2026/09/30
介護福祉士の受験資格は?実務経験3年・540日・実務者研修の条件をわかりやすく解説
「介護経験3年って、入社してから3年経てばいい?」
「540日働いていれば受験できる?」
「パートで週3日勤務でも実務経験に入る?」
「実務者研修はいつまでに終わらせればいい?」
介護福祉士を目指すとき、最初につまずきやすいのが「受験資格」です。
特に、介護現場で働きながら介護福祉士を目指す実務経験ルートでは、単純に「介護職として3年働けば受験できる」というわけではありません。
2026年度に実施される第39回介護福祉士国家試験の場合、実務経験ルートでは原則として、従業期間3年以上(1,095日以上)かつ従事日数540日以上の両方を満たし、さらに実務者研修を修了する必要があります。
つまり、「入社から3年経った」だけでも、「540日働いた」だけでも不十分です。
また、パートやアルバイトだから受験できないわけでもありません。
大切なのは、雇用形態だけではなく、対象となる施設・事業や職種で必要な従業期間と従事日数を満たしているかどうかです。
この記事では、介護福祉士国家試験の受験資格について、
・介護福祉士になるルート
・実務経験3年とは何か
・1,095日と540日の違い
・パートや夜勤専従でも受験できるのか
・複数の職場で働いた場合
・退職した職場の経験
・実務者研修はいつまでに必要なのか
・まだ3年経っていない場合
・受験資格を満たしているか確認する方法
まで、できるだけ分かりやすく解説します。
介護福祉士の受験資格は取得ルートによって違う
介護福祉士は国家資格です。
そのため、「介護職として働いているから申し込める」という資格ではありません。
介護福祉士になるルートには複数あり、代表的なものとして、
・実務経験ルート
・養成施設ルート
・福祉系高校ルート
・EPAルート
などがあります。
現在、介護施設や訪問介護事業所などで働いている介護職が目指す場合に多いのが、実務経験ルートです。
この記事では、主にこの実務経験ルートについて解説していきます。
実務経験ルートで介護福祉士を受ける条件
2026年度・第39回介護福祉士国家試験では、実務経験ルートの場合、3年以上介護等の業務に従事していることに加えて、実務者研修を修了していることなどが受験資格となります。
「3年以上」の具体的な基準は、従業期間3年以上(1,095日以上)かつ従事日数540日以上です。
この2つを両方満たす必要があります。
ここが非常に重要です。
「3年以上」「1,095日」「540日」は何が違う?
介護福祉士の受験資格で最も分かりにくいのが、1,095日と540日の違いではないでしょうか。
簡単に整理すると、
1,095日=従業期間
介護等の業務に従事していた在職期間です。
540日=従事日数
その期間のうち、実際に介護等の業務に従事した日数です。
例えば、
2023年4月1日入社
↓
2026年3月31日まで在籍
なら、期間としては3年間になります。
しかし、その3年間毎日働いているわけではありません。
休日もあれば、有給休暇を取得する日もあります。
そこで、「介護職として在籍していた期間」と「実際に介護等の業務へ従事した日数」を分けて確認するわけです。
介護福祉士は3年働けば受験できる?
よく、「介護福祉士は3年働けば取れる」と言われます。
大まかな説明としては分かりやすいのですが、正確には注意が必要です。
実務経験ルートでは、従業期間3年以上(1,095日以上)だけではなく、従事日数540日以上も満たす必要があります。
さらに、実務者研修の修了も必要です。
そのため、
3年在籍
+
540日以上従事
+
実務者研修
という3つをセットで考えると分かりやすいでしょう。
540日働いていれば3年経っていなくても受験できる?
できません。
ここも勘違いしやすいポイントです。
例えば勤務日数が多く、「まだ入社して2年半だけど、540日は超えている」という場合。
540日を満たしていても、従業期間1,095日以上を満たしていなければ、実務経験ルートの条件を満たしたことにはなりません。
反対に、「3年以上在籍しているけれど、勤務日数が少なく540日に届いていない」場合も条件を満たしません。
つまり、1,095日以上+540日以上の両方が必要です。
パートでも介護福祉士を受験できる?
パートだからという理由だけで受験できなくなるわけではありません。
実務経験の対象となる施設・事業や職種で働き、必要な従業期間・従事日数などを満たせば、受験資格につながります。
例えば、週5日勤務の正社員だけでなく、
週4日パート
週3日パート
などでも、必要な条件を満たせる可能性があります。
ただし、勤務日数が少ないほど、540日に到達するまで時間がかかる可能性があります。
例えば単純計算すると、週5日勤務なら年間の勤務日数は多くなります。
一方、週2〜3日勤務なら、3年間在籍していても従事日数540日に届かない可能性があります。
そのためパートの場合は、「もう3年以上働いているから大丈夫」と判断せず、実際の従事日数も確認することが重要です。
夜勤専従でも介護福祉士の実務経験になる?
夜勤専従だからという理由だけで、実務経験の対象外になるわけではありません。
大切なのは、対象となる施設・事業や職種で、主たる業務として介護等の業務に従事しているかです。
ただし夜勤専従の場合、「1回の夜勤が2日間にまたがるから、従事日数は2日になる?」など、勤務日数の数え方で迷うことがあります。
実務経験の日数は自己判断せず、勤務先が作成する実務経験証明書や、社会福祉振興・試験センターの最新情報を確認しましょう。
無資格で働いていた期間も実務経験になる?
「初任者研修を取る前に働いていた期間は除外されるのでは?」と心配する人もいます。
しかし、資格を持っていた期間だけで実務経験を判断するわけではありません。
重要なのは、実務経験の対象となる施設・事業、職種で介護等の業務に従事していたかどうかです。
そのため、
無資格で介護職として勤務
↓
途中で初任者研修取得
↓
その後実務者研修
という人でも、無資格時代の勤務が対象となる可能性があります。
ただし、自分の勤務先や職種が実務経験の対象になるかは必ず確認してください。
介護助手・看護助手として働いた期間はどうなる?
職種名だけを見て、「介護関係だから全部実務経験になる」とは判断できません。
介護福祉士国家試験の実務経験として認められるかは、勤務している施設・事業と、実際に従事している職種・業務によって判断されます。
社会福祉振興・試験センターでは、実務経験の対象となる施設・事業や職種が定められています。
特に、
・看護助手
・介護助手
・生活支援員
・職業指導員
・相談員
・事務職との兼務
などは、「介護に関係する職場だから大丈夫だろう」と自己判断しないことが大切です。
主たる業務が介護等の業務であるかどうかも確認する必要があります。
デイサービスでも実務経験になる?
対象となる事業・職種で介護業務に従事している場合は、実務経験として認められる可能性があります。
同じように、
・特別養護老人ホーム
・介護老人保健施設
・有料老人ホーム
・グループホーム
・訪問介護
・デイサービス
・障害福祉サービス
などでも、対象となる施設・事業・職種であれば実務経験につながります。
ただし、「介護施設で働いている=全職種が対象」ではありません。
例えば同じ施設で働いていても、事務職としての勤務と介護職としての勤務では扱いが異なる可能性があります。
自分のケースが分からない場合は、試験センターが公開している「実務経験の範囲」を確認してください。
複数の介護施設で働いていても実務経験は合算できる?
対象となる実務経験であれば、複数の勤務先での経験を通算できる場合があります。
例えば、
A施設 1年6ヶ月
↓
B施設 1年
↓
C施設 1年
というように転職していても、それぞれが対象となる実務経験なら、通算して受験資格を満たせる可能性があります。
そのため、「同じ施設で3年間働かないと介護福祉士を受験できない」というわけではありません。
転職経験がある人ほど、「前の職場の期間はどうなる?」と不安になると思いますが、まずそれぞれの勤務期間を整理してみましょう。
退職した職場の経験も使える?
対象となる実務経験であれば、現在の職場だけでなく、過去の勤務先での経験も受験資格につながる可能性があります。
例えば、
A施設を退職
↓
半年間離職
↓
B施設へ入職
という場合でも、A施設とB施設それぞれで対象となる実務経験があれば、通算して条件を満たせる可能性があります。
途中に離職期間があっても、3年間連続して同じ職場で勤務していなければならないという意味ではありません。
ただし、受験申込みでは実務経験を証明する必要があります。
過去の勤務先に証明書の作成を依頼する必要がある場合もあるため、転職回数が多い人ほど早めに準備しましょう。
実務経験3年の詳しい数え方は既存記事で確認
実務経験については、
「有給休暇は540日に入る?」
「産休・育休はどうなる?」
「夜勤は1日?2日?」
「複数の職場をどう合算する?」
「退職した会社に実務経験証明書をお願いするには?」
など、細かい疑問も出てきます。
この部分までこの記事で詳しく説明すると、「介護福祉士の受験資格」ではなく「実務経験の数え方」が中心になってしまいます。
実務経験の詳しい計算や証明書については、リニューケアの関連記事で確認してください。
関連記事:介護福祉士の実務経験3年とは?日数の数え方・実務経験証明書まで解説
この記事では、「自分が介護福祉士を受験できる条件を満たしているか」を中心に解説していきます。
介護福祉士の受験には実務者研修も必要
現在、実務経験ルートで介護福祉士国家試験を受験する場合、実務経験3年以上だけでは足りません。
実務者研修の修了も必要です。
つまり、「介護職として3年以上働いたから、今年介護福祉士を受けよう」と思っても、実務者研修を受けていなければ、そのまま実務経験ルートで受験できるわけではありません。
介護福祉士を目指すことが決まっているなら、実務経験と実務者研修を並行して進めることを考えておきましょう。
実務者研修は3年働いてから受ける必要がある?
ありません。
実務者研修そのものは、実務経験3年になる前から受講できます。
ここを勘違いして、
3年間働く
↓
実務者研修を開始
↓
修了まで待つ
↓
介護福祉士受験
とすると、受験時期が遅れる可能性があります。
介護福祉士を目指すことが決まっているなら、
実務経験を積む
+
実務者研修を進める
という考え方ができます。
関連記事:実務者研修を受けるには?受講資格・必要なもの・申込みから修了までの流れを解説
実務者研修がまだ終わっていなくても申し込める?
2026年度・第39回介護福祉士国家試験では、2027年3月31日までに実務者研修を修了する見込みであれば、修了見込みとして受験申込みができます。
受験申込み時点でまだ研修を修了していない場合は、実務者研修修了見込証明書を提出して申し込みます。
その後、実際に研修を修了したら、実務者研修修了証明書を提出します。
第39回試験では、確定した証明書の提出期限は2027年4月9日です。
ただし、「見込みで申し込めるなら、実務者研修は後回しでいい」と考えるのはおすすめできません。
仕事と実務者研修を両立していると、
・体調不良
・仕事のシフト変更
・家庭の事情
・スクーリングの欠席
などで予定どおり進まない可能性があります。
介護福祉士を受験する年度が決まっているなら、余裕を持って実務者研修を進めましょう。
実務経験も「見込み」で申し込める?
第39回介護福祉士国家試験では、2027年3月31日までに必要な実務経験を満たす見込みの人も対象となります。
例えば受験申込時点では、従業期間2年8ヶ月だったとしても、2027年3月31日までに1,095日以上となり、従事日数540日以上も満たす見込みなら、見込みで申し込める可能性があります。
つまり、申込時点で3年経っていない=その年度は絶対に受験できないとは限りません。
ここは非常に重要です。
「自分はまだ3年経っていないから来年にしよう」と判断する前に、試験実施年度の3月31日時点で条件を満たすか計算してみましょう。
ただし「見込み」で終わると試験が無効になる
見込み受験で注意したいのが、最終的に受験資格を確定させる必要があるという点です。
第39回試験では、受験票の受験資格欄に「見込」と記載されている場合、必要な確定書類を期限までに提出しなければ、試験が無効になります。
つまり、「とりあえず見込みで申し込んで試験を受ければ大丈夫」ではありません。
実務経験が予定どおり満たせなかった。
実務者研修を修了できなかった。
必要な証明書を提出しなかった。
という場合は注意が必要です。
見込みで受験する人ほど、勤務日数・実務者研修・提出期限をしっかり管理しましょう。
介護福祉士を目指すなら「資格を取った後」まで考えて職場を選ぼう
介護福祉士の受験資格を調べている方の多くは、「まずは3年働かないと」と考えているかもしれません。
もちろん、必要な実務経験を積むことは重要です。
ただし、その3年間を、どの職場で働くかも非常に重要です。
例えば、
A施設では、
・実務者研修は自費
・介護福祉士受験の支援なし
・資格取得後の手当が少ない
・キャリアアップ制度なし
一方、B施設では、
・実務者研修の資格取得支援あり
・介護福祉士受験をサポート
・介護福祉士資格手当あり
・リーダーや役職へのキャリアアップ制度あり
という違いがあるかもしれません。
同じ3年間を働くのであれば、介護福祉士取得まで応援してくれる職場を選ぶ方法もあります。
リニューケアでは、介護・看護・福祉職の転職をサポートしています。
「介護福祉士を目指している」
「実務者研修の支援がある職場を探したい」
「今の職場で3年働き続けるべきか迷っている」
「介護福祉士を取った後に給料が上がる職場を探したい」
という段階から相談できます。
転職したら実務経験3年はリセットされる?
原則として、転職したからといって、それまでの対象となる実務経験が自動的にゼロになるわけではありません。
複数の勤務先で対象となる介護業務に従事している場合、経験を通算できる可能性があります。
そのため、「介護福祉士を取るまでは絶対に今の施設を辞められない」と考える必要はありません。
例えば、
- 職場の人間関係が悪い
- 給与が低い
- 夜勤が多すぎる
- 実務者研修の支援がない
- 介護福祉士を取っても待遇が変わらない
という状況なら、介護福祉士取得前に転職することも選択肢です。
ただし、転職前には、現在の勤務先での実務経験を後から証明してもらえるようにしておくことが重要です。
ダブルワークの場合はどうなる?
介護職では、
A施設で週3日
B施設で週2日
という働き方をしている人もいます。
この場合も、単純に、「週5日だから全部そのまま足せばいい」とは考えないようにしましょう。
実務経験として認められる施設・事業、職種であることが前提です。
また、同じ日に複数の事業所で勤務した場合の扱いなど、個別の計算が必要になるケースがあります。
ダブルワークをしている場合は、自己計算だけで判断せず、試験センターの最新ルールや勤務先へ確認することをおすすめします。
産休・育休・休職期間は3年に入る?
実務経験を考えるとき、「会社に在籍している期間」と「介護等の業務に従事した期間・日数」を同じものとして考えないことが重要です。
産休・育休、休職、長期欠勤などがある場合、「会社には3年以上在籍しているから大丈夫」と自己判断すると、必要な実務経験を満たしていない可能性があります。
特に長期間仕事を休んでいたことがある人は、受験直前ではなく早めに確認しましょう。
実務経験証明書は自分で書く?
実務経験は、「私は3年間働きました」と自己申告するだけではありません。
受験申込みでは、必要に応じて勤務先などに実務経験を証明してもらいます。
現在の勤務先だけなら比較的依頼しやすいでしょう。
しかし、
- 3年間で3社転職した
- 以前勤めていた施設がある
- 法人名が変わった
- 施設が閉鎖した
- などの場合は、証明書の準備に時間がかかる可能性があります。
転職経験がある人ほど、受験申込期間になってから初めて動くのではなく、早めに確認することをおすすめします。
介護福祉士を受けるならいつから準備する?
受験資格を満たす年度が分かったら、「資格が揃ってから準備」ではなく、早めにスケジュールを作りましょう。
確認するものは、
・実務経験
・従事日数
・実務者研修
・実務経験証明書
・受験申込期間
・国家試験の日程
・試験勉強
です。
2026年度の第39回試験は、
受験申込受付:2026年7月22日〜9月2日
筆記試験:2027年1月31日
となっています。
「試験は1月だから年末に申し込めばいい」というわけではありません。
申込期間は試験よりかなり前です。
受験予定の年度になったら、早めに社会福祉振興・試験センターの最新情報を確認しましょう。
受験資格を満たしたら次は試験勉強
受験資格を確認できたら、次に考えるのが国家試験対策です。
ただしリニューケアには、すでに試験勉強について詳しく解説した記事があります。
この記事で勉強法まで深掘りすると検索意図が重複するため、試験対策については関連記事を確認してください。
関連記事:介護福祉士の勉強時間はどれくらい?働きながら合格する最短ルートと効率的な勉強法を解説!
過去問を中心に勉強したい方はこちらです。
関連記事:【介護福祉士】過去問だけで合格できる?忙しい介護職でも受かる最短勉強法を徹底解説
難易度が気になる方はこちらも参考にしてください。
関連記事:【介護福祉士は難しい?】合格率70%超でも油断は禁物|試験難易度・合格点・受かる人の特徴を徹底解説
介護福祉士の受験資格についてよくある質問
Q.介護職として3年働けば受験できますか?
実務経験ルートでは、単に3年間在籍するだけではなく、従業期間1,095日以上+従事日数540日以上の両方を満たし、実務者研修を修了するなどの条件があります。
Q.540日働けば受験できますか?
540日だけでは足りません。
従業期間1,095日以上も必要です。
両方を満たす必要があります。
Q.パートでも受験できますか?
雇用形態だけで判断されるわけではありません。
対象となる施設・事業、職種で必要な従業期間と従事日数を満たしているか確認しましょう。
Q.週3日勤務でも介護福祉士になれますか?
条件を満たせば目指せます。
ただし、週5日勤務と比べると540日に到達するまで時間がかかる可能性があります。
「3年経過したら必ず受験できる」とは考えず、実際の従事日数を確認してください。
Q.転職したら3年は最初からやり直しですか?
対象となる実務経験であれば、複数の職場での経験を通算できる可能性があります。
「介護福祉士を取るまで同じ施設で3年間働かなければならない」という意味ではありません。
Q.無資格で働いていた期間は含まれますか?
資格の有無だけで判断されるわけではありません。
対象となる施設・事業、職種で介護等の業務に従事していたかを確認してください。
Q.実務者研修は3年経ってからでいいですか?
実務者研修は実務経験3年を待たずに受講できます。
介護福祉士を目指すことが決まっているなら、実務経験を積みながら研修を進める方法があります。
Q.今年度中に3年になる場合は受験できますか?
第39回試験では、2027年3月31日までに必要な実務経験を満たす見込みの人も対象になります。
ただし、見込みで申し込んだ場合は、期限までに受験資格を確定させるための書類提出が必要です。
Q.実務者研修も年度末までに終わればいいですか?
第39回試験では、2027年3月31日までに実務者研修を修了する見込みの人も申し込めます。
受験申込み時には実務者研修修了見込証明書を提出し、修了後に確定した修了証明書を期限までに提出します。
介護福祉士を取った後の働き方まで考えておこう
介護福祉士の受験資格を調べている段階では、「まず試験を受けること」だけに意識が向きやすいでしょう。
しかし、本当に重要なのは、介護福祉士を取得した後、その資格をどう活かすかです。
資格を取得しても、
今の職場では資格手当が少ない
仕事内容が変わらない
キャリアアップできない
ということもあります。
一方で、
介護福祉士を条件とする求人
資格手当が充実している求人
リーダー候補求人
などもあります。
介護福祉士を取得すると何が変わるのかについては、こちらの記事も参考にしてください。
関連記事:介護福祉士を取ると何が変わる?仕事・転職先・キャリアの選択肢が一気に広がる理由
また、「介護福祉士を持っているのに今の職場では活かせていない」という場合はこちらです。
関連記事:介護福祉士の資格を活かせていない?経験を無駄にしない転職先とキャリアアップの選び方
まとめ|介護福祉士の受験資格は「3年」だけで判断しない
介護福祉士国家試験を実務経験ルートで目指す場合、「介護職として3年働けば受験できる」と覚えている人も多いでしょう。
しかし、実際にはそれだけではありません。
2026年度・第39回介護福祉士国家試験では、実務経験ルートの場合、従業期間3年以上(1,095日以上)かつ従事日数540日以上に加えて、実務者研修を修了するなどの条件を満たす必要があります。
特に重要なのが、1,095日と540日は両方必要という点です。
3年以上在籍していても540日に届かなければ条件を満たしません。
540日働いていても、従業期間が1,095日に届かなければ条件を満たしません。
また、
パート
夜勤専従
転職経験あり
無資格から介護を始めた
という人でも、雇用形態や転職回数だけで受験できないと決まるわけではありません。
対象となる施設・事業、職種で必要な実務経験を満たしているか確認しましょう。
そして、「まだ3年経っていないから今年は受けられない」とも限りません。
第39回試験では、2027年3月31日までに実務経験や実務者研修の条件を満たす見込みの人も申し込めます。
自分で判断して1年受験を遅らせる前に、「年度末までに条件を満たすか」を確認してみましょう。
介護福祉士を目指すなら、
実務経験
↓
実務者研修
↓
受験申込み
↓
国家試験
↓
介護福祉士取得
↓
資格を活かしてキャリアアップ
という流れで考えると分かりやすくなります。
また、介護福祉士を取得するまでには数年間かかります。
だからこそ、その期間をどの職場で働くかも重要です。
実務者研修の資格取得支援がある。
介護福祉士取得後に資格手当がつく。
介護福祉士としてキャリアアップできる。
このような職場なら、資格取得までの数年間を将来につなげやすくなります。
リニューケアでは、介護・看護・福祉職の転職をサポートしています。
「介護福祉士を目指している」
「今の職場で3年続けるべきか迷っている」
「実務者研修の資格取得支援がある職場を探したい」
「介護福祉士になった後に給料を上げたい」
という方も、まず今の経験でどのような求人を選べるのか確認してみてください。
参考情報
介護福祉士国家試験の受験資格・申込期間・見込み受験の条件は年度によって変更される可能性があります。受験する際は、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターの最新情報を必ず確認してください。
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