2026/08/31
【2026年最新】介護報酬改定とは?介護職の給料はいくら上がる?処遇改善加算・食費の変更をわかりやすく解説
「2026年に介護報酬が改定されたけど、結局何が変わったの?」
「介護職の給料は本当に上がるの?」
「処遇改善加算が増えるって聞いたけど、自分の給料にも関係ある?」
「今の職場に残るより、転職したほうが給料は上がる?」
介護職として働いている方なら、最近このような疑問を持っているのではないでしょうか。
介護報酬改定という言葉はニュースや介護業界の情報でよく見かけますが、制度そのものが複雑なため、「難しくてよく分からない」と感じる方も少なくありません。
しかし、介護職として働いているのであれば、2026年度の介護報酬改定は決して他人事ではありません。
なぜなら、今回の改定には、介護職の待遇改善に関係する「介護職員等処遇改善加算」の拡充が盛り込まれているからです。
厚生労働省によると、2026年度の介護報酬改定は全体で「+2.03%」。
そのうち、介護分野の職員の処遇改善に「+1.95%」、介護保険施設等の食費の基準費用額の引き上げに「+0.09%」が充てられています。
さらに、今回の改定では、これまで介護職員を中心としていた処遇改善の対象が「介護従事者」へ広げられたほか、生産性向上や協働化に取り組む事業所に対する上乗せ措置も設けられています。
つまり、今回の改定を理解することは、
「自分の給料が今後どうなるのか」
「今の職場は処遇改善にしっかり取り組んでいるのか」
「転職するときに何を確認すればいいのか」
を考えるうえでも重要です。
この記事では、2026年度の介護報酬改定について、できるだけ難しい言葉を使わず、介護職の目線から分かりやすく解説します。
「介護報酬ってそもそも何?」というところから、
・2026年度の改定で何が変わったのか
・介護職の給料はどのくらい上がる可能性があるのか
・処遇改善加算とは何なのか
・なぜ最大月1.9万円なのか
・全員が1.9万円もらえるのか
・対象職種はどう変わったのか
・訪問看護や居宅介護支援にも関係するのか
・食費の引き上げは介護職に関係するのか
・今回の改定を転職にどう活かせばいいのか
・求人票を見るときに確認したいポイント
まで、順番に解説していきます。
介護職の方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
介護報酬改定とは?まずは簡単に理解しよう
そもそも「介護報酬」とは何なのでしょうか。
簡単にいうと、介護サービスを提供した介護事業所や介護施設が、介護保険から受け取る報酬のことです。
例えば、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、デイサービス、訪問介護など、さまざまな介護サービスがあります。
利用者が介護サービスを利用すると、そのサービスに応じて介護報酬が発生します。
そして、その介護報酬をもとに事業所の収入が成り立っています。
もちろん、事業所の収入がそのまま職員の給料になるわけではありません。
施設の家賃や設備費、食材費、光熱費、採用費、教育費など、さまざまな経費が必要です。
その中から職員の人件費も支払われます。
つまり、介護報酬の仕組みは、介護職の働く環境や給与にも間接的に影響する重要な制度なのです。
では、「介護報酬改定」とは何か。
これは、国が介護サービスに対する報酬のルールや金額などを見直すことです。
通常、介護報酬は3年に1回、大きな改定が行われます。
しかし、2026年度は少し事情が違います。
2026年度の介護報酬改定は「臨時改定」
2026年度の介護報酬改定は、通常の3年ごとの改定とは異なり、令和9年度の本改定を待たずに行われる期中の改定です。
背景には、介護業界を取り巻く厳しい環境があります。
介護業界では以前から人手不足が問題となっています。
さらに近年は、
・物価の上昇
・食材費の高騰
・光熱費の上昇
・人件費の上昇
・採用コストの増加
など、介護事業所の経営を圧迫する要因が増えています。
一方で、介護の仕事をする人にとっても、生活に必要な物の価格が上がれば、同じ給料でも実質的な生活水準は下がってしまいます。
「仕事は大変なのに、給料がなかなか増えない」
「物価が上がっているのに手取りが変わらない」
こうした状況を少しでも改善するため、2026年度に臨時の介護報酬改定が行われました。
厚生労働省は2026年度の改定率を「+2.03%」としています。
今回の改定を大きく分けると、ポイントは次の2つです。
2026年度介護報酬改定の主なポイント
1.介護職員等処遇改善加算の拡充
2.介護保険施設等の食費の基準費用額の引き上げ
特に介護職にとって重要なのが「介護職員等処遇改善加算」です。
ここからは、給料に関係する部分を詳しく見ていきましょう。
2026年度の介護報酬改定で介護職の給料はどうなる?
今回の改定を見て、最も気になるのが、「結局、給料はいくら上がるの?」という部分ではないでしょうか。
厚生労働省の資料では、介護職員について最大月1.9万円相当の賃上げを実現する措置が示されています。
ただし、ここは非常に重要なので注意してください。
「介護職なら全員が2026年から毎月1万9,000円給料アップする」という意味ではありません。
月1.9万円は、今回の賃上げ措置や定期昇給などを含めた最大額のイメージです。
厚生労働省の資料では、
・幅広い介護従事者を対象とした月1万円の賃上げ措置
・生産性向上や協働化に取り組む事業者の介護職員への月0.7万円の上乗せ措置
・定期昇給0.2万円
を合わせ、介護職員について最大月1.9万円、6.3%の賃上げとなる措置が示されています。
したがって、「自分も必ず月1万9,000円増える」と考えるのではなく、
「勤務先の事業所がどの加算を取得しているのか」
「その加算をどのように職員へ配分しているのか」
「自分が対象になるのか」
を確認することが重要です。
そもそも「処遇改善加算」って何?
介護職として働いていると、「処遇改善加算」という言葉を一度は聞いたことがあると思います。
簡単に説明すると、介護職員などの賃金改善や職場環境の改善につなげるため、介護事業所に対して支給される加算です。
事業所が一定の要件を満たして申請し、加算を取得することで、介護報酬に上乗せして収入を得られる仕組みになっています。
その収入を、職員の賃金改善などにつなげていきます。
ここで大切なのは、「処遇改善加算=そのまま自分の手取り」ではないということです。
実際の給与への反映方法は、事業所によって異なります。
例えば、
・基本給を上げる
・毎月の手当として支給する
・賞与などに反映する
など、さまざまな方法があります。
そのため、同じ「処遇改善加算あり」の求人でも、実際の給与条件は施設によって違います。
これは転職を考えている介護職にとって非常に重要なポイントです。
2026年度は処遇改善加算の対象が広がった
今回の大きな変更の一つが、処遇改善の対象者の拡大です。
これまでは介護職員を中心とした仕組みでしたが、2026年度は「介護従事者」へ対象を広げる措置が行われています。
これは、介護サービスを提供するためには、介護職員だけでなく、さまざまな職種が関わっているからです。
例えば、
・介護職員
・看護職員
・ケアマネジャー
・生活相談員
・リハビリ職
・事務職員
など、施設やサービスによってさまざまな職種が働いています。
介護現場は、一人の職種だけで成り立っているわけではありません。
介護職員が利用者の生活を支え、看護師が医療面を支え、ケアマネジャーがケアプランを作成し、生活相談員が家族や関係機関との調整を行う。
こうした多職種の連携によって介護サービスが提供されています。
今回の改定では、こうした介護現場で働く人への処遇改善を広げる方向が示されています。
「介護職員じゃないから関係ない」は間違い
今回の改定で重要なのは、「介護職員以外にも関係する」という点です。
例えば、今まで介護職として働いていた人が、
「将来的にはケアマネジャーになりたい」
「生活相談員にキャリアチェンジしたい」
「介護施設の看護師として働きたい」
と考えている場合にも、今回の制度変更は無関係ではありません。
もちろん、具体的な支給額や対象範囲は勤務先や職種、事業所の加算取得状況などによって異なります。
そのため、「対象職種が広がった=全員同じ金額がもらえる」ということではありません。
ここはしっかり理解しておきましょう。
訪問看護・訪問リハビリ・居宅介護支援も対象に
今回の改定では、これまで処遇改善加算の対象外だった一部のサービスにも新たに処遇改善加算が設けられました。
具体的には、
・訪問看護
・訪問リハビリテーション
・居宅介護支援
などが挙げられます。
これは、介護職の働き方を考えるうえでも注目したいポイントです。
例えば、
「施設介護は好きだけど、夜勤がきつくなってきた」
「訪問系の仕事に興味がある」
「ケアマネジャーとして働きたい」
という人にとって、処遇改善の対象サービスが広がることは、今後のキャリアを考える材料になります。
もちろん、転職先を決める際には給与だけを見るべきではありません。
勤務時間、夜勤回数、休日、残業、人間関係、仕事内容、教育体制なども重要です。
しかし、
「給与を上げたい」
「今より条件の良い職場で働きたい」
という方にとって、今回の制度変更はチェックしておきたい情報です。
2026年度の「3段階」の賃上げを分かりやすく整理
今回の賃上げを理解するために、できるだけ簡単に整理してみましょう。
イメージとしては、「まず幅広い介護従事者の待遇を底上げする」
そのうえで、「生産性向上や協働化に取り組む事業者の介護職員には、さらに上乗せする」という考え方です。
厚生労働省の資料では、幅広い介護従事者への月1万円の賃上げ措置に加え、生産性向上や協働化に取り組む事業者の介護職員には月0.7万円の上乗せ措置が示されています。
さらに定期昇給0.2万円を含め、介護職員について最大月1.9万円の賃上げとなる仕組みです。
つまり、「すべての介護職が同じ金額を受け取る」という単純な仕組みではありません。
ここが今回の改定を理解するうえで最も重要なポイントの一つです。
なぜ「生産性向上」が給料に関係するの?
今回の改定では「生産性向上」や「協働化」という言葉が出てきます。
介護職の方からすると、「生産性って何?」と思うかもしれません。
介護の仕事は、工場のように「1時間で何個作った」という仕事ではありません。
利用者一人ひとりに合わせたケアが必要です。
しかし、介護現場には、
・記録業務
・申し送り
・情報共有
・シフト作成
・書類作成
・見守り
・業務間の連携
など、さまざまな業務があります。
こうした業務をICTや介護ロボットなどを活用して効率化できれば、職員の負担を減らし、本来必要なケアに時間を使える可能性があります。
例えば、タブレットで記録できるようになれば、紙の記録を何度も転記する手間を減らせます。
インカムを活用すれば、職員同士の情報共有がスムーズになることもあります。
見守り機器を導入すれば、夜勤職員の負担軽減につながる場合もあります。
こうした取り組みを進めている事業所に対して、今回の改定では上乗せの仕組みが設けられています。
「給料を上げる」だけではなく「働きやすくする」ことも重要
介護職の待遇改善というと、どうしても、「月給がいくら上がるか」に注目しがちです。
もちろん給料は非常に重要です。
しかし、介護職が長く働くためには、給料だけでは足りません。
例えば、
・残業が少ない
・希望休が取りやすい
・夜勤回数が適切
・有給休暇を取得しやすい
・人間関係が良い
・職員配置に余裕がある
・研修が充実している
・記録業務が効率化されている
・管理職が現場を理解している
といった要素も非常に大切です。
その意味では、今回「生産性向上」や「職場環境改善」などが重視されていることにも注目したいところです。
では、今の職場で本当に給料は上がる?
ここが、介護職の方にとって一番気になる部分でしょう。
結論から言えば、「今回の改定があるから、自動的に全員の給料が同じだけ上がるわけではありません」
事業所がどの加算を取得しているのか、どのように賃金改善を行うのかによって、実際の給与への反映方法は変わります。
厚生労働省も2026年度の処遇改善加算について、事業所向けの計画書や実績報告書、Q&Aなどを公表しています。
そのため、もし現在の職場で、「処遇改善加算があるはずなのに、給料があまり変わらない」と感じているなら、まずは給与明細や就業規則、雇用条件通知書などを確認してみましょう。
そして、「処遇改善分はどのように支給されていますか?」と勤務先に確認することも大切です。
転職するなら「基本給」だけを見てはいけない
2026年度の介護報酬改定をきっかけに、転職を考える人も増えるかもしれません。
ただし、求人票を見るときには「月給」だけで判断しないようにしましょう。
例えば、
A施設:月給25万円
B施設:月給27万円
だったとします。
一見するとB施設のほうが良さそうです。
しかし、詳しく見ると、
A施設:基本給22万円+手当3万円
B施設:基本給19万円+各種手当8万円
だった場合、見方が変わります。
さらに、
・賞与は何ヶ月分なのか
・夜勤手当はいくらなのか
・資格手当はいくらなのか
・処遇改善手当はいくらなのか
・固定残業代が含まれていないか
・昇給はあるのか
・年間休日は何日なのか
・夜勤は月何回なのか
まで確認する必要があります。
「月給27万円」という数字だけを見て応募すると、入社後に、「思っていた条件と違った」となる可能性があります。
「処遇改善加算あり」だけで判断するのも危険
求人票に、「処遇改善加算あり」と書かれている求人を見かけることがあります。
もちろん、これは一つの判断材料になります。
しかし、「処遇改善加算あり=給料が高い」とは限りません。
大切なのは、「実際にいくらもらえるのか」です。
例えば、「処遇改善手当 月1万円」なのか、「処遇改善加算を含む月給25万円」なのか、「処遇改善加算を賞与として支給」なのかによって、給与の受け取り方は大きく変わります。
だからこそ、転職活動では、「処遇改善加算は給与にどのように反映されていますか?」と確認することが重要です。
2026年の転職でチェックしたい求人票のポイント
介護職が2026年に転職するなら、次の項目を確認しましょう。
1.月給
まずは月給です。
ただし、月給だけで判断してはいけません。
基本給と手当の内訳まで確認しましょう。
2.基本給
基本給は賞与や昇給などにも影響することがあります。
そのため、同じ月給でも基本給がいくらなのかは重要です。
3.処遇改善加算
「処遇改善加算あり」だけでなく、「どのように給与へ反映されるのか」まで確認しましょう。
4.夜勤手当
夜勤がある求人の場合、夜勤手当は必ず確認しましょう。
例えば、「夜勤手当1回5,000円」と、「夜勤手当1回10,000円」では、月4回夜勤をした場合だけでも月2万円の差になります。
年間では24万円の差です。
5.賞与
賞与については、「年2回」だけでは不十分です。
「前年度実績○ヶ月」など、具体的な情報があるか確認しましょう。
6.年間休日
年間休日も重要です。
月給だけ高くても、休日が少なく、毎月の残業が多ければ、長く働くのは大変です。
7.残業
「残業ほぼなし」
「月平均○時間」
などの情報があれば確認しましょう。
8.昇給
今回の処遇改善だけでなく、将来的な昇給も重要です。
「入社時の給料」だけではなく、「3年後、5年後にどれくらい給与が上がる可能性があるのか」という視点も持ちましょう。
2026年は「今の職場と他の職場を比較する」チャンス
今回の改定をきっかけに、すぐ退職する必要はありません。
むしろおすすめしたいのは、「今の職場と他の職場を比較してみる」ことです。
例えば、現在の職場が、月給24万円・夜勤月5回・年間休日105日・残業月15時間だったとします。
一方、別の施設に、月給26万円・夜勤月4回・年間休日115日・残業月5時間の求人があったとします。
単純に月給だけで比較すると、「2万円しか違わない」と思うかもしれません。
しかし、年間で考えると24万円の差があります。
さらに夜勤回数が少なく、休日が10日多く、残業も少ない。
このように比較すると、転職する価値が見えてくるかもしれません。
逆に、「今の職場のほうが条件が良かった」と分かるケースもあります。
それなら、無理に転職する必要はありません。
転職活動は、「必ず転職しなければいけない」ものではありません。
自分の市場価値や現在の待遇を知るために使ってもいいのです。
➔【リニューケアに相談する】
2026年の転職で「給与アップ」だけを目標にしない
介護職が転職するとき、「給料を上げたい」という希望は当然です。
しかし、それだけで転職先を決めると失敗する可能性があります。
例えば、月給が3万円高くなったとしても、
・夜勤が月8回
・年間休日100日以下
・残業が多い
・人間関係が悪い
・有給が取りにくい
という職場だったらどうでしょうか。
短期的には給料が増えても、長く働くことは難しいかもしれません。
だからこそ、「給料+働きやすさ」で考えることが重要です。
介護職の転職では「働き方」を明確にする
転職活動を始める前に、「自分は何を変えたいのか」を考えてみてください。
例えば、「給料を上げたい」だけではなく、
「夜勤を減らしたい」
「土日休みが欲しい」
「残業を減らしたい」
「人間関係が良い施設で働きたい」
「自宅から近い職場がいい」
「資格を活かしたい」
「キャリアアップしたい」
など、さまざまな希望があるはずです。
これを整理しておくと、求人選びが非常に楽になります。
「今の職場が嫌だから」だけで転職しなくてもいい
転職というと、「今の職場が嫌になったからするもの」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、転職にはもっと前向きな使い方があります。
それは、「自分に合う職場を探す」ということです。
例えば、
「夜勤はできるけど月4回まで」
「給料は月25万円以上欲しい」
「年間休日110日以上がいい」
「残業は月10時間以内がいい」
など、自分の希望条件を明確にします。
その条件に合う求人を探していけばいいのです。
➔【リニューケアに相談する】
介護報酬改定を「転職のきっかけ」にしてみる
2026年度の介護報酬改定は、介護業界で働く人にとって大きな変化です。
特に、
「処遇改善」
「賃上げ」
「職場環境」
が重要なテーマになっています。
だからこそ、今の自分の給与や働き方を一度見直してみる良いタイミングでもあります。
「最近、給料が上がっていない」
「仕事量ばかり増えている」
「夜勤が多い」
「休日が少ない」
「処遇改善がどうなっているのか分からない」
「もっと条件の良い施設があるのでは?」
と思っているなら、一度求人を見てみましょう。
求人を見るだけなら、転職を決める必要はありません。
むしろ、「今の自分ならどんな求人に応募できるのか」を知っておくことが大切です。
2026年は「自分の給料を見直す年」にしよう
介護職は、人手不足が続いている業界です。
だからこそ、経験や資格を持っている人にとっては、働く場所を選ぶことも重要になっています。
同じ介護福祉士でも、
・施設によって給料が違う
・夜勤手当が違う
・賞与が違う
・年間休日が違う
・残業時間が違う
・福利厚生が違う
・人員配置が違う
・教育体制が違う
ということは珍しくありません。
つまり、「介護職だから給料はどこでも同じ」ではありません。
今の職場で長く働くことも一つの選択肢ですが、「他の職場だったら、もっと自分に合った働き方ができるかもしれない」と考えてみることも大切です。
転職するときは「求人票に書いていない情報」も確認しよう
転職で失敗しないためには、求人票だけでは分からない情報を確認することが大切です。
例えば、
「職員の年齢層は?」
「離職率は?」
「夜勤は月何回?」
「夜勤の人数は?」
「希望休は何日まで出せる?」
「残業は本当に少ない?」
「処遇改善手当は毎月いくら?」
「賞与の実績は?」
「入社後の教育は?」
「未経験者へのフォローは?」
などです。
求人票にはすべての情報が書かれているわけではありません。
そのため、気になる求人があれば、応募前に確認することをおすすめします。
➔【リニューケアに相談する】
リニューケアなら「条件を整理してから」求人を探せます
「転職したいけど、どんな職場が自分に合うのか分からない」という方もいるでしょう。
そんな方は、最初から求人を一人で探し続ける必要はありません。
リニューケアでは、介護職の転職をサポートしています。
例えば、
「夜勤を減らしたい」
「今より給料を上げたい」
「年間休日が多い施設がいい」
「人間関係が良い職場を探したい」
「自宅から通いやすいところがいい」
「正社員になりたい」
「パートとして無理なく働きたい」
など、希望する働き方を整理したうえで求人を探すことができます。
転職で大切なのは、「求人をたくさん見ること」ではありません。
「自分に合う求人を見つけること」です。
➔【リニューケアに相談する】
2026年度介護報酬改定で「転職を考えるべき人」
今回の改定をきっかけに、特に一度転職を検討してみてもいいのは次のような人です。
今の給料に不満がある
同じ資格、同じ経験年数でも、職場によって給与は変わります。
まずは他の求人と比較してみましょう。
処遇改善について説明を受けたことがない
自分の職場がどのような処遇改善を行っているのか分からない場合は、一度確認してみましょう。
夜勤が多すぎる
夜勤回数が多く、身体的に負担になっているなら、夜勤回数の少ない施設を探すという方法もあります。
残業が多い
「介護職だから残業が多いのは仕方ない」と諦める必要はありません。
残業が少ない施設もあります。
休日が少ない
年間休日を比較してみると、職場によって違いがあることが分かります。
人間関係に悩んでいる
給料だけでなく、職場の雰囲気も転職理由になります。
キャリアアップしたい
介護福祉士、ケアマネジャー、サービス提供責任者、管理職など、将来的なキャリアを考えた転職もあります。
➔【リニューケアに相談する】
逆に「今すぐ転職しなくてもいい人」
もちろん、すべての介護職が転職すべきというわけではありません。
例えば、
・給与に満足している
・休みが取りやすい
・残業が少ない
・職場の人間関係が良い
・希望する働き方ができている
・キャリアアップの道がある
という方であれば、現在の職場で働き続けるのも良い選択です。
大切なのは、「転職すること」ではありません。
「自分にとって良い働き方を選ぶこと」です。
2026年度介護報酬改定まとめ
ここまでの内容を簡単に整理しましょう。
2026年度の介護報酬改定は、通常の3年ごとの改定を待たずに行われる臨時的な改定です。
改定率は全体で+2.03%。
その内訳として、
・介護分野の職員の処遇改善:+1.95%
・食費の基準費用額の引き上げ:+0.09%
となっています。
処遇改善については、幅広い介護従事者を対象に月1万円の賃上げ措置が行われるほか、生産性向上や協働化に取り組む事業者の介護職員には月0.7万円の上乗せ措置が示されています。
さらに定期昇給0.2万円を含めることで、介護職員について最大月1.9万円、6.3%の賃上げとなる措置です。
また、これまで処遇改善加算の対象外だった訪問看護、訪問リハビリテーション、居宅介護支援などにも新たな処遇改善加算が設けられました。
そして、2026年8月からは介護保険施設等の食費の基準費用額が、1日1,445円から1,545円へ100円引き上げられました。
低所得者については、負担限度額を据え置く区分が設けられるなど、利用者負担への配慮も行われています。
このように、2026年度の改定は介護業界で働く人にとっても、利用者にとっても無関係ではありません。
介護職にとって大切なのは「改定されたこと」より「自分の給与がどう変わるか」
介護報酬改定のニュースを見ると、「+2.03%」「月1.9万円」といった数字が目に入ります。
しかし、介護職として本当に確認したいのは、「自分の給与はいくら変わるのか」ということです。
そして、その答えは勤務している事業所によって異なります。
だからこそ、まずは自分の給与明細を確認してください。
そして、
・基本給はいくらか
・処遇改善手当はいくらか
・夜勤手当はいくらか
・資格手当はいくらか
・賞与はいくらか
・昇給はあるか
を整理してみましょう。
そのうえで、現在の求人市場と比較してみることをおすすめします。
「今の職場しか知らない」はもったいない
介護職の方と話をしていると、「介護業界はどこもこんな感じだと思っていた」という声を聞くことがあります。
しかし、実際には施設によって条件はかなり違います。
例えば、「夜勤月5回が普通」と思っていた人が、夜勤月3回程度の施設を見つけることもあります。
「介護職は年間休日105日くらい」と思っていた人が、年間休日110日以上の求人を見つけることもあります。
「月給25万円くらいが限界」と思っていた人が、経験や資格を評価してもらえる求人を見つけることもあります。
もちろん、すべての人が必ず条件アップできるわけではありません。
しかし、「今の職場が自分にとって本当にベストなのか」を知るために、他の求人を見ることには大きな意味があります。
➔【リニューケアに相談する】
転職は「辞めると決めてから」始める必要はない
転職活動というと、
「退職を決める」
↓
「求人を探す」
↓
「応募する」
という流れをイメージする人が多いかもしれません。
しかし、実際にはもっと気軽に始めてもいいものです。
「どんな求人があるのか見てみる」
「自分の経験ならどれくらいの給与になるか知る」
「今より条件の良い施設があるか調べる」
というところから始めても問題ありません。
むしろ、今の職場に不満がある状態で焦って退職してしまうほうが危険です。
在職中に求人を比較しておけば、落ち着いて転職先を選ぶことができます。
介護報酬改定を「自分の働き方を見直すきっかけ」に
2026年度の介護報酬改定は、介護業界にとって大きな変化です。
処遇改善の拡充によって、介護従事者の賃上げを後押しする仕組みが設けられています。
一方で、「改定されたから自分の給料が必ず1.9万円上がる」わけではありません。
勤務先によって実際の給与への反映方法は異なります。
だからこそ、介護職一人ひとりが、「自分の職場はどうなっているのか」を確認することが大切です。
そして、「もっと条件の良い職場で働きたい」と思ったのであれば、転職を検討してみてもいいでしょう。
介護職は、資格や経験を活かしてさまざまな職場を選べる仕事です。
特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、有料老人ホーム、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅、デイサービス、訪問介護など、働く場所によって仕事内容も待遇も大きく変わります。
「介護職だから、どこで働いても同じ」ではありません。
あなたの経験や資格を評価してくれる職場は、今の職場以外にもあるかもしれません。
➔【リニューケアに相談する】
まとめ:2026年は、介護職が「自分の待遇」を見直すタイミング
2026年度の介護報酬改定は、介護職の待遇改善を大きな柱の一つとしています。
今回の改定によって、幅広い介護従事者への賃上げ措置が行われ、生産性向上や協働化に取り組む事業者の介護職員には上乗せ措置も設けられています。
介護職員については、定期昇給を含めて最大月1.9万円相当の賃上げとなる措置が示されています。
ただし、これはすべての介護職員が一律に月1.9万円昇給するという意味ではありません。
実際にいくら給与が増えるのかは、勤務先の加算取得状況や賃金改善の方法などによって変わります。
だからこそ、「国が賃上げしてくれるから待つ」だけではなく、「自分の職場はどうなのか」「他の施設ではどんな条件なのか」を確認してみることが大切です。
もし今、
「給料がなかなか上がらない」
「もっと待遇を良くしたい」
「夜勤を減らしたい」
「年間休日を増やしたい」
「残業の少ない職場で働きたい」
「今より自分の経験を評価してくれる施設に行きたい」
と感じているなら、転職を考えるには良いタイミングかもしれません。
ただ、いきなり退職する必要はありません。
まずは求人を見て、自分の経験や資格でどんな職場を選べるのかを知ることから始めてみましょう。
「今より良い求人があるなら転職したい」
「条件が合わなければ今の職場を続けたい」
という考え方でも大丈夫です。
転職で一番大切なのは、焦って決めることではありません。
自分に合った職場を比較して、納得したうえで選ぶことです。
リニューケアでは、介護職の転職を考えている方に向けて、さまざまな求人をご紹介しています。
給与だけではなく、
「夜勤回数」
「休日」
「残業」
「勤務地」
「働き方」
「施設の特徴」
などを含めて、自分に合った求人を探すことが大切です。
「今の職場より条件の良いところがあるか知りたい」
「転職したほうがいいのか迷っている」
「自分の経験ならどれくらいの給与を狙えるのか知りたい」
という段階でも構いません。
転職を決める前に、まずは情報収集から始めてみてください。
2026年の介護報酬改定を、自分の働き方や待遇を見直すきっかけにしてみましょう。
今まで当たり前だと思っていた働き方が、実は「変えられるもの」かもしれません。
あなたの資格や経験を、今よりもっと評価してくれる職場が見つかる可能性もあります。
「転職するかどうか」を決めるのは、その後でも遅くありません。
まずは、自分に合う求人があるか探してみる。
それが、より良い働き方を見つけるための第一歩です。
➔【リニューケアに相談する】
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