2026/03/26
【保存版】介護職の申し送り完全ガイド|伝わる例文&ミスを防ぐコツを徹底解説
「申し送りが苦手…」
「何をどこまで伝えればいいのか分からない」
「伝えたはずなのにミスが起きた…」
こういった悩みは、介護職として働く多くの人が一度は経験しています。
申し送りは単なる「情報共有」ではありません。
利用者様の安全を守る“命に関わる重要業務”です。
そして実は、申し送りの質が低い職場は、
・事故が多い
・人間関係が悪い
・離職率が高い
といった傾向があります。
逆に言えば、申し送りがしっかりしている職場は働きやすいということです。
この記事では、現場で即使えるレベルまで落とし込んだ「申し送りのコツ」を徹底解説します。
申し送りとは?改めて基本を理解しよう
介護職の申し送りとは、次の勤務者へ利用者様の状態や対応を引き継ぐことです。
具体的には以下のような内容を共有します。
- 体調の変化(発熱・痛み・バイタル異常)
- 食事・水分量
- 排泄状況
- 精神状態(不安・興奮・拒否など)
- 事故やヒヤリハット
- 家族・医療職からの連絡
- 今後の対応や注意点
つまり、申し送りが正しく行われないと、ケアの質が一気に落ちるリスクがあるのです。
申し送りで絶対に押さえるべき3つの基本
「事実」と「意見」を必ず分ける
これは最も重要なポイントです。
- NG:「風邪っぽいです」
- OK:「37.8℃の発熱あり。咳はなし」
「推測」は人によってズレます。
事実ベースで伝えることで、判断ミスを防げます。
5W1Hで簡潔に伝える
長すぎる申し送りは逆に伝わりません。
- いつ(When)
- 誰が(Who)
- 何を(What)
- どこで(Where)
- なぜ(Why)
- どのように(How)
このフレームを意識すると、誰でも分かりやすい申し送りができるようになります。
「結論→対応→依頼」の順で話す
おすすめの構成はこれです。
- 特変(問題)
- 実施した対応
- 次の勤務者への依頼
この順番にするだけで、驚くほど伝わりやすくなります。
【すぐ使える】申し送りテンプレート
現場でそのまま使える型を紹介します。
基本テンプレート:
「〇〇様、【いつ】に【何があったか】。
【どのような対応をしたか】。
現在は【状態】です。
【次の勤務者への依頼】をお願いします。」
具体例で理解する!申し送り例文集
体調変化・発熱
「A様、15時頃に頭痛の訴えあり。検温したところ37.8℃の発熱あり。クーリング実施し、現在は居室で安静にされています。夕食時の再検温と食事量の確認をお願いします。」
食事・水分不足
「B様、昼食は主食1/3、副菜ほぼ残食。水分摂取は50ml程度と少なめです。普段より食欲低下が見られるため、夕方にかけて体調変化に注意し、水分摂取の促しをお願いします。」
精神的不安・トラブル
「C様、午後のレク時に他利用者様とトラブルあり。その後怒りっぽい様子が続いていましたが、現在は居室で落ち着かれています。夕食時は静かな環境での対応をお願いします。」
排泄トラブル
「D様、16時頃に軟便中量1回あり。腹部膨満は見られません。夜間の便失禁の可能性があるため、パッドを厚めにし、巡視を増やして対応をお願いします。」
夜勤→日勤
「E様、深夜2時頃に徘徊あり。トイレ誘導後は入眠されています。朝方は眠気が強い様子のため、転倒に注意しながら見守りをお願いします。」
申し送りをスムーズにする5つのコツ
メモを“その場で”取る
申し送りが苦手な人の多くは、後でまとめようとして忘れるパターンです。
- ポケットメモ
- 付箋
- スマホ(施設ルール内)
とにかく「その場で書く」が鉄則です。
数値で伝えるクセをつける
- NG:「少ししか食べてない」
- OK:「食事量3割」
数値化するだけで、情報の精度が一気に上がります。
「全部伝える」はやめる
新人ほどやりがちですが、全部伝える必要はありません。
重要なのは「次の勤務者が困らない情報」です。
記録と申し送りを連動させる
- 申し送りだけ
- 記録だけ
これはNGです。
「話す」と「残す」をセットで行うことで、トラブルを防げます。
申し送り前に情報を整理する
いきなり話すと、
・話が長くなる
・抜け漏れが出る
申し送り前に30秒だけでいいので整理しましょう。
申し送りでよくあるNG例
NG① ダラダラ長い
→要点が分からず、聞く側が混乱
NG② 抽象的
→「元気ない」「様子がおかしい」はNG
NG③ 主観が強い
→「〇〇だと思います」は危険
NG④ 情報漏れ
→事故・発熱の伝え忘れは重大リスク
申し送りが上手い人の特徴
実は、申し送りが上手い人には共通点があります。
- 要点だけを話せる
- 数値で伝えられる
- 冷静に事実を整理できる
- 相手目線で考えられる
そして何より、「責任感」が強い人です。
申し送りがうまくいかない職場は要注意
もしあなたが今の職場で、
- 申し送りが適当
- 情報共有が雑
- ミスが多い
- 人間関係がギスギスしている
と感じているなら、それは環境の問題かもしれません。
申し送りは個人のスキルだけでなく、職場全体の質が大きく影響します。
転職を考えるべきタイミングとは?
以下に当てはまるなら、転職を検討する価値があります。
- 申し送りが機能していない
- 教育体制がない
- ミスの責任を押し付けられる
- 常に人手不足
こうした環境で働き続けると、あなた自身が消耗してしまいます。
まとめ|申し送り力=介護職の価値
申し送りはただの業務ではありません。
あなたの評価を左右する重要スキルです。
- 事実と意見を分ける
- 5W1Hで簡潔に
- 結論→対応→依頼
この3つを意識するだけで、申し送りの質は劇的に変わります。
そしてもし、「今の職場では成長できない」と感じているなら、環境を変えることも、立派な選択です。
最後に|あなたに合った職場で働くために
申し送りがしっかりしている職場は、
- 教育体制が整っている
- 人間関係が良い
- 働きやすい
という特徴があります。
「もっと安心して働きたい」
「ちゃんと評価される職場に行きたい」
そう思った方は、介護職専門の転職サービス「リニューケア」を活用してみてください。
あなたの経験や希望に合った職場を、プロが一緒に探してくれます。
今の悩みを我慢し続けるより、一歩踏み出すことで未来は変わります。
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