2026/08/31
【2027年】医療従事者の賃上げはどうなる?看護助手・看護師・医療事務の対象者をわかりやすく解説
「2027年から医療従事者の給料が上がるって聞いたけど、本当?」
「看護助手も賃上げの対象になるの?」
「今の病院より、転職したほうが給料が上がるのかな?」
医療機関で働いている方や、これから看護助手・看護師・医療事務などへの転職を考えている方の中には、このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
医療・介護業界では、人材不足や物価上昇などを背景に、職員の処遇改善が大きなテーマになっています。
特に注目したいのが「ベースアップ評価料」です。
2026年度から始まった新しい仕組みでは、これまでよりも幅広い職員が賃上げの対象となるよう制度が見直されました。
そして、2027年度、つまり令和9年度についても、継続して賃上げを進める仕組みが設けられています。
厚生労働省の資料によると、2027年度は一般の対象職員についてさらに3.2%、看護補助者・事務職員についてはさらに5.7%の賃上げを目指すこととされています。
ここで特に注目したいのが、看護助手です。
看護助手は、医師や看護師のような国家資格を持つ専門職ではありません。
しかし、患者さんの身の回りの介助、移動介助、食事介助、入浴介助、環境整備、ベッドメイキングなど、医療現場を支える重要な存在です。
今回の制度では、看護補助者も賃上げを重点的に進める職種として位置付けられています。
「資格がないから給料は上がりにくい」と考えている方にとっては、今後の働き方を考えるうえで非常に重要なポイントです。
この記事では、2027年度の医療従事者の賃上げについて、
・誰が対象になるのか
・看護助手は対象なのか
・看護師は対象なのか
・医療事務は対象なのか
・薬剤師はどうなるのか
・医師や歯科医師はどうなるのか
・経営者や役員は対象なのか
・「5.7%賃上げ」は全員の給料が5.7%上がるという意味なのか
・転職するときに何を確認すればいいのか
・今の職場に残るべきか、転職すべきか
まで、できるだけ分かりやすく解説します。
「給料を少しでも上げたい」
「今より条件の良い医療機関で働きたい」
「看護助手として長く働ける職場を見つけたい」
という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
2027年の医療従事者の賃上げはどうなる?
まず結論から説明します。
2027年度の医療従事者の賃上げでは、幅広い医療機関の職員を対象として、継続的な賃上げを目指す仕組みが用意されています。
2026年度の診療報酬改定では、ベースアップ評価料の対象となる職員が大きく拡大されました。
厚生労働省の資料では、2026年度は一般の対象職員について3.2%、看護補助者・事務職員について5.7%の賃上げを目標とし、2027年度もさらに同じ水準の賃上げを目指す仕組みとなっています。
つまり、2026年度だけで終わる一時的な賃上げではなく、2027年度も引き続き処遇改善を進めていくことがポイントです。
特に看護助手などの看護補助者、医療事務などの事務職員については、一般の対象職員より高い賃上げ目標が設定されています。
これは、医療現場を支える職員の人材確保や処遇改善を進めることが目的です。
そもそも「ベースアップ評価料」とは?
「ベースアップ評価料」という言葉を初めて聞いた方もいるでしょう。
簡単に説明すると、医療機関などが職員の賃上げを行いやすくするために、診療報酬の仕組みを活用して賃上げのための財源を確保する制度です。
医療機関が一定の要件を満たして届出を行い、ベースアップ評価料を算定することで、職員の賃金改善に活用するための収入を得る仕組みになっています。
厚生労働省も、ベースアップ評価料について「人材確保」と「確実な賃上げ」を目的として、対象職員を拡大したと説明しています。
ここで注意したいのは、「ベースアップ評価料=国から職員一人ひとりに直接お金が振り込まれる」という制度ではないことです。
あくまで医療機関などが診療報酬として受け取る仕組みを通して、職員の賃金改善につなげる制度です。
そのため、求人を見るときには、「ベースアップ評価料の対象だから、この求人なら必ず月給が○万円上がる」と単純に考えないことが大切です。
実際の給与への反映方法や時期などは、勤務する医療機関によって確認する必要があります。
2027年の賃上げ対象者は誰?
では、一番気になる「誰が対象なのか」を見ていきましょう。
2026年度の制度改正では、ベースアップ評価料の対象職員が大きく広がりました。
厚生労働省の資料では、改定後の対象職員について、「当該保険医療機関に勤務する職員」を基本とし、40歳以上の医師・歯科医師・薬局薬剤師、業務委託により勤務する者、経営者・法人役員などを除く形になっています。
具体的には、これまで対象となっていた看護師や看護補助者などに加えて、事務職員、40歳未満の医師・歯科医師・薬局薬剤師なども対象に含まれるようになりました。
つまり、以前よりも「医療現場で働く幅広い職員」が対象になる制度へ変わったと考えると分かりやすいでしょう。
看護助手・看護補助者は2027年の賃上げ対象?
ここは、看護助手として働いている方、これから看護助手に転職したい方にとって非常に重要です。
結論として、看護補助者は対象となる職種です。
厚生労働省の資料でも、対象職員の例として「看護補助者」が明記されています。
さらに注目したいのが、賃上げ目標です。
2026年度は、一般の対象職員について3.2%、看護補助者・事務職員について5.7%。
2027年度についても、さらに3.2%、看護補助者・事務職員についてさらに5.7%の賃上げを目指す仕組みです。
「看護師と比べて看護助手は給料が低い」
「資格がないから昇給しにくい」
というイメージを持っている方もいるかもしれません。
もちろん、看護師と看護助手では仕事内容や資格、給与水準が異なるため、同じ給料になるわけではありません。
しかし、看護助手も医療現場に欠かせない職種であり、処遇改善の対象として明確に位置付けられていることは知っておくべきでしょう。
看護助手の仕事内容は幅広い
看護助手は、単純に「看護師の手伝いをする仕事」ではありません。
勤務先によって違いはありますが、
・患者さんの移動介助
・食事介助
・入浴介助
・排泄介助
・清潔ケアの補助
・ベッドメイキング
・病室の環境整備
・物品の補充
・検査やリハビリへの移送
・患者さんの身の回りのサポート
など、さまざまな業務を担当します。
病院によっては、患者さんと最も近い距離で接する職員の一人になることもあります。
だからこそ、看護助手の人材確保は医療機関にとって重要です。
今後、賃金面の改善が進めば、看護助手として働くことを検討する人にとっても選択肢が広がる可能性があります。
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看護師も2027年の賃上げ対象?
看護師も対象となります。
看護師は、もともとベースアップ評価料の対象職種として位置付けられてきました。
2026年度の制度変更では対象職員そのものが拡大されましたが、看護師についても引き続き賃上げの対象となっています。
看護師の仕事は、医療現場において非常に大きな責任を伴います。
患者さんの状態観察、バイタルチェック、服薬管理、処置、療養上の世話、医師の診療補助など、専門性の高い業務を担います。
そのため、人材不足を解消するためにも、待遇改善は重要な課題です。
ただし、「看護師だから2027年に必ず給料が5.7%上がる」という意味ではありません。
5.7%という数字は、看護補助者・事務職員に設定された賃上げ目標であり、看護師など一般の対象職員には3.2%という目標が設定されています。
また、制度上の「賃上げ目標」と個人の給与がそのまま同じ割合で上がることは別問題です。
ここは非常に重要なので、求人を探す際にも注意してください。
医療事務・受付スタッフも対象?
今回の制度変更で、特に大きなポイントの一つが「事務職員」の対象拡大です。
これまでのベースアップ評価料では、専ら事務作業を行う事務職員などは対象外とされていました。
しかし、2026年度の制度改定では、事務職員も対象に含まれるようになりました。
つまり、
・医療事務
・受付
・会計
・病院の事務スタッフ
など、医療機関を裏側から支える職員についても、処遇改善の対象になり得ます。
医療事務への転職を考えている方にとっても、今回の制度変更はチェックしておきたいポイントです。
40歳未満の勤務医師・勤務歯科医師も対象
今回の改定では、40歳未満の勤務医師・勤務歯科医師も対象に追加されています。
厚生労働省の資料では、対象職員に「40歳未満の医師・歯科医師・薬局薬剤師」が追加されたことが示されています。
一方で、40歳以上の医師・歯科医師については基本的に対象から除外されています。
これは「医療従事者なら全員が同じ条件で対象」という制度ではないことを意味します。
年齢や職種、勤務先などによって扱いが異なるため、自分がどの区分になるのかを確認することが大切です。
薬剤師も対象になる?
薬剤師についても注意が必要です。
今回の制度改定では、保険薬局も対象となる施設に追加され、40歳未満の薬局薬剤師も対象職員に含まれるようになりました。
また、調剤報酬においては、薬局の薬剤師や事務職員などの賃上げを目的とした「調剤ベースアップ評価料」も新設されています。
これまでの制度と比較すると、医療機関だけでなく、薬局を含めた幅広い現場で職員の処遇改善を進める方向になっています。
経営者・役員は対象外
一方で、誰でも対象になるわけではありません。
厚生労働省の資料では、経営者や法人役員などは対象職員から除かれています。
また、業務委託によって勤務する人も対象から除外されています。
このため、「医療機関で働いている」というだけで自動的に対象になるわけではありません。
自分の雇用形態や勤務先がどの制度の対象となっているのかを確認することが重要です。
「5.7%賃上げ」とは、給料が必ず5.7%上がるという意味?
ここは絶対に勘違いしてはいけないポイントです。
厚生労働省の資料には、「令和9年度にさらに3.2%(看護補助者・事務職員は5.7%)の賃上げを目指す」とあります。
しかし、これは、「全国の看護助手全員の基本給が2027年に5.7%必ず上がる」という意味ではありません。
あくまでも制度上の賃上げ目標です。
たとえば月給25万円の看護助手がいたとしましょう。
単純計算で5.7%なら、25万円×5.7%=14,250円となります。
しかし、実際に本人の給与が14,250円上がるとは限りません。
なぜなら、ベースアップ評価料は医療機関などが一定のルールに基づいて算定し、その収入を賃金改善につなげる制度だからです。
また、基本給、手当、賞与などのどの部分に反映されるのかによって、働く人が感じる「給料が上がった」という実感も変わります。
そのため、「5.7%という数字だけを見る」のではなく、「実際に月給はいくらになるのか」を見ることが重要です。
「ベースアップ」と「昇給」は違う?
似たような言葉ですが、意味を整理しておきましょう。
ベースアップとは、基本的な賃金水準そのものを引き上げることを指します。
一方、昇給は、勤続年数や評価などに応じて給与が上がることを指す場合があります。
たとえば、
基本給22万円
↓
ベースアップ
↓
基本給23万円
となれば、毎月の給与水準そのものが上がります。
一方で、
「資格を取得したら資格手当がつく」
「勤続年数に応じて昇給する」
といった仕組みは、ベースアップとは別の給与制度です。
転職するときは、「昇給あり」と書いてあるだけで安心せず、
・基本給はいくらか
・昇給額はいくらか
・昇給時期はいつか
・資格手当はいくらか
・夜勤手当はいくらか
・処遇改善関連の手当はあるか
まで確認することをおすすめします。
2027年の賃上げで看護助手の給料はどう変わる?
ここまで読んで、「じゃあ看護助手の給料はかなり上がるの?」と気になる方もいるでしょう。
今後、賃上げが進めば、看護助手の待遇改善につながる可能性があります。
特に注目したいのは、看護補助者について一般の対象職員より高い5.7%という賃上げ目標が設定されていることです。
これは、看護補助者や事務職員の人材確保・処遇改善を強く意識した制度設計だと考えられます。
ただし、ここで注意したいのが、「制度がある=すべての病院で同じように給料が上がる」わけではないという点です。
医療機関ごとに、
・ベースアップ評価料を届け出ているか
・どの評価料を算定しているか
・賃金改善をどのように行っているか
・給与規定がどうなっているか
などが異なります。
だからこそ、転職を考えている方は「国の制度」だけを見るのではなく、「実際の求人条件」を見ることが大切です。
➔【リニューケアに相談する】
転職するときは「ベースアップ評価料あり」だけで決めない
ここからが、転職を考えている方にとって非常に重要な話です。
「ベースアップ評価料の対象だから、この病院に応募しよう」とすぐに決める必要はありません。
なぜなら、転職では給与以外にも重要な条件がたくさんあるからです。
例えば、
・基本給
・月給
・賞与
・昇給
・夜勤回数
・夜勤手当
・年間休日
・残業時間
・希望休
・有給休暇の取りやすさ
・退職金
・資格取得支援
・託児所
・住宅手当
・通勤手当
・人間関係
・教育体制
などです。
月給が高くても、夜勤回数が多ければ体力的な負担が大きくなります。
逆に、月給が少し低くても、
「残業がほとんどない」
「年間休日が120日以上ある」
「希望休が取りやすい」
「賞与が安定している」
など、働きやすさを含めると満足度が高いケースもあります。
転職では「目先の月給」だけでなく、年間を通してどれだけの収入になるのか、どんな働き方になるのかまで考えましょう。
今の職場が賃上げ対象か確認してみよう
「自分の病院も対象なのかな?」と思ったら、まず勤務先に確認してみるのも一つの方法です。
確認するときは、
「ベースアップ評価料の届出をしていますか?」
「看護補助者の賃金改善はどのように行われていますか?」
「2027年度の賃金改善について予定されていますか?」
などと聞いてみるとよいでしょう。
ただし、職場によっては制度について詳しく説明されていない場合もあります。
その場合は、就業規則や給与規定、給与明細なども確認してみましょう。
転職を考えるなら「賃上げ前」もチェックする価値がある
2027年の賃上げを待ってから転職を考える方もいるかもしれません。
しかし、必ずしも「2027年まで待つ」必要はありません。
なぜなら、転職市場では現在も医療・介護職の人材確保が大きな課題になっているからです。
人手不足の医療機関では、採用競争のために給与や手当、休日などの条件を改善しているケースもあります。
そのため、「今より条件が良い職場があるか」を先に調べておくことには意味があります。
例えば現在の月給が22万円だったとして、転職先の月給が24万円だったとしましょう。
単純に月2万円違えば、年間では24万円の差になります。
さらに賞与や夜勤手当、資格手当なども違えば、年間収入の差はさらに大きくなる可能性があります。
だからこそ、「2027年に給料が上がるかもしれないから、今の職場に残る」と決めつけるのではなく、「今の職場」と「転職先」を比較してから判断することが大切です。
看護助手から転職するなら、どんな職場がある?
看護助手として働いている方は、転職先として病院だけを考える必要はありません。
これまで身につけた介助経験を活かして、
・病院
・クリニック
・介護老人保健施設
・特別養護老人ホーム
・有料老人ホーム
・サービス付き高齢者向け住宅
・デイサービス
・グループホーム
・訪問介護
などに転職することもできます。
特に、病院で身につけた身体介助や患者さんとのコミュニケーション経験は、介護施設でも活かしやすいスキルです。
「看護助手から介護職に転職したら、給料が下がるのでは?」と心配する方もいるかもしれません。
しかし、施設によって給与体系は大きく異なります。
夜勤手当が高い施設、資格手当が充実している施設、賞与が多い施設、処遇改善に積極的な施設などもあります。
そのため、「病院だから高い」「介護施設だから低い」と決めつけず、求人を比較することが重要です。
看護助手から介護職への転職も選択肢
看護助手として働いている方の中には、
「今の病院は忙しすぎる」
「もっと利用者さんとゆっくり関わりたい」
「夜勤が多くて体力的にきつい」
「給与を上げたい」
「資格を取得してキャリアアップしたい」
と考えている方もいるでしょう。
そうした場合は、介護職への転職も選択肢になります。
例えば介護職員初任者研修を取得すれば、介護の専門知識を身につけながら働くことができます。
さらに実務経験を積み、介護福祉士を目指す道もあります。
看護助手として働いてきた経験は、介護職への転職時にもアピールできるでしょう。
「資格がないから転職できない」は間違い
看護助手から介護職への転職を考えるとき、「介護の資格を持っていない」という理由で諦める必要はありません。
無資格・未経験から応募できる求人もあります。
もちろん、資格があれば応募できる求人の幅が広がったり、資格手当によって給与が上がったりする場合があります。
しかし、「資格を取ってから転職しよう」と考えているうちに、条件の良い求人を逃してしまうこともあります。
転職を考えているなら、
「無資格でも応募できる求人を探す」
「働きながら資格取得を目指す」
という方法もあります。
求人票でチェックしたい「給与」のポイント
転職するなら、求人票の「月給」だけを見てはいけません。
最低限、次の項目を確認しましょう。
1.基本給
基本給は非常に重要です。
月給25万円と書かれていても、基本給18万円+手当7万円なのか、基本給22万円+手当3万円なのかでは意味が変わります。
賞与が「基本給○ヶ月分」となっている場合、基本給が高いほうが賞与も高くなる可能性があります。
2.夜勤手当
夜勤がある求人なら、夜勤手当を確認しましょう。
「夜勤手当1回○円」と記載されている場合、月4回なら、1万円×4回=4万円です。
夜勤回数によって月収が大きく変わることもあります。
3.資格手当
介護福祉士などの資格手当があるか確認しましょう。
資格を取得した後に給与がどれくらい変わるのかも重要です。
4.賞与
「賞与あり」だけではなく、「年2回」「○ヶ月分」なども確認しましょう。
ただし、賞与は業績などによって変動する場合があるため、過去実績なのか、確約されている条件なのかも確認しておくと安心です。
5.昇給
昇給制度があるかも確認しましょう。
長く働くなら、入社時の給与だけでなく、5年後、10年後にどうなるかも重要です。
「月給が高い求人」と「本当に条件が良い求人」は違う
求人を比較するときによくある失敗が、「月給が一番高い求人に応募する」ことです。
もちろん給与は重要です。
しかし、月給だけで判断すると、
「思っていたより休みが少ない」
「夜勤が多い」
「残業が多い」
「賞与が少ない」
「基本給が低い」
といったことがあります。
例えばA施設が月給27万円、B施設が月給25万円だったとします。
A施設は夜勤月6回。
B施設は夜勤月3回。
さらにB施設は年間休日120日、A施設は年間休日105日。
この場合、単純に「A施設のほうが高給」とは言い切れません。
働き方まで含めて比較する必要があります。
転職活動で確認しておきたい質問
面接では、給与について質問しづらいと感じる方もいるでしょう。
しかし、働くうえで重要な条件です。
例えば、
「給与について、基本給と各種手当の内訳を教えていただけますか?」
「昇給はどのような基準で行われていますか?」
「賞与の過去実績を教えていただけますか?」
「夜勤は月に何回程度でしょうか?」
「ベースアップ評価料による賃金改善は実施されていますか?」
「今後の賃金改善について予定されていることはありますか?」
など、具体的に聞くことができます。
ただし、面接でいきなり給与の話だけをするのではなく、仕事内容や志望動機などをしっかり伝えたうえで、条件面を確認するのがおすすめです。
2027年の賃上げを「転職のきっかけ」にしてみよう
ここまで読んで、「自分の給料も上がる可能性があるなら、もう少し今の職場で頑張ろう」と思った方もいるかもしれません。
もちろん、それも一つの選択肢です。
しかし、もう一つ考えてほしいのが、「今の職場より条件の良い職場がないか探してみる」ということです。
転職活動は、必ず退職してから始める必要はありません。
在職中でも求人を見ることはできます。
むしろ、在職中に求人を比較しておくことで、
「今の職場の給与は市場と比べてどうなのか」
「夜勤手当は高いのか低いのか」
「年間休日は多いのか少ないのか」
「自分の経験ならどのくらいの条件を狙えるのか」
が分かります。
これだけでも、今後のキャリアを考える材料になります。
「転職するかどうか」より「求人を知ること」から始めよう
転職を考えている人の中には、「まだ辞めると決めたわけではない」という方も多いでしょう。
それで問題ありません。
転職活動=今すぐ退職することではありません。
まず求人を見る。
気になる職場を見つける。
今の給与と比較する。
自分の経験で応募できるか確認する。
必要なら話を聞いてみる。
そのうえで、
「今の職場に残る」
「転職する」
を決めればいいのです。
むしろ、何も調べないまま「今の職場しかない」と思い込んでしまうほうが危険です。
リニューケアなら介護・看護助手の求人を比較できます
「転職したいけど、求人を探す時間がない」
「どの求人が自分に合っているか分からない」
「給与について施設に直接聞きづらい」
「今より条件が良い職場があるのか知りたい」
そんな方は、求人サイト「リニューケア」を活用してください。
リニューケアでは、介護職を中心に、看護助手などの転職を考えている方に向けた求人情報を掲載しています。
転職では、求人票だけでは分からないこともたくさんあります。
例えば、
「実際の夜勤回数はどれくらい?」
「残業は本当に少ない?」
「希望休は取りやすい?」
「未経験でも大丈夫?」
「給与の内訳は?」
「自分の経験ならどのくらいの条件で働ける?」
などです。
こうした部分を一人で確認するのは意外と大変です。
だからこそ、転職を考えたら「まず相談してみる」という選択肢を持ってください。
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今すぐ転職するつもりがなくても登録しておいて損はない
「まだ退職するつもりはない」
「良い求人があれば転職したい」
「半年後くらいに転職したい」
という方もいるでしょう。
その場合でも、求人情報を見ておくことには意味があります。
転職はタイミングも重要です。
良い求人が出たときにすぐ動ける人と、そこから求人を探し始める人では、選択肢が変わることがあります。
特に、
・給与を上げたい
・年間休日を増やしたい
・夜勤を減らしたい
・日勤のみで働きたい
・残業を減らしたい
・人間関係の良い職場で働きたい
・正社員になりたい
・パートから正社員になりたい
という希望があるなら、早めに情報収集を始めておきましょう。
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2027年の医療従事者賃上げまとめ
2027年度の医療従事者の賃上げについて、最後にポイントをまとめます。
2026年度の診療報酬改定では、ベースアップ評価料の対象職員が大きく拡大されました。
対象には、これまで対象となっていた看護師や看護補助者などに加え、事務職員、40歳未満の医師・歯科医師・薬局薬剤師なども含まれるようになっています。
また、2027年度については、
一般の対象職員:さらに3.2%の賃上げを目指す
看護補助者・事務職員:さらに5.7%の賃上げを目指す
という目標が設定されています。
看護助手として働いている方にとって、これは今後の給与やキャリアを考えるうえで知っておきたい制度です。
ただし、ここで忘れてはいけないのは、「5.7%=自分の給料が必ず5.7%上がる」という意味ではないということです。
実際の給与への反映方法や金額は、勤務先の制度や賃金改善の状況によって異なります。
だからこそ、転職を考えるときは、「2027年に給料が上がるか」だけではなく、「今の職場と比べて、どちらの条件が良いか」を考えることが重要です。
給料を上げたいなら、まず「自分の市場価値」を知ろう
転職を考えるとき、多くの人が最初にやるのが求人検索です。
もちろん求人を見ることは大切です。
しかし、それと同じくらい大切なのが、「自分の経験なら、どのくらいの条件で転職できるのかを知ること」です。
例えば、
「看護助手として5年間勤務している」
「病院で身体介助を経験している」
「夜勤経験がある」
「介護福祉士を持っている」
「初任者研修を持っている」
「リーダー経験がある」
など、経験によって応募できる求人や条件が変わります。
自分では「普通の経験」と思っていても、採用する側から見れば貴重な経験かもしれません。
だからこそ、一人で「自分はこのくらいしかもらえない」と決めつけないことが大切です。
転職は「辞めるため」ではなく「働き方を選ぶため」にする
転職というと、「今の職場が嫌だから辞める」というイメージを持つ人もいます。
しかし、本来の転職はそれだけではありません。
「もっと給料を上げたい」
「家族との時間を増やしたい」
「夜勤を減らしたい」
「もっと患者さん・利用者さんと向き合いたい」
「資格を活かしたい」
「資格取得を支援してくれる職場で働きたい」
「長く働ける職場を見つけたい」
など、自分の理想の働き方に近づくための手段でもあります。
2027年の賃上げは、医療従事者の待遇について考える一つのきっかけになります。
「給料が上がるなら良かった」で終わらせるのではなく、「自分はこれからどんな職場で働きたいのか」を考えてみてください。
まとめ:2027年の賃上げをきっかけに、働き方を見直そう
2027年度の医療従事者の賃上げでは、幅広い職員の処遇改善が進められます。
特に看護助手・看護補助者については、2027年度も5.7%という高い賃上げ目標が設定されています。
また、事務職員や40歳未満の医師・歯科医師・薬局薬剤師などにも対象が拡大されています。
医療現場で働く人にとって、今後の給与改善は非常に重要なテーマです。
ただし、賃上げ制度があるからといって、すべての職員の給与が自動的に同じ割合で増えるわけではありません。
だからこそ、
「今の職場ではどのように反映されるのか」
「転職したら給与はどう変わるのか」
「年間休日はどうなのか」
「夜勤や残業はどのくらいなのか」
「賞与や昇給はどうなっているのか」
など、具体的な条件を比較することが大切です。
もし今、
「今の給料に不満がある」
「頑張っているのに評価されていない気がする」
「看護助手としてもっと条件の良い職場で働きたい」
「介護職への転職も考えている」
「転職したほうがいいのか迷っている」
という状態なら、まずは求人を見てみてください。
転職するかどうかを決めるのは、その後でも遅くありません。
今の職場しか知らなければ、今の給与が高いのか低いのかも判断できません。
反対に、いくつかの求人を比較すれば、「意外と今の職場の条件は悪くない」と分かることもあります。
それも転職活動の大切な成果です。
そして、「今より良い条件の求人がある」と分かったなら、そのときに初めて転職を具体的に考えればいいのです。
給料を上げたい。
もっと働きやすい職場を見つけたい。
これまでの経験を正当に評価してほしい。
そう思っているなら、2027年の賃上げをきっかけに、一度あなたの働き方を見直してみてはいかがでしょうか。
リニューケアでは、介護職・看護助手などの転職を考えている方に向けて、求人探しから転職までをサポートしています。
「すぐに転職したい」という方だけでなく、
「良い求人があれば転職したい」
「今より給料が上がる求人があるか知りたい」
「自分の経験で応募できる求人を知りたい」
という方も、まずは情報収集から始めてみてください。
あなたが今より納得できる条件で働ける職場を探すことは、決してわがままではありません。
これまで頑張ってきた経験を、次の職場で活かす。
そのための一歩として、まずは求人を比較することから始めてみましょう。
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