではありません。
まず、今の職場で資格手当があるか確認する。
次に、実務者研修へ進むか考える。
さらに、他の求人では初任者研修がどう評価されるか確認する。
という順番で考えてみましょう。
無資格の頃より応募できる求人が増えている可能性があります。
「実務者研修を取ったけど意味なかった」と感じたらどうする?
実務者研修の場合は、まず介護福祉士を目指すか考えてください。
介護福祉士を目指すのであれば、実務者研修は重要なステップです。
そのため、「実務者研修を取ったのに月給が変わらなかった」という一点だけで意味がなかったと判断するのは早いでしょう。
実務経験の要件も確認し、国家試験までのスケジュールを考えます。
一方、今の職場が、
・実務者研修手当なし
・介護福祉士手当も少ない
・昇給がほとんどない
・キャリアアップ制度もない
のであれば、資格を評価してくれる職場が他にないか確認することも選択肢です。
資格を評価してくれる職場は何を見れば分かる?
求人票では「資格手当あり」だけで判断しないようにしましょう。
例えば、
A施設
基本給18万円
実務者研修手当1万円
B施設
基本給21万円
実務者研修手当なし
なら、「資格手当あり」という点だけではA施設が良く見えます。
しかし基本給まで含めればB施設の方が高い可能性があります。
さらに賞与が基本給をもとに計算されるなら、年収差が広がることもあります。
確認したいのは、資格手当だけではなく年収全体です。
・基本給
・資格手当
・処遇改善に関する手当
・夜勤手当
・賞与
・昇給
・年間休日
・残業
・資格取得支援
まで確認しましょう。
初任者研修・実務者研修の「意味ない」に関するよくある質問
Q.初任者研修は取らない方がいい?
一概には言えません。
介護未経験で基礎を学びたい人や、資格条件のある求人にも応募したい人には取得する意味があります。
一方、介護職を続けるか分からない場合は、無資格可・資格取得支援ありの職場で働き始めてから考える方法もあります。
Q.実務者研修は取らない方がいい?
介護福祉士を目指すのであれば、実務経験ルートでは重要な研修です。
「今すぐ給料が上がるか」だけではなく、介護福祉士まで含めて判断しましょう。
Q.初任者研修を取っても給料が上がらないなら意味ない?
給与だけが目的なら、「期待していたほど意味がなかった」と感じる可能性はあります。
ただし、介護の基礎を学ぶことや、応募できる求人を広げることにも資格取得の意味があります。
Q.実務者研修を取ったら給料は上がる?
必ず上がるわけではありません。
資格手当や給与制度は勤務先によって異なります。
取得前に現在の勤務先の制度を確認しましょう。
Q.無資格から実務者研修を取ってもいい?
可能です。
必ず初任者研修を先に取らなければならないわけではありません。
ただし無資格からの場合は原則450時間の研修となるため、自分の目的や学習時間を考えて選びましょう。
Q.初任者研修と実務者研修ならどちらがおすすめ?
介護初心者で基礎から学びたいなら初任者研修。
介護福祉士を目指すことが決まっているなら実務者研修。
という考え方ができます。
ただし、費用や学習時間、勤務先の資格取得支援制度なども含めて判断してください。
Q.資格を取るより転職した方が給料は上がる?
ケースによります。
現在の職場の給与水準が低い場合は、資格を一つ増やすより、現在の資格・経験を評価してくれる職場へ転職する方が年収アップにつながるケースもあります。
反対に、今の職場の給与水準が高く、資格取得後の手当や昇格制度が充実しているなら、資格取得を優先する方法もあります。
まとめ|初任者研修・実務者研修は「目的がないと意味を感じにくい」
初任者研修・実務者研修について、「意味ない」という意見が出る理由は分かります。
資格を取っても仕事内容が大きく変わらない。
給料が数千円しか上がらない。
資格手当がない。
取得に時間と費用がかかる。
無資格でも介護職として働ける。
このような状況なら、「何のために取ったんだろう」と感じる人もいるでしょう。
しかし、初任者研修・実務者研修そのものに意味がないわけではありません。
重要なのは、何のために取得するのかです。
初任者研修なら、
・介護の基礎を学ぶ
・無資格から一歩進む
・応募できる求人を増やす
という目的があります。
実務者研修なら、
・より専門的に学ぶ
・介護福祉士を目指す
・今後のキャリアにつなげる
という目的があります。
一方、「資格を取れば必ず給料が大幅に上がる」という期待だけで取得すると、意味がないと感じる可能性があります。
資格取得前に、
今の職場では資格取得後に給料がいくら変わるのか。
資格取得支援はあるのか。
介護福祉士まで目指すのか。
他の職場では資格をどのくらい評価してくれるのか。
を確認してください。
そして、すでに初任者研修・実務者研修を持っているのに、「全然評価されない」と感じているのであれば、資格を取り直す必要はありません。
必要なのは、その資格とこれまでの経験を評価してくれる職場があるか確認することかもしれません。
リニューケアでは、介護・看護・福祉職の転職をサポートしています。
「資格を取ったのに給料が上がらない」
「初任者研修でも条件の良い求人はある?」
「実務者研修を活かしたい」
「介護福祉士を目指せる職場へ移りたい」
という方も、まず現在の条件と他の求人を比較してみてください。
転職するかどうかは、その後で決めても構いません。
資格を「取っただけ」で終わらせず、これからの働き方に活かしていきましょう。
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